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DISC REVIEW

Japanese

Idiography E.P.

IDIOT POP

『Idiography E.P.』

Release Date : 2010-04-01
Label : Idiot Pop Records

昨年、アルバム『Idiot Pop』初回生産盤1000枚を一ヶ月で売り切り、その後も記録的なロング・セールスを記録。テクノとTKの間に勝手に道を作って独自のポップ・ワールドを築きあげるIdiot Popの6曲入りファースト・シングル。『Idiot Pop』で提示した世界観を凝縮し、さらに過剰にしたようないびつなメルヘンなポップ・ワールド。Idiot Popの代名詞とも言えるチャイルド・ヴォイス使いもより顕著に。基本はもちろんダンス・ミュージックなのだが、既存の枠組みには収まらない振れ幅を見せる新機軸も披露。この振れ幅の広さと過剰なまでのポップさが、Idiot Popの肝。見たことはないけれど、とにかく面白そうで手が伸びてしまうようなオモチャばかり詰まったオモチャ箱。(佐々木 健治)


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Idiot Pop

宮崎県延岡市出身というIDIOT POP。彼のホームページからそのまま拝借すると、テクノドランクアーティストだそうだ。TKから始まり、テクノと共に育ってきたという彼の音は、DE DE MOUSEとKITSUNE周辺のエレクトロの間で無邪気に遊ぶ酔っ払いというか。一つのジャンルやテイストに拘るのではなく、節操なくやりたい放題やりながらも、雑多な要素を絶妙のバランス感覚でブレンドしている。テクノ、エレクトロのどこかではなく、どこもかしこも取り込んで生み出された突然変異的ダンス・ミュージック。変態的なのに、ポップ。キャッチーなのに、尖っている。気が付いたら、彼のことが気になって気になって仕方がない自分がいる。この夏、IDIOT POP中毒が多発しそうな予感大。(佐々木 健治)