Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Overseas

Warrior Sound

2009年にデビューするやいなや、THE PRODIGY直系の大型新人として脚光を浴びたイギリスはブライトン出身のダンス・ロック・アクト、THE QEMISTS。その彼らがライヴ・メンバーだったMCとヴォーカリストを正式メンバーに迎え、前作

K 2.0

デビューから20年、そして再結成から10年という記念すべき年にリリースする5作目のアルバム。前作から実に6年ぶりではあるけれど、ブレみたいなものはこれっぽっちも感じられない。すなわちインド音楽からの影響を始めとする東洋の神秘と60~70年代

Thank Your Lucky Stars

前作『Depression Cherry』からたった2ヶ月で届けられたボルチモア出身のドリーム・ポップ・デュオによる6枚目。スパンの短さは決してサプライズ的ではなく、創作の泉が湧き続けたゆえで、いつだって彼らは自然体だ。この2枚で無理にアプ

Amen & Goodbye

MGMTやANIMAL COLLECTIVEらと共に2000年代中盤NYブルックリンから登場した、全員がヴォーカル/ソングライティングをとる3人組による3年半ぶり の4作目。これまで良くも悪くもクラブナイズされたエギゾチカ・ポップ・バンドと

SVIIB

元ON!AIR!LIBRARY!のAlejandraとClaudiaの美人双子姉妹とSECRET MACHINESの元メンバーであるBenjamin Curtisによるドリーム・ポップ・グループ。2010年、2ndアルバムをリリースしたあと

Human Ceremony

特異な音楽的美意識を持つ街ブルックリンから、新星3ピースによる1stアルバム。フロントに立つJulia Cumming(Vo/Ba)はファッション・ブランド"Saint Laurent"などでモデルも務め、トムボーイな容姿でファッション・ア

New Misery

00年代のUSインディー・ムーヴメントにおいて、徒花的存在感を示したSMITH WESTERNS。そのフロントマン、Cullen Omoriがバンド解散後にソロ名義で完成させた1stアルバムが到着。甘くポップなキッチュさのあるサウンドで、ロ

Hills End

2015年11月に初来日公演を行ったオーストラリアはシドニー出身の3ピース・バンドによるデビュー・アルバム。主にJohnny Took(Gt)の寝室でレコーディングされたというセルフ・プロデュース作で、前作EPにも収録されており、地元で大ヒ

Need Your Light

ブルックリンのシーンの中でもある種の素朴さとスウィートなキャラクターがRA RA RIOTの作品の人懐こさにも繋がっているのは間違いない。特徴だった弦のパートが後退したのは前作『Beta Love』同様なのだが、VAMPIRE WEEKEN

Songs For Our Mothers

サウス・ロンドンの荒くれもの6人による3年ぶりの2ndアルバム。カントリー・サイケ・ガレージなサウンドとダーティなビートで反体制を歌い、破壊行為もいとわない狂気的なライヴで登場し、瞬く間にオーバーグラウンドまで上り詰めた彼ら。本作でその攻撃

I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware Of It

やたら長いアルバム・タイトルと、グラム・ロックとPRINCEがマリアージュしたような先行配信ナンバー「Love Me」、「Ugh!」が話題で、1月の来日公演も即完売。と、ここまで書いて、今、そんなロック・スターめいた"洋楽バンド"他にいる?

Chaos & The Calm

第58回グラミー賞の"最優秀新人賞"にノミネートされるなど、期待を集めるイギリス出身の新鋭シンガー・ソングライターの日本デビュー・アルバム。同作もすでに全英チャート1位を獲得、"最優秀ロック・アルバム"にもノミネートされているだけあって、さ

Curve Of The Earth

2000年代半ば、イギリスで起こった空前のインディー・ロック・ブーム のさなかに世に見出された MYSTERY JETS。今年で デビューから10年を迎える彼らが、バンドの成熟を印象づけた前作『Radlands』を最後に古巣"Rough T

Hymns

鋭角的なギター・ロック/ポスト・パンクをベースにした、フィジカルなサウンドを聴かせた前作『Four』でロック・シーンに帰還を果たしたBLOC PARTY。彼らの約3年半振り5作目となる今作は、シンセのサウンドが中心に据えられたバンドのイメー

Adore Life

色彩を排したモノトーンのポスト・パンク/オルタナティヴ・サウンドで鮮烈な世界デビューを果たしてから早3年。"獰猛"をその名に掲げるライオット・ガールによる2作目となる今作。基本的には前作にあったシンプルで硬派なサウンドに磨きがかかった作品と

Souvenir

セルフ・タイトル作以来、約4年ぶりの新作。もともとUSインディーのスノビッシュな側面は薄い彼らだが、特にTrack.1「Please, Don't Forget Me」はバンド感溢れる広大なナンバーで、THE MORNING BENDERS

Convenanza

アンダーグラウンド界の永遠のルーディーとか、UKテクノの不良番長とか、Andrew Weatherallを語るときに使われるキャッチフレーズは物騒なものが多いから、思わず身構えてしまう人もいるかもしれない。しかし、ソロ名義としては7年ぶりと

When The Morning Comes

Christina Aguileraと共演した「Say Something」で人気に火がつき、前作『Is There Anybody Out There?』が全米3位の大ヒット作になったニューヨークの男性ピアノ・ポップ・デュオ。前作発表後、

Art Angels

ポップなのにどこか虚無感も漂い、ニュー・ウェイヴ的なるものを現代のエレクトロニック且つパーソナルなサウンドに昇華してきたGRIMES。約3年ぶりとなる本作では、これまでこんなにコケティッシュであどけなさの残るヴォーカルを開かれた表現で歌って

Love Saves The Day

THE AVETT BROTHERSと組んで、Garrett DuttonがG.LOVEになる前に聴いていた音楽に回帰した『Fixin' To Die』を経て、オリジナル・ラインナップのSPECIALSAUCEと組んだ『Sugar』から1年