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INTERVIEW

Japanese

"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST vol.3"

2022年10月号掲載

"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST vol.3"

Interviewer:米沢 彰

"夢を持つアーティストや、音楽/歌が好きな人を対象に、音楽で活動したい人/チャレンジしたい人へスポットをあてて夢へのチャンスを提供"するオリジナル楽曲のコンテストとして実施された"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST vol.3"。300件を超える応募を集め、最終日まで盛り上がりを見せた当コンテストの受賞者が決定し、上位3組へのインタビューを実施した。

AYUKA(ゴールド賞)

受賞作品:「by my side」

-連続での"ゴールド 賞"受賞おめでとうございます。受賞を知ったときのお気持ちをまずはうかがえますでしょうか?

まずはとても嬉しかったのと、緊張がとけてホッとしました。YouTubeの再生回数では勝てていなかったし、投票数もラスト・スパートは見えなくなっていたので、終盤はすごく不安でした。ライヴ配信をしながら、応援してくれたみなさんと一緒に生配信を観ていて、決まった瞬間は飛び跳ねて喜びました!

-前回の賞金は何に使いましたか?

前回の賞金は、音楽活動で使用する機材に使わせていただきました。エフェクター・ボード一式や、ライヴで使用するマイクなどを買い揃えましたね。応援してくれたみなさんにご報告させていただきながら使わせていただきました。本当にありがとうございました。

-前回に引き続き今回も応募されたのは前回のコンテストで手応えがあったからでしょうか?

前回参加してみて、コンテスト期間中に私を知ってくださる方が少し増えたり、入賞できたおかげで、自分ではまだライヴができない規模のステージで歌う経験をさせていただけたりして、本当に参加して良かったと思うコンテストでした。今回も少しでも自分の名前や曲を知ってもらえる機会になればと思い、応募させていただきました。

-今回受賞した楽曲「by my side」は12ヶ月連続リリースの一環で制作された楽曲ですね。この曲を応募曲に選んだ理由をうかがえますでしょうか?

私は日頃ライヴ配信をしているので、応援してくださってるみなさんと一緒にエントリーする曲を決めました。12ヶ月連続リリースの楽曲のどれかにしたいというのは私の希望で決めていて、あとはみなさんの投票で決めましたね。せっかくなら初めて聴いてくれた方の印象に残ってほしいので、それは自分で決めるよりも楽曲を聴いてくれてる方々の意見を聞くほうがいいと思いました。応援してくれてるみなさんに、初めて聴いたときにインパクトがあった曲を提案していただき、「by my side」に決定しました。

-もともとロック寄りの楽曲が多いと思いますが、この「by my side」はロック色がとても強い楽曲ですね。この楽曲が生まれた背景や作曲のきっかけなどあればうかがえますでしょうか?

私の楽曲は、HIGH BONE MUSCLEの鈴木 啓(Vo/Gt)さんにプロデュースしていただいている曲が多いのですが、この曲もそのひとつです。どんな曲が歌いたいか、自分の思いを伝えながら楽曲制作していただいておりまして、「by my side」は、ダークな歌詞ですが曲調は疾走感があって、みなさんに楽しんでもらえる楽曲になったと思います。

-コンテスト用に上がったYouTubeには200件近くのコメントがついていて、ファンに推されているなというのがよくわかる状況になっていますが、そういう実感はありますか?

"夢カナYell"のコンテストでの受賞は、ファンのみなさんの応援を特に実感させていただいております。YouTubeへのコメントやSNSでの応援は、目に見えて応援を感じることができて本当に励みになりました。

-12ヶ月連続リリースを終え、次の動きも始まっているところだと思いますが、今後の活動についてうかがえますでしょうか?

12ヶ月連続リリースでYouTubeに公開した楽曲に新曲を追加して、2ndフル・アルバム『4SeaSons』をリリースさせていただきます。また、今後は自分の課題であるステージ力を鍛えるために、ライヴ活動に力を入れていきたいと思っています。今のところお知らせしているライヴは、10月15日にアルバム・リリース記念のツーマン・ライヴ("瀬尾 善×AYUKA ツーマンライブ『月下美人を眺めた日』")、11月6日に"焚キ火ノ音フェス(焚キ火ノ音-TAKIBI MUSIC FESTIVAL 2022-)"O.A.出演、12月5日から11日に7日間連続ライヴ企画があります。

-コンテストへの応募を考えている次の世代の表現者に対してのメッセージをいただけますでしょうか?

私は、"夢カナYell"さんのコンテストに参加し始めて約半年間、本当にたくさんの経験をさせていただくことができました。音楽活動を始める前からずっと好きで見ていたSkream!に自分が掲載していただけたのは、特に嬉しい出来事でした。"夢カナYell"さんのコンテストは、投票や再生数やSNS拡散のようにファンの方の応援で受賞できる賞も、審査員の方が選んでくださる賞もあって、たくさんのチャンスがあると思います。私のようにまだ知名度も高くなく、歌やギターも練習しながら活動している人でも、応援してくださるみなさんに熱意を伝えて一緒に頑張れば、チャンスをいただけるのが一番の魅力だと感じます。本当に参加して良かったと思っているのでぜひ参加してみてください!

EAST LAND BEATS(シルバー賞)

メンバー:NORi YUKINA Jays
受賞作品:「Anthem」

-今回の受賞を知ったときのお気持ちをまずはうかがえますでしょうか?

NORi:正直悔しい気持ちでしたね。前回の順位を必ず越えるという目標で今回は挑んだので。

-前回に引き続き"シルバー賞"となりましたね。着実に結果を残せているのはどういった要因があったと思いますか?

Jays:ファンのみなさまの頑張りでしかないと思います! 感謝しかありません! 本当にありがとうございました!

-今回応募された動画はライヴ映像をベースにしたミュージック・ビデオになっていますね。この動画を制作した経緯などをうかがえますでしょうか?

YUKINA:やはりELB(EAST LAND BEATS)はライヴ・アーティストだと思っています。ライヴの熱量を感じてもらうと共に音源も聴いてほしくてこのような形にしました。

前回の受賞者インタビュー(※2022年5月号掲載)でもライヴを大事にしているとうかがっていましたが、そういうグループの姿勢もこの動画には表れているのかなと思いました。実際はいかがでしょうか?

Jays:はい、間違いないですね。その気持ちが今回のMVに表れているところだと思います。

-シンガロングのパートもあって、コロナ禍が終わったらみんなでライヴでしっかり楽しみたいような楽曲ですよね。

NORi:僕らの職業は言わば時代に逆らっていかなければ生き残れないものだと思ってます。ライヴ離れになっている昨今にライヴの追い風になるような気持ちで作った結果が、このような楽曲になったのだと感じます。

-曲調もそうですが、歌詞も合わせて応援歌になっていて、聴く人を後ろから押すような曲になっていますね。

YUKINA:この楽曲は、当初スポーツのハイライトで流れるような曲になるようにとイメージした曲なのですが、作っていくうちに様々な人たちの背中を押せるような歌詞になり、疾走感溢れるサウンドも相まった応援歌のテイストも入った曲となりました。何かを必死で頑張る人、少し悩み立ち止まってる人たちに聴いてほしい1曲です。

-まだ制限などもあるなかだとは思いますが、ライヴのスケジュールや集客は順調ですか?

NORi:やはりコロナ禍の影響は否めませんが、少しずつライヴに来てくれる新規の方は増えてくれています。

-今後の予定など決まっていることがありましたら教えていただけますでしょうか?

YUKINA:2022年10月1日でELBは1周年を迎えます(※取材は9月)。その記念ライヴ("ELB ~ 1st Anniversary LIVE~")を10月22日に行うことが決まりました。場所は本八幡 Route Fourteenというライヴハウスです。今年のELBの目標はワンマン・ライヴに100人以上を動員することなのですが、どうにか1周年ライヴで達成したいなと思いますのでぜひ来ていただきたいです。詳細はELB公式SNSをご覧ください。

-コンテストへの応募を考えている次の世代の表現者に対してのメッセージをいただけますでしょうか?

Jays:楽曲のクオリティはもちろん、一緒に優勝を本気で目指してくれるファンの方々をつけることだと思います!