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DISC REVIEW

Japanese

2016年11月号掲載

What's a Trunk?

Keishi Tanaka

『What's a Trunk?』

Release Date : 2016-11-09
Label : Niw! Records

Bruno Marsもいいけど日本にはKeishi Tanakaがいる! と歓喜したくなるほどポップに、そして現代版にアップデートされたソウル、ジャズ、スカなどがずらりと並ぶ好盤。Tokyo Recordings、LEARNERS(松田"CHABE"岳二&紗羅マリー)、そしてジャズ・ロック・バンド fox capture planとのシングル3部作をアルバムのフックにしつつ、新たにRopesと共演したアコースティックもエレクトロも呑み込んで独自のフォーキーな情景を完成させたTrack.8などもごくごく自然に並列されている。しかしなんといってもこれからの寒い季節をものともせずに外へ飛び出し、思わず仲間と踊りたくなるようなオープニングの「What A Happy Day」と、続く「Another Way(is so nice)」の清々しさったらない。粋でエモくて笑顔と涙が共存する傑作。(石角 友香)


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透明色のクルージング

ジャズ・ロック・バンド fox capture planとシンガー・ソングライター Keishi Tanakaが互いをフィーチャリングした作品をそれぞれのレーベルから同時リリース。表題曲のTrack.1「透明色のクルージング」と同曲のインスト・バージョンを共通トラックとした内容違いの5曲入りとなっている。「透明色のクルージング」はfox capture planにとっては初めてのヴォーカル入り楽曲を収録したものとなっており、見事なマッチングで躍動感溢れる楽曲を聴かせている。その他、fox capture planサイドでは軽快なピアノをバック・ビートで聴かせ、まさに本領発揮といった爽快さのTrack.3「Silent Fourth」、Keishi TanakaサイドではTrack.4「After Rain」の"fox capture plan Remix"など、互いに異なる聴きどころを楽しめる。(岡本 貴之)



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