Japanese
椎名林檎、斉藤和義、SIX LOUNGE、ACIDMAN、King Gnu、ヨルシカら参加の『井上陽水トリビュート』、収録内容&参加アーティスト・コメント公開。告知動画も
2019.10.28 21:40
井上陽水のデビュー50周年を記念したトリビュート・アルバム『井上陽水トリビュート』が11月27日にリリース。音楽シーンのレジェンドから若き才能まで、幅広い世代から豪華なアーティストが参加し、名曲の数々をトリビュートする本作の収録内容の全貌が発表された。
誰もが知る大ヒット曲から、ちょっと渋い選曲まで、各アーティストがどのようなカバーをするのか、期待せずにはいられない。さらに、告知動画も公開されたのでぜひご覧いただきたい。
告知動画
併せて、この度参加アーティストからのコメントが公開された。井上陽水と親交があるアーティストから、接点こそないものの影響を受けた若手ミュージシャンなど、それぞれ思い思いのコメントを寄せている。
井上陽水さんの曲の中で1番衝撃を受けた、「傘がない」。
こんな超名曲をカバーさせてもらえる日が来るなんて、言葉がない。
当時も今も変わらぬ人間の切なく正しい矛盾を、僕なりの解釈で表現させて頂きました。
陽水さんへ最大のリスペクトを込めて。
―― 大木伸夫(ACIDMAN)
トリビュートに参加させていただきありがとうございました!
オファーをいただいた時の興奮がいまも忘れられません、
私にとってとても特別な曲になりました。
―― iri
二十歳の誕生日イベントでカバーしたことがキッカケとなり、まさかの井上陽水さんのライブでご本人に見守られながら歌わせていただいたこともありました。「少年時代」は私にとって思い出の曲です。
やっと、正式な作品としてレコーディング、発表することができました。デビュー50周年
、おめでとうございます。
―― 宇多田ヒカル
陽水さんにはウルフルズのレコーディングに参加してもらった事がある。陽水さんはその時、嘉納治五郎的逆らわずして弾くギター奏法で我々の度肝を抜いた。僕はそこに音楽の極意を見た気がしたのだった。この度はその時の恩返しのつもりで演らせて頂いた。その節は本当にありがとうございました。
―― ウルフルズ トータス松本
ワサワサと楽しくて、明るい曲になればいいなぁってベースを弾きました。参加できて嬉しいです!
―― ウルフルズ ジョンB
音楽活動50周年おめでとうございます!今回トリビュートアルバムにウルフルズとして参加でき、とても光栄です!!!カヴァーさせてもらった「女神」は、いまのウルフルズなりのアレンジになったかと。気に入ってもらえると嬉しいなぁ。
―― ウルフルズ サンコンJr.
デラルスと井上陽水さんを繋げてくださったのは、なんとあのタモリさん!タモリさんのヨットレース、タモリカップでデラルスが演奏した時が、陽水さんとの最初の出逢いでした。それから、「氷の世界」「I will」「SAKURAドロップス」のカバーやライブなどでご一緒させていただきました。
今回のトリビュートアルバムのお話をいただいた時、最初に別の曲が候補に上がりましたが、私が幼い頃テレビで流れていて、心のどこかをグッと掴まれたロマンティカ溢れるナンバー「ダンスはうまく踊れない」を歌いたい!と強く思いました。これをサルサにしたら、めっちゃよくなる!と直感。そして、メンバーの相川等により、これぞ哀愁のサルサ!というアレンジに仕上がりました。曲の後半には、サルサ特有のスペイン語によるコーラスと歌の掛け合いが出てきます。そのあたりも楽しんでいただけたら幸いです。1人では上手く踊れなくても、愛する人とサルサを踊ってくださいね!
―― オルケスタ・デ・ラ・ルス NORA
2012年のフジロックフェスティバル。
大トリのRadioheadの登場を心待ちにしていた俺は
グリーンステージで偶然井上陽水を目撃することになる。
そこで彼を見た感想は一言。渋いっ渋すぎるぜ先輩。
それ以来ザーッと作品を買って歌詞を読みながら聴くほどハマってしまった。
俺もこんなかっこいいおじさんになりたいな。
―― King Gnu 常田大希
貴重な機会を頂けたことに感謝します。
最初にスタッフから参加依頼があるというお話を聞いた際には、まず驚きがやってきました。
その後すぐに「やるなら"最後のニュース"がいいな」と考えていたところに、
候補曲の中にその名前を見つけてテンションが上がる、というか
身震いがしました。カバーするに当たっては、原曲を意識し過ぎず、
現代のラップ、エレクトリックミュージックの要素を散りばめたシンプルなトラックで歌えば、より陽水さんのメッセージが今に響くであろうと考えました。
―― KREVA
カナリアは、どこかヨーロッパあたりの童話の様な印象があります。格別好きな曲だったので、いくつもやりたい曲があった中この曲を選びました。
―― 斉藤和義
祝!50周年
こんな記念すべき作品へお誘いいただき光栄です
これだけ多く作って来られた陽水さんですから、
どの要素へ挑むべきかわたしも大いに悩みました
あれこれ挙げるときりがなく陽水さんの作詞面を
とくに掘り下げることにしよう、と結論しました
ご本人が、軽妙に書かれている言葉を、重苦しく
より深刻に響かせるべく、取り組んだつもりです
この二人称によほど辛いことがあったかのように
とはいえ最後はついスウィングしてしまいました
「ゆれながら」という陽水さんの誘惑に負けて...
(つぎの60周年のときは、どの曲にしよっかいな)
―― 椎名林檎
僕が生まれて初めてギターを弾きながら歌った曲が「東へ西へ」だったり、生まれて初めて観に行ったコンサートが、井上陽水さんのコンサートだったり、僕の音楽人生の根っこになる人です。
今回「Just Fit」をやらせてもらいました。
俺たちらしい、いいアレンジができたと思います。
いろいろと思いはありますが、
全部ド直球に詰め込ませてもらいました。
―― SIX LOUNGE ヤマグチユウモリ
井上陽水さんトリビュートアルバムのお誘いを受け、この上なく光栄に思いました!もちろんレコーディングには気合いが入りました。
歌い手の度量が問われる陽水さんの沢山の名曲の中で、これなら自分の歌い方ができるという曲をスタッフとともに選びました。
「クレイジーラブ」はオールディーズのような曲なので、1950年代当時のミュージシャン達に敬意を払い、僕はエレキギターを弾きながら同時に歌って、バンド演奏は完全に一発録音。アコースティックギターとギターソロのパートだけをあとからオーバーダビングしました。ほとんどライブ録音のようにすることによって、よりロックンロールな、ブルージーな「クレイジーラブ」になったと思います。
―― ORIGINAL LOVE 田島貴男
50周年おめでとうございます。私事ですが、僕も今年50歳になりました。ずいぶん前にMステでご一緒させていただいた時、隣に座られてた陽水さんから「福山くん長崎だよね?九州で先輩といえば親も同然だから」と。その時は冗談だと思ったんですが、冗談ではなかったのですね。子供が歳を取って改めて親子の血を感じるように、僕の歌の中に陽水さんの血が流れていました。歌い手としての血が。これからも、九州音楽界の偉大なる父として歌い続けてください。
―― 福山雅治
今回は呼びかけていただき、喜んでミックスしました。元々「Pi Po Pa」でどのように参加したのか、随分昔のことなので記憶が曖昧だったこともあり、敢えてオリジナル音源を聞かずに今の気分で音を活性化してみました。同じ50周年を迎える数少ない同胞であり、お互い養生して音楽の道を歩みましょう。
―― 細野晴臣
どの曲がいいか選ぶにあたり、アルバムを聴きまくっていたのですが、こんなにも井上陽水さんの大好きな曲があったのか!と驚きました。こんなことを改めて言う必要もないのですが、どれも名曲ですよね。
陽水さんの生歌に触れたのは実はすごく遅くて、某アーティストのお誕生日パーティに招いていただいた時に、陽水さんもいらしていて、飛び入りでジョンレノンの曲をギターで弾き語りで歌われたのですが、その歌を聴いて僕は後ろに倒れそうになるくらいの井上陽水エネルギーを感じ思わずのけぞってしまい、その時から、本腰入れてファンになりました。
今回、井上陽水さんのトリビュートに参加することができて、大変光栄に思っております
。
―― 槇原敬之
Make-up Shadowをカバーさせていただきました、ヨルシカです。原曲のアンニュイな雰囲気やメロディの強度を保ちつつ、現代のサウンドメイクでレコーディングすることが我々の使命だな、と勝手に直感して制作に入りました。全体通してタイトな生ドラムにボーカルが乗るイメージで行ったアレンジです。他の方々の音源が聴けることを一番の楽しみに、発売を待っています。
―― ヨルシカ
▼リリース情報
V.A.
『井上陽水トリビュート』
2019.11.27 ON SALE
UPCH-2198/¥3,000(税別)
椎名林檎「ワインレッドの心」
ACIDMAN「傘がない」
SIX LOUNGE「Just Fit」
iri「東へ西へ」
田島貴男(ORIGINAL LOVE)「クレイジーラブ」
宇多田ヒカル「少年時代」
ウルフルズ「女神」
福山雅治「リバーサイド ホテル」
オルケスタ・デ・ラ・ルス「ダンスはうまく踊れない」
細野晴臣「Pi Po Pa」
King Gnu「飾りじゃないのよ 涙は」
槇原敬之「夢の中へ」
KREVA「最後のニュース」
ヨルシカ「Make-up Shadow」
斉藤和義「カナリア」
特設サイト:https://sp.universal-music.co.jp/inoue-yosui/tribute/
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3年半ぶりとなる待望のフル・アルバム。昨今では希少となった荒削りなロックンロール・バンドであり、だからこそ人気を集めている――SIX LOUNGEに対してそんな印象を抱いていたのだが、今作を聴いて彼らの魅力はそこにとどまっていないことに気づかされた。まずは、ヤマグチユウモリ(Gt/Vo)の圧倒的な存在感。どんな楽曲も色っぽく質を高められる天性の歌唱力がさらに引き出されているのだ。アコースティックの「窓を開けて」で見せる優しさも心地いいアクセント。そして、現在も地元大分在住というところが関わっているのだろうか、演奏にも楽曲にも雑念が混じらないピュアな勢いや発想を感じることができる。もっと名と音を広めそうな3人のキャラクターが映し出された1枚だ。(高橋 美穂)
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昨年はミニ・アルバムを2枚、今年は5月にシングル1枚をリリースし、自身最大規模のワンマンを開催するなど、精力的な活動を行う大分発のロックンロール・バンドによる、約4ヶ月ぶりのニュー・シングル。表題曲は、ヤマグチユウモリ(Gt/Vo)が最近感動するようになったというオルタナ/ハードコア/エモの要素が取り入れられたミドル・ナンバー。落ち着いたトーンで鳴らされる熱がじりじりと迫りつつも、情や温かみや一抹の寂しさを匂わすという、深い感情表現が実現している。c/wにはポップでオープン・マインドな空気感があるロマンチックな「星とメロディ」と、ヤマグチのルーツのひとつである井上陽水の「氷の世界」のカバーを収録。バンドの新たな可能性を感じさせる3曲が揃った。(沖 さやこ)
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2019年、大きく飛躍することを目標に掲げ、楽曲ヒットを目指す若きトリオ、SIX LOUNGEが世に問うニュー・シングル。ロックンロール・バンドであることを言い訳にせず、メイン・ストリームに食い込もうという心意気はあっぱれだ。曲が持つ疾走感があまりにも痛快な「天使のスーツケース」、サビの展開がキャッチーなガレージ・パンクの「DO DO IN THE BOOM BOOM」、そして音の響かせ方が面白い「Lonely Lovely Man」。ニヒルでクールな風情を漂わせながら、3人が取っ組み合うような演奏という意味では、どの曲も熱度は満点。さぁ、シーンに風穴を空けられるか。このあとも強力な曲がラインナップされているという。SIX LOUNGEのここからに注目していきたい。(山口 智男)
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半年前にリリースされた前作と比べて、作品としての物語性が飛躍的に増した印象。音の強弱、メロディの展開、テンポ、1曲の尺などで緩急をつけることにより、全体的としてメリハリのある構成に。また、歌詞の言葉選びもいっそう洗練され、"青(ブルー)"、"夢"という単語はロック・バンドの象徴であり、夜明けを待つ主人公はロック・バンドに憧れを抱く彼らや私たちそのもの。最終曲に待ち受ける"輝け憂鬱なブルースよ"というフレーズにはどうしたってグッときてしまうものだ。若き3人が鳴らす泥臭くもセンチメンタルなサウンドにロマンを感じている人も少なくないと思うが、心技体が噛み合った今、それはかつてなく大きく膨れ上がっているよう。このバンドには、衝動のその先へ進む力がある。(蜂須賀 ちなみ)
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ともにライヴハウス・シーンで人気を伸ばしている大分県別府市出身の先輩後輩バンドによるスプリットCDが、後輩であるSIX LOUNGEから話を持ち掛け、実現したそうだ。それぞれに新曲を2曲ずつ提供している。そのSIX LOUNGEはともにストレートなロックンロールの「STARSHIP」、「STRAWBERRY」で爽やかさと向こう意気が入り混じる個性をアピール。一方、ircleは「瞬」、「HUMANisM」の2曲で、それぞれ2ビートと言葉を畳み掛ける歌という新境地にチャレンジ。なぜ自分は歌うのか、何を歌うべきなのかというテーマと改めて向き合った歌詞が胸を打つ。別府の観光名所、地獄めぐりに由来するおどろおどろしいタイトルとは裏腹に、激しい演奏と詩情が交差する美しい1枚だ。(山口 智男)
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『エルマ』以降、日記帳や小説付きの大作が続いたヨルシカだが、2021年第1弾リリースとなる『創作』は初となる5曲入りEP。全体を通してアコースティックな手触りを大切にした温かなアプローチが印象的だ。季節の移ろいを風流に描いた「春泥棒」、鳥がさえずるインスト曲「創作」からつなぎ、打ち込みと牧歌的なサウンドが溶け合うミディアム・テンポ「風を食む」、カントリー調のアプローチも取り入れ、幻想的な夜を描いた「嘘月」など、新境地と言える楽曲が並ぶ。ヨルシカと言えば、夏の曲が多いイメージも強いが、今作は春の曲ばかり。それも春の終わり際の儚さに主眼を置いた。これはいいことも悪いことにも、必ず終わりが訪れるという、ひとつの暗喩だろうか。彼らの音楽はいつも深読みをしてしまう。(秦 理絵)
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これまで緻密に作り込んだ2枚のミニ・アルバムで、リスナーを"ここではないどこかの物語"へと誘ってきたヨルシカが、"音楽を辞めた青年"を主人公にした初のフル・アルバム『だから僕は音楽を辞めた』を完成させた。できれば、今作は初回生産限定盤を手に取ってほしい。音楽を辞めることを決意した青年が"エルマ"に宛てた全14曲の楽曲に加えて、オスカー・ワイルド、ヘンリー・ダーガー、松尾芭蕉ら、偉大な芸術家たちの言葉を引き合いに出して綴られる"手紙"が今作への理解を深めてくれる。"音楽を辞めた"というセンセーショナルなモチーフをテーマにすることで、コンポーザー n-bunaが抱く思想や哲学を徹底的に炙り出し、ひいては"音楽をやる理由"が浮き彫りになる構造が秀逸。(秦 理絵)
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ヨルシカの新しいミニ・アルバムのタイトルが"負け犬にアンコールはいらない"だと知って驚いた。めちゃくちゃエモいじゃないか。前作ミニ・アルバム『夏草が邪魔をする』では、ソングライティングを手掛けるn-buna(ナブナ)が自身の死生観を色濃く反映させた切ない夏物語を描いたが、あれから約1年を経てリリースされる今作は、同じ夏の匂いを継承しながらも、"どこかの誰かの物語"とは一蹴できないリアルが滲む。"もう一生、後悔したくない僕らは吠えたい"と歌う表題曲「負け犬にアンコールはいらない」を始め、荒々しい曲調も多い。輪廻転生をテーマに、ピアノによる美しいインスト曲を挟みながら現実と非現実の間を彷徨うようなアルバムは、最後に不思議な余韻を残してくれた。(秦 理絵)
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ニコニコ動画で200万回再生を記録する人気曲を生み出してきたボカロPのn-buna(ナブナ)が女性ヴォーカル suis(スイ)を迎えて結成したバンド"ヨルシカ"の1stミニ・アルバム。ピアノの繊細なフレーズが紡ぐインスト曲「夏陰、ピアノを弾く」から幕を開けると、ギターを中心にした表情豊かなバンド・サウンドのなかで描かれるのは、夏の気配を漂わせた切ない恋の物語だった。それはハッピーなラヴ・ソングではなく、すべてが死別を思わせる悲恋の楽曲。カトレアの花、青い空、夕立ち、花火、入道雲という夏を連想させるワードが散りばめられた曲たちは全7曲がそれぞれに独立しながらも一篇の小説としてリンクしているようにも聴こえた。テーマは悲しいが、作品をカラリと爽やかに仕上げたのはsuisの透明感のある歌声の存在が大きい。(秦 理絵)
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弾き語りもバンド・スタイルもどちらも真骨頂と言える完成度とすごみを湛える現在。デビュー30周年アニバーサリーのバンドでの一発録音アルバムに続いて全国25ヶ所27公演にわたる弾き語りツアーの日本武道館公演を完全収録した映像作品の発売は必然的だ。新旧広範囲なレパートリーからの選曲はその音楽性の幅の広さを歌とギターという最小編成に凝縮した原点且つ完成した表現で届けられる。今回の見どころはひとりっきりで歌と対峙する前半だけでなく、中盤には沖 祐市(Key/東京スカパラダイスオーケストラ)とふたりで「Over the Season」、「泣いてたまるか」の2曲、後半はバンドのギタリストでもある真壁陽平も参加して、2本のギターの豊潤な絡みも堪能できること。歌を生み出し続ける彼の根底にある魂の強さに打たれる。(石角 友香)
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デビュー30周年のアニバーサリーにバンド・メンバーとの一発レコーディング作品を制作するのがなんとも斉藤和義らしい。マメにライヴに足を運ぶファン以外はおそらく今の彼らの演奏がこれほどソリッドで、時にカオスなロックンロールであることを知る人は少ないのではないか。冒頭、斉藤と真壁陽平のゾクゾクするようなツイン・ギターにKO。真剣勝負の抜き差しの美学、時代を超えるバンド演奏のすごみ、ラテンやダンス・ビートも消化する貪欲さにハマるとあっという間にラストに辿り着く。まっすぐ放たれる斉藤の歌はいい意味で不変。やめたいのに自分と人を比べてしまう「ジレンマ」の歌詞が四半世紀を経ても刺さり、不安はあるけれど群れの中にいられない心情が「歩いて帰ろう」で肯定されるように受け止めてしまった。(石角 友香)
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斉藤和義はバンドを従えギターで弾き語る歌うたいの印象が強いが、時にひとりで多重録音で曲を作る。今作も藤原さくらがコーラスで参加するものなどもあるが、多くの楽曲で音源ならではの彼の演奏が味わえるのだ。新しい玩具としてドラム・マシンの名機で遊び、打ち込みのリズムにシンセを重ねるが、今風テクノではなく、表情豊かなギターや血の通った詞を乗せ、懐かしく彼らしいロックを演出。"文春"なんて言葉も入れ今の日本を皮肉った「オモチャの国」。ギターが滑らかに流れるインスト曲でラストを心地よくまとめる大人のニクさ。初回限定盤収録のパワフルに自らを鼓舞する「I'm a Dreamer」も必聴だ。「始まりのサンセット」で歌うように、彼が新鮮に感じ、やりたいことはデビュー25周年を迎えても尽きないのだろう。(稲垣 遥)
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15枚目となるアルバム『45 STONES』も素晴らしく、夏フェスにも積極的に参加し、幅広い層から支持を集める斉藤和義がニュー・シングルをリリース。躍動的なギターで幕を開けるこの曲は火曜ドラマ『家政婦のミタ』の主題歌。"やさしくなりたい""強くなりたい"と叫ぶ、そのメッセージには人を傷つけてしまったときに自分の未熟さに気付くように、やさしい人こそ強い心を持っているんだと感じる。佇まいはゆるく自然体。だが、ポーカーフェイスに隠されたアツい信念は揺るがない。斉藤和義のそんな姿がより心を揺すぶるのかもしれない。ドラマの世界観と曲がどうリンクしていくのかも注目したいところだ。c/wには8月31日に放送されたUSTREAMで披露された「ウサギとカメ」などを収録。(花塚 寿美礼)
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斉藤和義14 枚目のオリジナル・アルバム。元BLANKEY JET CITY の中村達也、リリー・フランキー、妻夫木聡、ザ・クロマニヨンズの真島昌利などの豪華ゲストを招き、タイアップ曲も多数収録。全ての曲に美しい物語が凝縮され、過去最高にゴージャスでバラエティに富んだ内容になっている。優しいメロディと、照れ臭くてなかなか面と向かって言えないような素直でストレートな歌詞は、心の中に陽だまりのようなあたたかい光を点す。スチャダラパーのBose を招いた「いたいけな秋」では斉藤がラップのようなポエム・リーディングを披露。大人の男2 人がサシで交わすクールでスリリングなマイク・リレーは鳥肌ものだ。秋晴れの都会が舞台のトレンディ・ドラマを見ているような、ロマンチックな気分に浸る1 枚。(沖 さやこ)
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懐かしい女優やアイドルが勢ぞろいしている資生堂のCMソングとして書き下ろされたナンバー。タイアップといってしまうと、あまり聞こえは良くないが、これはものすごく良質なタイアップだ。CMと楽曲の世界観、さらにはミュージック・ビデオまでも、全てがリンクしているのだ。これは商業的なリンクではなく、大人の遊び心に溢れている。アラフォーとなったアイドルと、彼女たちに夢中になったかつての少年たち。CMと楽曲とが両者を結びつけることで、そこにドラマ性を生み出している。だから「ずっと好きだったんだぜ」というおっさんくさいセリフにも、爽やかな哀愁があり、胸をキュンとさせるのだ。そして、楽曲テーマをさらに広げる形で作られたミュージック・ビデオでは、元・少年たちの方が主役となっている。(島根 希実)
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2009年の年末に大阪城ホールで行われた弾き語りプレミアム・ライヴがCD&DVDとなって登場。"大阪?!!"と始まる今作は現時点の最新作である『月が昇れば』からの楽曲を中心にこの日のライヴがすべて収録されている。もちろん「歌うたいのバラッド」や「歩いて帰ろう」などの代表曲もありとてもお得な内容。5年振りとなる弾き語りライヴだが気負いや緊張感はなく、とてもリラックスしていて軽やかな感じが彼らしくカッコいい。今作のギター一本、ピアノ一つで演奏される楽曲もメロディの良さや歌詞の素晴らしさを感じられてとても感動的。最後に友人であり今回舞台演出を担当し、今注目を集める大宮エリーの特典映像も見逃せないところ。(遠藤 孝行)
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スカという枠組みをさらに押し広げながら独自のスタイルを確立して20年間君臨するスカパラ。多彩なスタイルと方法論で、大衆性と独自の音楽性を両立する彼らの面目躍如とも言えるポップなアルバムだ。洗練されていながら、ダイナミズムに満ちたその音楽性はもちろんだが、スカパラほどメジャー・フィールドに対して戦略的なバンドはそういない。それはスカパラのようなバンドが未だに現れないという事実が物語っている。例えば多様なコラボ(今作では奥田民生、Crystal Key、斉藤和義が参加)をとっても、とてつもなく意識的で戦略的だからこそ、その高い音楽性をキープできるのだろう。「Won't You Fight For Happy People?」スカパラはファイティング・ポーズをとり続けている。(佐々木 健治)
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椎名林檎デビュー15周年企画の一環として、ライヴ・ベスト・アルバム『蜜月抄』と同時リリースされるコラボレーション・ベスト・アルバム。客演した他アーティストの作品より椎名林檎自らが編纂し、更にCAPSULEの中田ヤスタカとの初コラボレーションによる新曲「熱愛発覚中」、Burt Bacharachが提供した「IT WAS YOU」を含む全16曲。やはり椎名本人が編纂しているだけあり、曲の繋ぎやアルバムとしての流れも鮮やか。そして個性豊かなアーティストとの共演で魅せる、シンガーとしての彼女が秀でているのは、己の個性を残しつつも相手の音楽に寄り添い、そのカラーに見事に染まるところだ。様々な衣装を着こなし変身する様は女優のようでもある。改めて彼女のエンターテイナーとしての器を再確認した。(沖 さやこ)
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椎名林檎デビュー15周年企画の一環として、コラボレーション・ベスト・アルバム『浮き名』と同時リリースされるライヴ・ベスト・アルバム。ヘヴィ・ユーザーに人気の高い楽曲を中心に選曲しており、デビュー以来のツアーより厳選した音源に加え、2009年に放送されたNHK「SONGS」でのスタジオ・ライヴ音源も初収録している。この15年をリアルタイムで知っている筆者は聴きながら"これはあの会場であの衣装を着ていたときのライヴだ"と記憶が鮮やかに蘇った。それだけ彼女が会場や衣装選び、演奏者の編成などにアイディアを盛り込み、個性的な実演を行い続けていたことを痛感する。ライヴでしか聴くことのできない彼女の息遣いや歌唱、楽曲アレンジを堪能できる、15周年記念に相応しいアイテムだ。(沖 さやこ)
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