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DISC REVIEW

Overseas

Obscure But Visible

"不可解だが目に見える"というタイトルも示唆するように、Danielle Johnson(愛称:Danz)のインスピレーションが、これまで以上に高い音楽性と奥行きのあるパースペクティヴで表現されたミニ・アルバム。作品は特定できないが、宮崎駿

Here

グラスゴーを代表するインディー・ロック・バンドの重鎮が放つ6年ぶり10枚目。いつもどおりNorman Blake(Vo/Gt)、Raymond McGinley(Vo/Gt)、Gerard Love(Vo/Ba)が4曲ずつ持ち寄り、それぞれ

Panic Stations

今年3月に無期限活動休止を発表し、現在ワールド・ワイド・ツアーを行っているMOTION CITY SOUNDTRACK。9月には日本でのファイナル・ジャパン・ツアーを控えているが、その前にアメリカで昨年秋に発売された6thアルバムに、2曲の

We Care A Lot - Deluxe Band

1982~1998年まで活動し、その後も何度か復活ライヴが行われ、2015年には新作『Sol Invictus』をリリースしたFAITH NO MORE。単なるリユニオンという思い出に浸るのでなく、現在進行形で、その奇妙奇天烈な世界をディー

Primary Colours

デビュー・シングル『Rude(邦題:ルード★それでも僕は結婚する)』が全米チャート6週連続1位を記録したカナダ発のレゲエ・ポップ・バンドがお待ちかねの2ndアルバムをリリース。なるほど、リズムはレゲエのバック・ビート主体だが、USのメイン・

Sunlit Youth

前々作『Gorilla Manor』が全米160位だったことを考えれば、前作『Hummingbird』の全米12位がいかに大きな飛躍だったかがわかるだろう。だがその反面、それが大きなプレッシャーにもなったようで、3年ぶりとなる新作は、周囲の

Operator

2011年に突然の復活を遂げた、ベーシストとドラマーという組み合わせで爆音ロックを奏でたカナダのDEATH FROM ABOVE 1979。その片割れ、Jesse F. KeelerとプロデューサーのAl-Pによるエレクトロ・ユニットがMS

s/t

2012年にAndy States(Vo/Gt)が始めたソロ・プロジェクトがバンドに発展したフィラデルフィアの3人組、CRUISR(読み:クルーザー)。アメリカにおける現在のレーベルメイト、THE 1975を始め、IMAGINE DRAGO

Psychopomp

フィラデルフィアを拠点として活動するインディー・ロック・バンド LITTLE BIG LEAGUEの紅一点にしてフロントウーマンであるMichelle Zaunerによるソロ・プロジェクト、JAPANESE BREAKFASTがUSレーベル

Ellipsis

2013年以来の"FUJI ROCK FESTIVAL"出演も決まっているBIFFY CLYROから最高のタイミングで7枚目のアルバムが到着。先行シングル「Wolves Of Winter」で聴けたマイナー~メジャーを行き来するドラマチック

Ash & Ice

THE DEAD WEATHERのヴォーカルとしての活躍でも知られるAlison MosshartとJamie Hinceによるロンドンの男女ロック・デュオ THE KILLSが前作『Blood Pressures』から約5年ぶりとなる新作

Basses Loaded

NIRVANAを筆頭に90年代初頭のグランジ・ムーブメントに多大な影響を与えたことで知られるBuzz Osborne率いる大ベテラン・オルタナティヴ・バンド MELVINSの約2年ぶりとなる新作。昨年11月に行われた"Hostess Clu

Phase

シンガー・ソングライターおよびトラックメイカーのみならず、マルチ・プレイヤー、さらには類稀なるライヴ・パフォーマーとしての顔も持つUKシーン期待の新人がついに日本デビュー。安易な喩えではあるけれど、James Blakeが作った曲を、Sam

Very Rarely Say Die

フランスのビーチにあるバーで出会ったサーファー4人で結成された、英・豪出身の混合バンド、SUNSET SONSのデビュー・アルバムが完成。2014年に『Le Surfing EP』を発表し、ファンキーで、スタジアム感のあるロック・サウンドで

Kidsticks

イギリスのシンガー・ソングライターによる4年ぶりの新作。夫であるSam Amidonの協力も得ながらアコースティックなセクションを突き詰め、現代のフォークロア・ミュージックとして仕上げた2012年の前作『Sugaring Season』から

A Moon Shaped Pool

あくまで直感なのだが、9.11以降の世界のパワー・バランスの崩壊を予見したような不気味な『Kid A』以降、RADIOHEADの不穏な通奏低音は変わらない。だが、この新作はそれでも人が人としてよりよくお互いを思いやり生きるための、何か心のチ

Why Are You OK

シアトルの5人組フォーク・ロック・バンドによる4年ぶり5枚目のアルバム。Neil Young『On The Beach』とROXY MUSIC『Country Life』の名盤2枚を掛け合わせたような印象的なジャケットに違わず、ロック・クラ

Congrats

トロント出身の4人組インストゥルメンタル・ロック・バンドによる6年ぶり4作目となるアルバム。前作以降はそれぞれ別バンドやプロデュース・ワークなどのソロ活動期間となり、今作で再び集結。初めて本格的なスタジオでの録音となったのもそういった外部活

Weezer(White Album)

4作目のセルフ・タイトルとなる10thアルバム。"White Album"は例によって、便宜上の邦題。セルフ・タイトル作を4枚もリリースするバンドも珍しい。しかし、これはセルフ・タイトルが相応しい。例えば、"Red Album"なんかよりも

Mirage

5年ぶりのニュー・アルバムだが、制作期間は5ヶ月という"インスピレーションで勝負!"な1枚。この間、すっかりEDM優勢になったダンス・ミュージック・シーンだが、"俺はエレクトロ・インディーが聴きたいんだ!"というリスナーをDIGITALIS