Japanese
ネクライトーキー
2025年04月号掲載
Member:もっさ(Vo/Gt) 朝日(Gt) 藤田(Ba) カズマ・タケイ(Dr) 中村 郁香(Key)
Interviewer:石角 友香
聴く人の光になるような曲や、いい意味で緊張感のある曲を大きな振り幅で収録したアルバム『TORCH』とツアーを経て、メジャー・デビュー5周年を迎えたネクライトーキー。ニュー・リリースとなる4曲入りEP『モブなりのカンフー』は、トーキー(ネクライトーキー)らしいハチャメチャ感をアップデートした印象のタイトル・チューンをはじめ、もっさ作詞作曲の怠惰を許容してくれる余裕と大人の切なさを含む「怠惰でいいナ」等、改めてネクライトーキーがどんなバンドなのかをスピーディに知ることができる作品だ。
テーマを決めずに作ったのに、歌詞を見ると"このバンド一貫してるな"と思える
-『モブなりのカンフー』の話の前に、もっささんが東京の"オーキートーキー(ネクライトーキー「オーキートーキーvol.6」)"の際、『TORCH』(2024年リリース)のツアー("ネクライトーキー「TORCH」リリースツアー 「ゴーゴートーキーズ! 2024」")がもたらしたものが大きかったということを発言していて。改めてあのアルバムとツアーを完遂したことで得られたものについて聞いていいですか?
もっさ:その日のライヴでもたぶん言ったと思うんですけど、『TORCH』のツアーを始める前に、自分の気持ちにもうちょっと正直になってツアーをしようと思ってたんです。("オーキートーキー"は)その長いツアーを経た後の対バンだったんで、去年の自分よりかは自信を持って演奏できるようになったなっていうのを実感してました。
藤田:『TORCH』のツアー時にできるだけ自分の言葉で喋りたいってやってるのを見てて。最初の頃はライヴ後半にボロボロ泣いたりすることが結構多かったけど、それがどんどん強くなっていったんです。それは曲に支えられてる部分もきっとあっただろうと思います。で、"オーキートーキー"で憧れている方と対バンさせてもらうって状況になったときに、泣かずにやり切ったのを隣で見てて、人が成長する姿を見たというか(笑)。
もっさ:保護者(笑)?
タケイ:分かるわ。後ろから見てると"強くなったな"って感じて、ウルっと来る瞬間もありますね。あと個人的に『TORCH』のツアーはすごく等身大でやれたなと思ってて。アルバムのツアーごとに成長はしていきたいと思ってるんですけど、例えばカッコ良く見せようとか、見せ方の部分を気にしがちというか。もちろん気にしなきゃいけないことなんですけど、今までどうやってもちょっと背伸びして見せたがってた部分があったのが、今回は素直に演奏できたツアーになって。すごく大きな意味があるツアーでした。
中村:私は2人が言ったように、もっさがだんだんたくましくなってるのを後ろで見てるんですけど、"あ、自分も頑張んなきゃな"って気持ちになったというのが正直なところです。で、タケちゃん(タケイ)も言ったように見せ方については今までも思ってたんですけど、『TORCH』のツアーは、もうちょっと自分の演奏だけに集中したいなっていうのがあったんです。それだけに1回集中してやってみることでいろいろ挑戦ができたので、その後の対バンでも見せ方はフロント3人が頑張ってくれているから、後ろで、自分ができる演奏の方法をいろいろやってみようっていう気持ちになれる時期だったかなと思います。
朝日:3枚目の『FREAK』っていうアルバム(2021年リリース)を作った頃から、バンドの演奏の肉感というか、人が演奏してるんだってイメージをもうちょっとうまく伝えられたらいいなと考えながら、アレンジを含めて1つの曲を作り始めるようになって。それが伝わったかどうか最終的に僕のほうでは確認しようがないんですけど、バンドを始めた頃からこの先6割以上のバンドが同期を使って、8割以上がMCの台本を書いて、いろんなことを計算するバンドがきっと増えていくんだろうなって思ってたんです。そうなったときにもすかんぴんでステージに出て、それでもロック・バンドやれますよっていう自分の思い描いていた姿に、ちょっと近づけてきているのかなとは『TORCH』のツアーをやったときに感じましたね。
-だとしたら今回のEPはその実感に基づいてるっていうことになるんじゃないですか?
朝日:いやー、ステゴロで(笑)。
-(笑)今回はメジャー・デビュー5周年の節目のEPでもありますけど、朝日さんにはどれぐらいその意識があったんでしょうか。
朝日:あ、意識というものはあまりないし、器用じゃなくてうまく5周年らしい曲みたいなのは充てられないんですけど、シンプルに今までやったことのない曲ができたらいいなとは思ってました。
-EP収録曲の中で最初に出たのが「人生なんにもわかんねえ!」。この曲を作ってる段階では単曲を作るって感じだったんですか?
朝日:そうです。タイアップの話("SCRAP リアル脱出 ゲーム「 トラブルだらけのライブハウスからの脱出 」テーマソング")があって、それに合わせてイメージを膨らませて作っているんですけど、アルバムを作り上げた直後っていうのもありまして、何も分からないみたいな状態がわりと続いて(笑)。
-そのまんまだったんですね。
朝日:幸いにも謎解きゲームのコラボだったので、俺が分かんない謎を提示したら、聴いた人がきっと解いてくれるんだろうなと思って作りました。
-こんなに朝日さんの独白めいた歌詞なのにすごくポップに仕上がってて、バンドを信頼してないと書けない曲なのでは? と思いました。
朝日:ポップ度で言うとだいぶ......。
もっさ:振り切れてる。
藤田:ネクライ(ネクライトーキー)の中では非常に。
朝日:意外とやんないぐらいのポップさがあって(笑)。
-全体的に今回のEP 4曲に通じるとこかもしれないですけど、わりと"わかんねえ!"って人のための音楽というか。
朝日:(笑)
藤田:今回のEPは特に何もテーマを決めずに作ってるんですけど、すごくまとまったなって思えてて、歌詞を見ると"このバンド一貫してるな"みたいな感じで(笑)。
-藤田さんが感じた一貫性はなんだと思います?
藤田:自分のことがたぶんそんなに好きじゃないんだろうな、でもそういうもんだよな、みたいな感じ。ちょっと年を重ねて経験を積んで、諦めを知っていってる人の質感だなって印象です。
-それは朝日さんの意図としてはありますか?
朝日:それもあるかもしれないですけど、自分は、作っているときは同じCDに入る曲じゃねぇなというか、バラバラ感があるなと思ってました。
-それは音楽的に?
朝日:まぁ、曲のほうですね。詞に関してはそもそも変わったことがないっていう気持ちなんで(笑)。
-「モブなりのカンフー」はネクライトーキーっていうバンドもそうでしょうし、熱心に聴いてるファンの人もこの曲の通りなのかなと思いましたけど、皆さんが「モブなりのカンフー」から受けた印象というとなんでしょう?
藤田:私はデモで聴いたときからこの曲がめっちゃ好きなんですよ。仮歌詞から"ステゴロ一辺倒"っていう歌詞が入ってて、いたく気に入ってしまって、できるならどうしても入れてほしいとずっと言ってて、なんなら最後の最後にもう1回Aメロが出てくる展開をしたいですって言うくらい(笑)、個人的に強いワードだなと思いました。言ってしまえば1番〜間奏〜あっさり終わるぐらいの曲なんで、スピーディな展開も気に入ってますね。
もっさ:私は少年漫画みたいだなと思ったんですけど、歌詞で言うと"訃報"って言葉を使ったところがすごいなと感じて。
藤田:あまり歌詞に出てこないよな。
もっさ:うん。訃報があったときの感情って言葉にできないじゃないですか。それをそのまま取ってくるんだなと思って、強い言葉だなと。
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