Japanese
MAGIC OF LiFE
2017年05月号掲載
Member:高津戸 信幸(Vo/Gt) 山下 拓実(Gt) 渡辺 雄司(Ba) 岡田 翔太朗(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
絶えず精力的な活動を続けるMAGIC OF LiFEの2017年初音源は両A面シングル『線香花火/乱舞ランデブー』。agehaspringsの代表でもある玉井健二と約5年ぶりのタッグを組み制作された意欲作だ。ソングライターの高津戸信幸が"普遍的なものよりは眩しすぎるくらいのものを書きたかった"と言う切実なラヴ・バラードの「線香花火」、大陸感のあるダンサブルなロック・チューン「乱舞ランデブー」、どちらもバンドにとって新しいトライがあったようだ。
-『X-1A』(2016年リリースの2ndフル・アルバム)以来のバンド単独インタビューです。この期間はアルバム・ツアーや初のアコースティック・ライヴ[MAGIC OF LiFE アコースティック New Year ライブ"Inity"2017]、東名阪にて対バン・ツアー"MAGIC OF LiFE SHORT TOUR 2017~祭り前夜、弥生の乱~"、"Don't Stop Music Fes. TOCHIGI 2017"(通称:栃フェス)の準備、高津戸さんは俳優の桜田 通さんへの楽曲提供(※楽曲「それでいい」を提供)などなど、お忙しかったのでは。
高津戸:『X-1A』をリリースしたあとのツアー中は、今回のシングルの制作や栃フェスのブッキングも並行してやっていて。
渡辺:そのあとは今月(※取材日は3月28日)までいろんなイベントに出させてもらったから、ずーっとライヴしてたイメージがあるよね。
岡田:うん。2016年は12月31日の深夜までライヴだったしね。それで1月にこのシングルのレコーディングをして。
高津戸:『X-1A』のとき、僕らのスタッフのひとりがこの春に離れることが決まったから、同じ時間を大切にしよう、少しでも一緒にいたいと思って。何をするにも1本1本がすごく濃かった気がするね。だからツアーもすごくエモくて......ツアー・ファイナルでぼろぼろに泣きました。ライヴであんなに泣いたの、前のメンバーが脱退したときの広島のライヴ(※2012年3月18日に開催された"MUSIC CUBE 12")以来かも。あのときも「スターチス」(2012年リリースのアルバム『doors』収録曲)で泣いたんだけど、この前も「スターチス」で泣いちゃいましたね。そういういろいろもあって、『X-1A』のリリース以降にライヴの打ち込み方にもメンバーの統一感が出てきたし、意識が変わりました。ちゃんとひとつになって4人で切磋琢磨できてることを、ライヴ1本1本で実感していますね。"俺らはこれに向かってやっていこう"と。
-"これ"というと?
高津戸:ここでお客さんを喜ばせるためにライヴのここでこう表現しようとか......そういう細かいところですね。そういうイメージがようやく行動にも移せるようになってきました。
-なるほど。栃フェス然り、アコースティック・ツアー然り、最近のMAGIC OF LiFEはバンド発信のことでフットワーク軽く精力的に動いている印象があります。
山下:もともとワンマン・ツアーばかりしているタイプのバンドだったので(笑)、去年から"もっと自分たちから対バンしていこう!"と思ったんですよね。
高津戸:ワンマンで足元を固めて、やっと対バンでも魅せられる、勝てるライヴができるようになってきたのかな......と思います。もちろんまだまだですけどね。
-そんななか制作されたのが今回の両A面シングル『線香花火/乱舞ランデブー』。「線香花火」(Track.1)は高津戸さんのヴォーカルが活きた、MAGIC OF LiFEらしいロマンチックな曲だと思いました。
高津戸:女々しさもあり、でも前を向いていく......僕らしい曲だな、というのはすごく感じますね。去年はありがたいことにタイアップの書き下ろしが多かったので、作品的にも激しい曲が多くなって。僕らはどちらかというとバラードがもともと多いバンドなので、自分たちの武器でもあるバラードを久しぶりに書きたいなと思ったんですよね。当たり前のようで当たり前じゃない命に感謝することをテーマにしました。......人間は永遠を願って欲しがるじゃないですか。でも限りがあるからこそ魅力的で、僕はそういうことに心が惹かれるんですよね。"自分がいるから君は美しいんだ"と、自分以外の人間によって気づかされる――僕は人によって気づかされることが普段から多いので、人に寄り添って生きてると思うんです。そういう部分が曲のストーリーに出てきたのかな、と思いますね。
-歌詞には"線香花火"や"流れ星"という一瞬の輝きだからこそ美しいものが出てきますしね。
高津戸:"涙して/「綺麗だね」"とか、一見矛盾したところに美しさを感じるというか。"あぁ、美しいな"と思う瞬間がたくさんあるというのは、本当に素晴らしいことだなと思うんですよね。......メンバーといてもごくたまにそういうことを思いますし(照れ笑い)。
渡辺:"ごくたまに"(笑)!?
高津戸:(笑)メンバーといるときに思いますね。ライヴのときとか特にそうで。自分を超えたとき、自分自身だけでは思えなかったこと、感じられなかったことを感じられたときに感動は出てくると思うんですよね。"素晴らしいな、美しいな、欲しいな......"と思ったときにはないものが魅力的に感じるのは、"失って初めて気づく"みたいなものなんだろうなと。そういうのって頭ではわかってはいるのに、忘れがちですよね。
-そうですね。「線香花火」はその一瞬の輝きを一時停止させたような、眩しすぎるラヴ・ソングでした。ここまで人を好きになったことはないな......と思ったりもして。
高津戸:そうですよね。人はそんなに人を好きになれないな、とも思うんです。僕も何年もかけて、やっと人を好きになれる。僕はなかなかできないことにロマンを感じるんですよね。普遍的なものよりは眩しすぎるくらいのものを書きたかったから、振り絞って書きました。
LIVE INFO
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ビッケブランカ × Salyu
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
秋野 温(鶴)
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.10
-
SUPER BEAVER
鶴
リュックと添い寝ごはん
The Gentle Flower. / kalmia / Halujio ほか
荒谷翔大
Helsinki Lambda Club
超能力戦士ドリアン
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
- 2025.11.16
-
SUPER BEAVER
LUCY
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
chilldspot
LiSA
秋野 温(鶴)
セックスマシーン!!
MOS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
Lucky Kilimanjaro
離婚伝説
YOASOBI
浪漫革命
BLUE ENCOUNT
Dios
超能力戦士ドリアン
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
osage
CNBLUE
UVERworld
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
NANIMONO
brainchild's
Cody・Lee(李)
Mrs. GREEN APPLE
Bye-Bye-Handの方程式
ザ・シスターズハイ×猫背のネイビーセゾン
eastern youth
Laura day romance
ガガガSP / 打首獄門同好会 / bokula. / 日食なつこ ほか
Base Ball Bear
ぼっちぼろまる
ネクライトーキー / KANA-BOON / フレデリック / 夜の本気ダンス ほか
androp
"氣志團万博2025"
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
wacci
RELEASE INFO
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号














