DISC REVIEW
K
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まったく、彼らはリスナーを飽きさせることを知らない。約2年振りのリリースとなる4枚目のオリジナル・アルバムは、KASABIANの活動の集大成であり、新たな力が凝縮された作品だ。怪しく不穏な閉塞感、獲物を虎視眈々と狙うような危険度。ひたすらに
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前作『Empire』の時代錯誤的とも言える大仰なハード・ロックは、彼らが本来持つ不穏なグルーヴを半減させてしまっていた。しかし、Dan Nakamura(DJ SHADOW等)をプロディースに迎えた本作では、そのグルーヴがより強靭なものとな
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"心臓が止まるほど美しい"と評されたデビュー作『Hopes And Fears』から10年を経たUK発の4ピース、KEANE。作品は毎作UKチャート1位となり、日本でもこれぞUKロックたる叙情性の高い鍵盤サウンド、繊細で憂いがあり、かつ大ら
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イギリスのピアノ・ロック・バンドKEANEによる4枚目のオリジナル・アルバム。サポート・メンバーだったJesse Quin(Ba)が正式加入してから初の作品となり、全英チャートにおいて前作に続き初登場1位を獲得している。時間に囚われず制作さ
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EPをリリースすれば即完売、インディー・ロック・シーンで注目を浴びているギリシャはアテネで活動する男女デュオ、KEEP SHELLY IN ATHENSの初のCD作品。2010年のデビューEP『In Love With Dusk』と2011
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Bruno Marsもいいけど日本にはKeishi Tanakaがいる! と歓喜したくなるほどポップに、そして現代版にアップデートされたソウル、ジャズ、スカなどがずらりと並ぶ好盤。Tokyo Recordings、LEARNERS(松田"C
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ジャズ・ロック・バンド fox capture planとシンガー・ソングライター Keishi Tanakaが互いをフィーチャリングした作品をそれぞれのレーベルから同時リリース。表題曲のTrack.1「透明色のクルージング」と同曲のインス
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BLOC PARTYのヴォーカル、Kele Okereke がKELEとしてソロ・デビュー。SPANK ROCKのトラック・メーカーXxxchangeをプロデューサーに、ダンスホールやグライムを下敷きにしたようなブレイクビーツ、女性Voをフ
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昨年、アルバム『Banshee』でデビューしたNYのシンガー・ソングライター、Kendra Morrisの新作は、David BowieやLou Reed、Isaac Hayes、PINK FLOYDやRADIOHEAD等のカヴァー・アルバ
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2008年8月に結成したコイケ(Vo&Gt)、オカヤス(Vo&Dr)による男女2人組みバンドのほぼ1年ぶりとなるニュー・アルバム。体制的にはTHE WHITE STRIPESのそれと同じではあるが、彼らは限りなく最小限の人数で灼熱のロックを
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2020年9月の活動開始以降、コンスタントなリリースやワンマン・ツアー開催、準備期間としての活動休止を経て、バンド名の変更とともにシーンに舞い戻った4ピース・バンド KEPURA。満を持して繰り出されたメジャー1stアルバムは、彼等の意思表
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2012、13年のSUMMER SONIC連続出演、今年2月より開催した東名阪ワンマン・ツアーも大成功を収めたKIDSがリリースする初のフル・アルバム。いきものがかりなどを手掛ける本間昭光、amazarashiらを手掛けるデワヨシアキ、そし
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関西を中心に活動し、ライヴ・パフォーマンスに定評のある奈良県出身、平均年齢22歳の4人組バンド。全国20ヶ所以上でライヴ・ツアーを行い、ファンから支持が高かった曲が今作には収録されている。心地よい疾走感とグルーヴ感のある楽曲はデビューしたば
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Jaz Coleman率いるインダストリアル・へヴィ・ロック・バンドKILLING JOKE の通算14作目となる新作。後追いで彼らを知った筆者は、90年代の彼らの音楽――つまり、テクノを取り入れたハードコアに居心地悪さを感じ、聴けなかった
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これまでの活動の成果を踏まえ、そんなにポップに盛りつけずに、素材の良さ(=楽曲そのものの魅力)や気を張らない自然体を見せたかったという2ndフル・アルバム。その結果、荒田 洸(WONK/Dr)とMELRAWをサウンド・プロデューサーに迎えな
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THE KILLERSのフロントマン、Brandon Flowersが、5年ぶりとなるソロ・アルバム『The Desired Effect』をリリース。MADONNAやVAMPIRE WEEKENDらのプロデュースを手掛けるAriel Re
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"西宮の大統領"Keizo(Vo/Gt)と"狂犬"Marya(Gt/Scream)率いる兵庫西宮のKING BROTHERS。アメリカから逆輸入デビューし今年20周年を迎えた彼らは、Zony(Dr)を仲間に入れ、再びベースレスの3ピースとな
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ベースレスの獰猛なガレージ・ロックンロールを掻き鳴らし続け、国内外多くのバンドからリスペクトを集めるKING BROTHERS、ベースのシンノスケが加入してから初のアルバム。精力的なライヴ活動で全くそんな感じはしなかったのだが、何と6年ぶり
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