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DISC REVIEW

カーバイト

熊本アンダーグラウンド代表、そして全員が40代半ばを超えるというポスト・パンク・バンド石頭地蔵の2ndアルバム。ニューヨーク・パンクを彷彿とさせる切れの良いサウンドと吐き出す様なクールなヴォーカルからは40代という年齢は全く感じさせない。そ

Tourist History

昨年12月に行われたBritish Anthemsでのライヴも好評を集めたTWO DOOR CINEMA CLUBがいよいよ1stアルバムをリリース。フランスの人気レーベルでもあるKitsuneが猛プッシュするこの3 ピースへの賞賛は、あの

プラネタリウム

素朴で優しいポップ・センスを持つ3ピースLOVE LOVE LOVE のニュー・シングル。アルバム・デビュー前にして夏フェスにも出演するなど、既に高い支持を獲得している彼等。寺井孝太の透明感のある歌声が温かみのあるポップ・ソングにピッタリと

Spanish Omelette

イタリアのネオロカビリー・バンドTHE HORMONAUTS。このアルバムが日本でどれだけ出回るのかは正直未知数だけれど、とにかくこのアルバムは楽し過ぎる。スウィングするブレイクビーツ×ロックンロールがフロアを煽りに煽るパーティ・トラックが

XXX“If You Came HERE”

DEX PISTOLS、80kidz、DJ KYOKO。いずれもここ1~2年の間に“エレクトロ” という言葉を、コアなリスナーから一般層にまで広めた功績は言うまでもない。それぞれに活動の幅やプレイの質は色々だけど、DJ KYOKOはあくまで

Thank You

ENTER SHIKARIの2ndアルバム『Common Dreads』って、物凄くいいアルバムだし、Skream!読者層にこそ聴いてほしいんだけど、結果的にラウド層からもインディ層からもほぼ注目されなくて残念だった。今からでも是非聴いてく

Fire Like This

彼らの持ち味でもあるストレートで荒いロック・サウンドにフォーカスされた2ndアルバム。2ndともなるともう少し音楽性を広げてくるかなと予想していたが、彼らは自分達のソリッドな部分をさらにいっそう磨き上げてきた。このソリッドなサウンドに大きく

A.M.T.P.E.P.

デジタル時代。インターネットによりあらゆる情報がフラットとなったゼロ年代に育まれた知性は、混沌としながらも、ジャンルを崩壊する奔放さがおもしろい。黒猫チェルシーや踊ってばかりの国と新世代の躍進に沸き立つ神戸から、またしてもユニークな新鋭が。

生と死と詞

THE BACK HORNの歌詞はとても素朴ながらも、体の芯を掴まれる様な感触がある。誰もが感じているけど言えなかった事をストレートに投げかけられる様な誠実さがそこにはある様な気がするのだ。キャリア初となる歌詞集をリリースするTHE BAC

Teen Dream

あのFLEET FOXESやGRIZZLY BEARも絶賛するボルティモア出身のドリーム・ポップ・デュオBEACH HOUSEから3rdアルバムが届けられた。本人達も自分達のクラシックが作れたと語る本作は、深くそして穏やかで、まるで森の中の

19972007

昨年リリースされたシングル「Back On My Feet」は、最早説明不要の大衆性を獲得した後のBBSと、デビュー当時のエクスペリメンタルな要素が見事に調和した素晴らしい曲だった。そして、満を持しての2枚組究極ベスト盤が登場。これはもう、

The Soft Pack

これがデビュー・アルバムなのにこんなに変わるってどういうことだ!?ローファイなガレージ・ロックンロールでEPの時点で注目を集めていたサンディエゴ出身のTHE SOFT PACK。どうやら、大きな思い違いをしていたようだ。初期パンク、ガレージ

FRESH

detroit7と様々なアーティストとのコラボレーション・アルバム。TOKYOエレクトロの新世代DJユニットMYSS、DUCK ROCKとのコラボレーションでは、00年代以降のエレクトロをdetroit7印の荒々しいガレージ・サウンドで仕立

End Times

昨年アルバムをリリースしたばかりなのに、早速フル・アルバムが到着。前作がガレージ・ブルース・ロックとでも言うべき力強さが前面に出ていた反動なのか、今回は穏やかなアコースティック・ナンバーがほとんど。特徴的なのは、ほとんどがドラムレスで、ギタ

One Life Stand

HOT CHIPの5枚目のアルバム。アンダー・グラウンドからもオーヴァー・グラウンドからも愛される彼らは、今作であまりにも開放的で美しい音世界を提示している。前作のエレクトロ・ディスコ路線も残しつつ、今回はストリングスや生楽器を多用して、さ

ヒズミカル

TOKYO No.1 SOUL SET渡辺俊美のソロ・ユニットTHE ZOOT16による4枚目のアルバム。スパニッシュ、アイリッシュ・トラッドにスカ、レゲエにラテンとボーダーレスに様々な音楽をミックスするTHE ZOOT16。その音はあくま

Romance Is Boring

前2作でおもちゃ箱をひっくり返しながら遊ぶ子供のような無邪気なポップ・ソングを鳴らしたウェールズの男女7人組LOS CAMPESINOS!。彼等の持ち味であるポップネスをしっかりと保ちながらも、前2作とは異質の鬱屈を吐き出しながら転がってい

1・2・MAX

今年10年目を迎えるPE'Zの3年ぶりとなるオリジナル・アルバム。pe'zmoku等、さらに精力的にその活動を拡大する彼らだが、今作は『1・2・MAX』という、直球勝負のタイトルが示す通り、いつも以上にハイ・ボルテージで遊び心満載の爆音JA

Life Goes On

2009年に10周年を迎えたアナログフィッシュから新たなアルバムが届けられた。昨年は病気療養のため一時脱退していたメンバー斉藤州一郎が復帰するなど、バンドとしても10周年という区切りで新たなスタートを切ったと言えるだろう。このアルバムもまた

SuiseiNoboAz

ライヴ・シーンでは、その圧倒的なライヴ・パフォーマンスと楽曲の完成度の高さでその名を轟かせていたSuiseiNoboAzが遂にアルバムをリリース。しかも、プロデューサーは向井秀徳である。オルタナティヴ・ロックにサイケデリックなファンクネスを