Japanese
FINLANDS
2022年11月号掲載
Member:塩入 冬湖(Vo/Gt)
Interviewer:高橋 美穂
FINLANDSが10月に「like like」、11月に「キスより遠く」と、2ヶ月連続で配信リリース。塩入冬湖が出産してから、初めてのリリースとなる今回。音楽でしか表現できない"言葉の奥にある感情"や"当たり前を超えたときめき"が伝わってくる、秀逸な2作となっている。なお11月22日からは、今年で結成10周年という節目を祝したツアーも開催。溜め込んできたアイディアやパッションが鮮やかに弾け始めた、今のFINLANDSを見逃さないでほしい。新作と10周年について、塩入に訊いた。
-少し時間が経ってしまったんですが、ご出産おめでとうございます。
ありがとうございます。
-出産から数ヶ月というタイミングで、リリースとツアーの情報が届いたので、本当にパワフルだなぁと思ったのですが。
幸い、身体の回復は早かったんですよ。あとは夫が子供の面倒を見ていてくれるので、早く復帰できましたね。
-身体だけではなく、気持ちはいかがでした? 音楽をやりたい! っていう気持ちにはなれました?
さすがに最初は身体中が痛くって。自分の身体がもとに戻っていくっていうのに付き合うのでいっぱいいっぱいで、新しい制作について考える余裕はなかったんですけど、ちょっとずつ時間ができてくると、寝る前に今までのボイスメモを聴き返して、こういう曲を作ってみたいなとか思えるようになって、徐々に感覚が戻ってきましたね。
-今回の「like like」、「キスより遠く」は、いつ頃に制作されたんですか?
この2曲は産前に作っていたんですよ。「like like」は、3年前から温めていた曲で、いつ出そうかタイミングを考えていて。それが今回になって、産休前にレコーディングも済ませていたんです。「キスより遠く」は、あとはレコーディングするだけっていう状態にしてから産休に入ったんですよね。
-そうなんですね。「like like」は、"感情と言葉は別の訳し方が存在する時がある"とコメントにも書かれていますけれど、難しいテーマが描かれていますよね。
私は小難しく転がすのが好きなんですよね。でも、端的に説明すれば"好きだけど、どうにもならない気持ちを、自分の中でごまかせない"とか、簡単な文章になると思うんです。言ってしまえば、誰にでもあるような気持ち、昔からあるテーマなんじゃないかなって感じますね。
-紙資料のコメントには、魚屋さんで発泡スチロールの中にいたオレンジ色の魚たちを見て、きれいだなと思ったと同時に死んでいる魚を見てきれいだなと思うのは残酷だと、心が痛むべきだと思ったけれど痛まなかったというエピソードが書かれていましたけれど、これが、曲が生まれたきっかけだったんですか?
うーん、こういうテーマは日々考えていることなので。ただ、自分の中で何が悲しいってこういうことが悲しいんだなって、深く考えるきっかけではあったのかもしれないです。
-すごく深いテーマだと思うんですけれど、魚屋さんで魚を見るって日常じゃないですか。日常から深いところにいける思考回路を持っていらっしゃるのかなって。
いや、私ひとりっ子で、ひとり遊びが常だったので想像してボーッとして過ごすのが好きなんですよね。その延長線上にあることなんじゃないかなって、最近では思います。
-また、こういうテーマをポップ・ミュージックに昇華されているじゃないですか。そこは、ひとつFINLANDSらしいところなのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
自分が聴きたい音楽にするっていうのが一番根底にあるんですけど。それが反映された結果が、ポップ・ミュージックに昇華されているっていうことなのかなって思いますね。
-なるほど。そもそも音楽って、言葉で表現しきれない、言葉の奥にある感情を表現できるものなのかなっていうことも、今作を聴いて改めて思いました。こういう、いろんな感想が生まれてきそうな楽曲ではありますよね。
ちょうど昨日(※取材は10月20日)ミュージック・ビデオを公開したんですけど、そこにいただいたコメントを読んでいても、深く受け取ってくださる方が多くって。私は作った当初からその曲のことを考えているからかもしれないんですけど、時間差で感想をいただくと新鮮というか。自分もその曲を作った原点に帰れるというか、もう1回その曲を咀嚼してみようと思えるんですよ。特に「like like」なんていろんな受け取り方ができると思うし。FINLANDS始めたての頃は、人の感想を聞いても、"そう思っているならそう思っているでいいけれど、私は違うふうに思って作った"って考えていたんですけど、今は感想がまっすぐに面白いと思える。それは自分の中の変化ですね。
-ちなみに塩入さんは"like"という言葉を、どう使っていますか?
私はいろんなものに使います。あんまり嫌いなものは多くないほうがいいと思っていて。たまにある"嫌い"だからこそ、特別になるんですよ。だから、"like"がありふれていたほうが私はいいなって思っていて。言わば"like"は、あったら嬉しいけれど、なくても悲しくはないもの。"love"ってなると、ないと悲しいというか。
-よく言われる、"love"と"like"の違いの説明として、すごく腑に落ちますね。では、「キスより遠く」ができたきっかけは、何かあったんでしょうか。
"村井の恋"っていうドラマの主題歌(2022年4月リリースの配信限定シングル「ピース」)を作らせていただいたんですけど、そのときに一緒に作っていたんです。ドラマのテーマがど直球な心の渡し合いだったので、そこに影響されて作ったと思います。FINLANDSって直球ではないバンドだと思っていたんですけど、考えてみたら、自分の中に直球なところって見受けられるんですよね。それってどんなときに出てくるんだろうって考えたら、「キスより遠く」の内容に辿り着いたというか。挨拶みたいに"好きだよ"って言うとか、キスをするとか、習慣の行為や言葉が溢れていると思ったんです。恋愛に関してだけじゃないですけど。でも、本当に欲しいものって、それじゃない。本当に自分が理解してこの言葉を口に出したい、こういうことをこの人にしたいって思ったときの"それ"が欲しいだけで。別に習慣を求めているわけじゃないっていう。"好きだよ"って伝えたりキスをしたりする、その奥にある一瞬の熱量みたいなものを求めているんじゃないかなって。そういうのと、日々戦っているような気がするんです。今日はこういう熱量を見ることができたとか。そういう戦いに挑み続けている自分ってすごく直球だと思うんですよ。だから、考えていることを小難しくしたいだけであって、やっていることはストレートなんだろうなって。
-音楽で、いろんなことの奥や裏を目指している感じがありますね。
「キスより遠く」は、ほんとにそうですね。その奥にあるものが未だにわからないからこそ、挑み続けられるというか。
-理性とか行動とか、すべてを超越するときめきみたいなものって、「キスより遠く」で表現されていることのひとつでしょうけど、そういうものをなくしたくないって、聴いていると思います。
なくしたくないですね。それを持ち続けていなきゃっていう意識下じゃなく、自然にそういうものを諦めずにいたいと思います。
-それこそ、創作活動って、そういうときめきの積み重ねでもあるんじゃないですか?
本当にそうだと思います。ひらめきを具現化したい、それでまた自分がときめきたい、その一瞬のためにやっているっていう。
LIVE INFO
- 2025.05.05
-
ExWHYZ
渡會将士
Plastic Tree
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
斉藤和義
ヒトリエ
私立恵比寿中学
"JAPAN JAM 2025"
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
緑黄色社会
"VIVA LA ROCK 2025"
豆柴の大群
- 2025.05.06
-
ビレッジマンズストア
Lucky Kilimanjaro
斉藤和義
ヒトリエ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
超☆社会的サンダル
LACCO TOWER
"VIVA LA ROCK 2025"
- 2025.05.08
-
オレンジスパイニクラブ
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
DeNeel
Maki
緑黄色社会
SUPER BEAVER
柄須賀皇司(the paddles)
ORCALAND
ヤングスキニー
WANIMA
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
点染テンセイ少女。
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.20
-
斉藤和義
オレンジスパイニクラブ
indigo la End
yummy'g
RELEASE INFO
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.25
- 2025.06.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号