Japanese
MAGIC OF LiFE
2015年04月号掲載
Member:高津戸 信幸 (Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
2014年10月に改名を発表し、新たに歴史を刻み始めたMAGIC OF LiFEが、改名後初となるフル・アルバム『Storyteller』を完成させた。TOKYO FMのレギュラー番組"Don't Stop Music"ではSNSを使ってリスナーと楽曲を共同制作する実験的プロジェクトを行い、この春には地元・栃木で自主企画フェスを開催するなど、精力的な活動を続ける彼らの活動を裏づけるように、生命力の強い音と言葉が飛び込んでくるアルバムだ。この作品のコンセプトはフロントマンの高津戸信幸の歩んできた"音楽人生のすべて"。11年の音楽人生を背負い、MAGIC OF LiFEは新たな扉を開く。
-"DIRTY OLD MEN"から"MAGIC OF LiFE"に改名なさって、半年近く経ちました。改名による変化などはありますか?
わくわくどきどき、できることをたくさんやらせていただいてます。楽しいですね。形となって何かが変わったわけではないですけど、そこに向かって動けていることが1番の利益だと思います。
-改名に踏み切った理由は?
改名のきっかけをくれる人との出会いがあって......そうするなら吹っ切ったほうがいいかなと思って。最初は正直、怖かったです。10年"DIRTY OLD MEN"という名前でやってきて、"ここで変えるのか......"とも思ったけど、10年という節目に出会ったのも運命だと思うし。僕はそんなに"運命"というものを信じている人間ではないんですけど――怖かったから、すげえビビッたからこそやる意味があるのかなと思って。そっちの方が面白いし、結果が出るのかなと思ったんですよね。この世界で10年やってきてわかったことは、オリジナルの奴しか生き残れないということで。挑戦し続ける人でないと生きていけない世界だと思うんです。メンバー・チェンジがありながらも、仲間とこうやってバカみたいに純粋な奴らが近くにいて夢を見て、挑戦し続けていられることは......嬉しいし、楽しいですね。
-名前を変えるのは、とても大きな決断だと思います。
最初は名前を変えたら人生全部やり直すくらいの気持ちだったんですけど、そうでもないんです。僕らは2年に1度節目があって。過去の自分があって今の自分があるんですけど、その都度自分を革命していくというか、"駄目だった自分はもう終わり"と切り捨てるような感覚もあって。"新しい自分に生まれ変わるぞ"という気持ちでやっているんです。だから周りのアーティストと同じで、ただ1歩踏み出しただけ。そういう感覚ですね。
-改名なさってから、いろんなことがスムーズに動いているように見えます。
実は改名前まで全然プランが決まっていなくて。やっぱり長くバンドをやっていると、無償の愛で力を貸してくれる人が自分たちのそばに残ってくれるんです。その人たちに"改名する"と言ったとき、"DIRTY OLD MEN"という名前に愛着を持ってくれていたから、拒まれて。でも僕らも人間不信になりながらバンドを続けてきて、その人たちも人を見つめてきて、人に裏切られながらも成功を掴んできている人たちだったから。お互い目頭を熱くさせながら話して、説得して、そしたら全力で力を貸してくれて。だから改名が決まる前はみんな疑心暗鬼で、全然動けなかったんです。でも改名してから"お前らが動くんだったら手を貸してやるよ"って。失敗してるものもあるし、成功するかどうかもわからないんですけど、これからもどんどんわくわくできることをしていきたい。前まではここまで吹っ切れて動くことができなかったから......今はいいことだらけですね。
-やはり、長く続いているバンドは自分たちのポリシーや音楽をしっかりと守ってきていると思います。
そう言ってもらえると嬉しいです。でも、全然僕は強い人間ではないし、芯のあるヒーローという感じではなくて。ぶれてぶれて、悩んで悩んで、わからなくなって......そういうものをやっと咀嚼できるようになってきて、それが味となって身体に染み渡っているのかな、というのを今やっとわかるようになってきたのかな。
-そしてMAGIC OF LiFE名義では初となるフル・アルバム『Storyteller』は、高津戸さんが歩んできた音楽人生をコンセプトに作られたそうですね。
ずっと1から10まで完璧にテーマを設けたコンセプト・アルバムを作りたかったんです。でも良くも悪くも、19歳でCDを出せて、色々な人と関わるようになって......そういう人たちのいろいろな意見を全部聞いてアルバムを出すスケジュールも全部決めてもらって。そうしていくうちに自己管理ができなくなってきて、期待に応えられない自分もいて、混乱してきちゃったんですよね。だからコンセプト・アルバムを作りたかったのに、なかなかできなくて......それをやっとできた、という感じですね。でもそれは"今"やるべきことだったんだなとは感じています。音楽人生で歩んできた物語というのは、人との出会いもそうですし――僕は本当に歌がコンプレックスだったんですよ。1本ライヴをするだけで喉が潰れちゃうし、昔のCDはなかなか聴けなくて。でもそれがあるから今があるというのもわかりますし。......その中でいろんな思いをして、いろんな人を見てきて、でも"やっぱり音楽は素晴らしいな"と11年目で本当に思うんですよ。
-とても素敵なことだと思います。
そう思える自分が本当に好きで。この作品ではいい意味でも悪い意味でも、人との出会いを自分なりに綴りました。僕はへそ曲がりなところがあるので、昔は"ありがとう"や"愛してる"みたいなことを自分で言っても伝わらないなとも思ってたから、自分の気持ちを隠すように物語を書いていて。でもいろんな人と出会って、今やっとまっすぐな言葉を書けるようになって、自分の思いを前面に出した物語を書くことができたんですよね。歌詞のストーリーに出てくるゾンビやバレエ・ダンサーが試行錯誤している風景が見えてきて、それで"ありがとう"や"飛び出していこう、頑張ろう!"という言葉を言うことができて。それが自分たちの気持ちに1番近い形で、曲を書くことができるのかなと思って。
LIVE INFO
- 2025.01.21
-
片平里菜
終活クラブ
Homecomings
WurtS
SUPER BEAVER
PEDRO
- 2025.01.22
-
ASIAN DUB FOUNDATION
WurtS
ずっと真夜中でいいのに。
シノダ(ヒトリエ)
SVEN(fox capture plan)
go!go!vanillas × NEE
RAY
アイナ・ジ・エンド
BRADIO
米津玄師
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
- 2025.02.01
-
あいみょん
Hedigan's
ストレイテナー
ASP × GANG PARADE
夜の本気ダンス
I Don't Like Mondays.
ブランデー戦記
女王蜂
WONK
WurtS
the telephones
bokula.
GOOD BYE APRIL
SILENT SIREN
"でらロックフェスティバル 2025"
ADAM at
片平里菜
wacci
kobore
sajou no hana
CYNHN
OKAMOTO'S
Kroi
Aimer
"BAYCAMP 202502"
清 竜人 / 清 竜人25
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.02
-
あいみょん
四星球
bokula.
ExWHYZ × KiSS KiSS
LEGO BIG MORL
Laura day romance / XIIX / レトロリロン
I Don't Like Mondays.
Keishi Tanaka
ブランデー戦記
Panorama Panama Town
ラックライフ
"でらロックフェスティバル 2025"
CYNHN
ひめかのん(おこさまぷれ~と。)
片平里菜
ANABANTFULLS
DIALOGUE+
怒髪天
崎山蒼志
上白石萌音
浪漫革命
- 2025.02.03
-
マカロニえんぴつ
- 2025.02.05
-
マルシィ
ザ・シスターズハイ
the HIATUS
サカナクション
くるり
WurtS
"Road To 革命ロジック2025"
RELEASE INFO
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.15
- 2025.02.19
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号