Japanese
ネクライトーキー
2022年06月号掲載
Member:もっさ(Vo/Gt) 朝日(Gt) 藤田(Ba) カズマ・タケイ(Dr) 中村 郁香(Key)
Interviewer:石角 友香
ネクライトーキーのライヴでもおなじみの「魔法電車とキライちゃん」や、「壊れぬハートが欲しいのだ」、先日の野音ライヴでも披露され、音源では日本松ひとみ(ex-東京カランコロンせんせい)が参加した「君はいなせなガール」。今作のためにレコーディングされた楽曲も含む、朝日のボカロP名義、石風呂楽曲のセルフ・カバー集第2弾『MEMORIES2』が完成した。10代後半から20代前半のメンタリティが炸裂する歌詞世界、ボカロ楽曲ならではの自由度を今のネクライトーキーの解釈で実現した、ある種、朝日をはじめとするこの集合体の根本にあるマインドが鮮明に浮かび上がる試行でもある。
-まず先日の野音のライヴ("ネクライトーキー「ゴーゴートーキーズ! 2022 野外音楽堂編」")が素晴らしかったんですけど、感想を聞かせてください。
タケイ:最初にやった野音("ネクライトーキー 「ゴーゴートーキーズ! 2020 野外音楽堂編」")が、コロナ禍が始まって、ちょうど半年とか1年経ってないぐらいの時期にやった公演だったので、そのときのまだみんなもライヴやっていいのかどうかみたいなタイミングの感触と、今回の野音の感触が全然違って。もうお客さんもちゃんと楽しんでる雰囲気があったし。それがすごく感じられてまた違った景色に思いました。
-もっささんはいかがですか?
もっさ:ホッとしております。
一同:(笑)
-ライヴが終わるたびにホッとするんですか?
もっさ:個人的に、特に1回目の野音より緊張感があったので。なぜかはわからないですが、まぁCD制作とかいろいろありましたので......(笑)。
一同:(笑)
もっさ:バタバタしており、なおかつ2回目の野音っていう緊張感もあり、"頑張らなきゃ"と思って緊張しておりました。なので無事終えられてホッとしております(笑)。
-もっささんはTシャツの絵を描くとか自分で忙しくしてるところもありますもんね。朝日さんはいかがですか。
朝日:自分としては、ちっちゃいエフェクターなんですけど、結構ぶっつけで持ってった機材とかがあって。"大丈夫かな?"と思ったんですけど、すごく気持ちいい音が出せて、やっぱり新しい機材ってワクワクするなと思いながらやってました(笑)。
-新しい機材をいきなり野音で使うっていうね。
朝日:(笑)
-PAさんも大変なんじゃないかと思うんですけど。
朝日:そうですね。アンプも、その1個前のライヴで初めて使ったものを、そのまま野音で試すっていうこともあったんで、ちょっと不安もありつつ、でもやっぱ新しい機材を使えるって、ワクワクすんなって(笑)。
-なるほど。朝日さんはさらにブルージーなギターを弾きまくってましたからね。
朝日:ちょっと素直なアンプになったので、素直な音になって。どちらかといえばもとのギターが渋めの音ではあるので。ネクライトーキーに則しているのかどうかはわかりませんけれども、自分としては個人的に結構好きな音に近づいていってるから、ライヴの内容は"やれたな"と。
-もっささんとは対照的に特段、緊張感がない?
朝日:野音が特別なわけではなくて全部緊張するので、"頑張ったな"って。いい音が出せて楽しかったです。
-藤田さんはいかがでしたか?
藤田:東京、大阪どっちの公演もアンコールで「君はいなせなガール」をやったんですけど、お客さんがすごく喜んでくれてましたし、やれて良かったっていう思いです。
-中村さんはいかがですか。
中村:自分も緊張してたんですけど、自分以上に横で緊張してる人を見ると、少し落ち着いてしまうというのもありまして。
-前、タケイさんのことで言ってませんでしたっけ?
中村:そうです。私は人の失敗とか人の緊張を見て安心するタイプなので。
一同:(笑)
中村:あと大阪が思ってた以上にすごく寒かったのもあって、自分の頭の中の邪念をすべて寒さに持っていってもらったおかげで、逆にちょっと集中できたというか。私は機材も前の野音のときと変わってないんで、安心して自分の相棒を弾くみたいな形でできたかなって思ってます。
-ネクライトーキーのライヴの流れで、決まってここはやってほしいみたいなところもありながら、新しい曲と昔の曲も交ざったセットリストと演奏で、えらいことになってるなと思いましたけど。
一同:(笑)
-選曲がいろんな時代からだし、セルフ・カバーもあったし、一番キャリア的にも広範囲だったなって感じがしました。そして今回、『MEMORIES』(2019年リリースのセルフ・カバー・ミニ・アルバム)の第2弾ということで、石風呂楽曲のセルフ・カバーは今後も出そうと思ってたんですか?
朝日:出せるとは思ってたんですね。まぁ、思いつきのタイミングでいっかぐらいの。
藤田:1回作ったときに漏れている曲もあったんで。且つもっとこの曲もやりたいってのはずっと言ってたんで、"また出せるね"みたいな感じでした。
-シンプルな疑問として思うんですけど、朝日さんは石風呂楽曲を作るときと今のネクライトーキーでは主人公の設計が違うと思うんですよ。それって端的にどういうところだと思います?
朝日:そうですね。でも、そもそもたとえネクライトーキーとして作ってたとしても、1年前の自分が作った歌って、距離ができるというか。別に悪いことではないんですけど、やっぱり変わるもんだなって思うからこそ、ですかね。もともと僕が作った曲をもっさが歌うっていうひとつ隔てている感じがあったので。(石風呂楽曲をカバーするにしても)20代の頃の歌を、"このときはこんなことを考えてたんだな"っていう、同一人物なんですけど兄弟みたいな感じ(笑)。
-振り返る年齢になってるってことですかね。
朝日:ひねくれた弟みたいな感じで。
-ひねくれた妹をもっささんが演じることになっている。
もっさ:(笑)
朝日:結果としてはそうです。そんな感じで見てます。
-たしかにギリギリちょっと歌えるかなっていうぐらい、ソリッドな言葉もありますからね(笑)。みなさんで石風呂楽曲を選ぶとき、今回はどういう基準があったんですか?
朝日:もともと演奏したことがある曲が8曲中4曲あって、それは入れようかって事前に決まりましたけど、残り4曲は――
タケイ:いったん全員がやりたい曲もバンバンバンって選んで、それで結構膨らむんですけど、そこからチョイスしていくって感じで。
もっさ:でも軸は「君はいなせなガール」だったんじゃない?
朝日:そうですね、「君はいなせなガール」はずっと好きな曲で、やりたいって思ってたんですけど、ほんとに演奏が大変な曲なんです。でも藤田が今ならやれるぜって。
藤田:(笑)はい、やりたいってずっと言ってはいたんですけど、この曲になると私も歌わなきゃいけないので、ツイン・ヴォーカルになると昔は技量が足りなくて。ベースを弾くのがただでさえ難しい曲、且つプラス歌わなきゃいけないっていうのが昔はどうしてもできなかったんです。で、そろそろ新しい音源、みたいな話になったときに"1回自分でやれるかちょっと頑張ってみるから、やれるようになったら言うね"って言って、結構すぐいけそうと思ったから"やれるよ"って朝日さんに伝えて。
朝日:それで「君はいなせなガール」は俺もやりたいですって入れてもらって。あと、のちのちミーティングで......。
藤田:「だれかとぼくら」、「深夜の街にて」、「サカナぐらし」。
タケイ:「だれかとぼくら」は石風呂がYouTubeに投稿したときからやりたいなって思ってたんです。
藤田:私も思ってた。
タケイ:そのときは、アルバムの話はないですけど、ライヴとして何かやりたいっていうのを思ってて。まぁ、アルバムに入るのは必然の流れというか。
中村:「深夜の街にて」は朝日さんが言ったんだっけ?
タケイ:朝日ともっさが推してたね。
-なるほど、面白いですね。石風呂楽曲でプレイリストを作って聴き比べたんですけど、そのことで今のネクライトーキーのバンド・アンサンブルがよくわかったんですよ。
朝日:そうですね。ほんとに過去の石風呂曲の音って、ちょっとやりすぎなぐらいパツパツになってたり(笑)。
-情報量多いですし。
朝日:そう。"若い!"と思いながら(笑)。
LIVE INFO
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
- 2025.10.23
-
DYGL
RADWIMPS
キュウソネコカミ
終活クラブ×ザ・シスターズハイ
MONOEYES
挫・人間
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
RAY
古墳シスターズ
トンボコープ
go!go!vanillas
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
THE BACK HORN
DYGL
アイナ・ジ・エンド
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
RELEASE INFO
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.25
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.18
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号