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DISC REVIEW

Kids

ノイズを撒き散らしながら、鬱屈した感情を吐き出すようなパンキッシュでロックンロールを爆音で鳴らすTHE CHAPMAN FAMILYの日本デビューとなるミニ・アルバム。陰鬱なニュー・ウェーヴと初期衝動全開のパンクの間で不協和音を撒き散らすよ

love me

様々なバンドのサポートや故・上田現(ex.LA-PPISCH)のELEへの参加など、独自の道を歩んできた奥村大を中心とするWash? の5枚目のフル・アルバム。グランジ/ オルタナティヴ・ロックの影響を感じさせるバンド・アンサンブルはエモー

アルクアラウンド

サカナクションのニュー・シングル「アルクアラウンド」。柔らかなエレクトロニカの手触りは保ちながらも、80'sテイストのシンセとアグレッシヴなバンド・サウンドが、独特の歌心を力強く推し進め、切なさとともに高揚感がこみ上げてくる。「スプーンと汗

Contra

いや、もう名盤である。それでいいんじゃないかなと思ってしまう。アルバムの冒頭を飾る「Horchata」からラスト「I Think Ur Contra」での心地よいクールダウンまで、高揚感は途切れることなく上昇していく。引き締まったサウンド・

YOUTH

mudy on the 昨晩の3曲入りシングル&ライヴDVD。5人組トリプル・ギターという編成での圧倒的にプリミティヴなライヴ・パフォーマンスが評判を呼び、既に多くの海外アーティストのサポートも務めるなど、各方面から高い注目を集めるmudy

Running With The Wasters

輸入盤のみで脅威の売り上げを記録した期待の新人ロックンロール・バンドTHE TAKEOVER UKの日本盤がいよいよ登場だ。ストレートなパワー・ポップ・サウンドにしゃがれた歌声に元気一杯の「シャラララ」コーラス。シングルである「Ah La

空想パドル

「ブルー3部作」最終章と題されたミニ・アルバム『空想パドル』をリリースするLOVE LOVE LOVEは2008年4月に上京し全国的な活動をスタートさせた3ピース・バンド。2009年2月にメジャー・デビューを果たし、今年の夏には「ROKIN

勤労ロードショー~ LIVE IN JAPAN ~

再結成がこんなに盛り上がったバンドもそうそういないだろう。僕は好運な事に今年の夏フェスでユニコーンを2回観ることができた。2回ともかなりの盛り上がりであったが、ニュー・アルバム・リリースもあり再結成ライヴによくある懐かしさだけで胸一杯になる

Of the Blue Colour of the Sky

ミュージシャンとして成長すると、表現の幅がどんどん広がっていくのは自然なことなのだろう。OK GOにとって3作目であるこのアルバムも、「俺達ってこんなことも出来るんだぜ!」という、メンバーの誇らしげな顔が思い浮かぶような作品だ。PRINCE

Day Myself Black

MySpaseの日本国内アーティストEMOランキングで1位を獲得しオリコン・チャートでもロング・セールスを記録するなど、日本のエモ・ロック・シーンで今や飛ぶ鳥を落とす勢いのWINNIEがいよいよ1stフル・アルバムを発表。2ndミニ・アルバ

FREE TIME

少年ナイフの15枚目となるフル・アルバム。その力みのない佇まいと人を食ったようなポップ・センス。少年ナイフというバンドは、例えばグラスゴーの良質で自由な気質を持ち続けるポップ・バンドのようでもある。この姿勢とセンスをキープし続けることって、

This Is My Works

DAFT PUNKは永遠に語り継がれるだろう。多分、JUSTICEも。でも、それ以外のエレクトロ勢って、もちろんいいのはたくさんあるんだけど、3年後どころか1 年後にいるかどうかも微妙なんじゃないかと感じてしまう。善し悪しの話じゃなくて。で

Hidden

2008年、『Beat Pyramid』で衝撃のデビューを飾ったTHESE NEW PURITANSのニュー・アルバム。あのつんのめった性急なビート感は、このコンセプチュアルな新作にはない。様々なスタイルを呑み込んだビート・ミュージックを基

FAIRYTALE

おとぎ話が、本気で覚醒したのではないだろうか。有馬のポップなメロディ・センスと歌詞世界を、しっかりとオルタナティヴ・ロックとして具現化している。一つ一つの楽曲の完成度の高さ、アイデアの豊富さ。そして、それを日本語でしっかりと「届ける」ことが

風のメロディ

デビュー・シングル『夢』がテレビの主題歌に抜擢されるなど、高い注目を集めた秋田発のエモーショナルなロック・バンド鴉のニュー・シングル。様々な表情を見せたデビュー・シングル『夢』とは異なり、疾走感を前面に出した「風のメロディ」「ココニナク」「

BESTOISU!!!!

メジャー・デビュー10周年という節目を迎えたPOLYSICSにとって、2枚目となるベスト・アルバム。2004年、Drのヤノ加入以後の作品から選曲されているこの作品。シングル曲やライヴでの定番曲などを中心にまとめられたDisc-1と、未発表曲

My Dinosaur Life

彼らを男の子に例えるなら、一般的にかっこいいわけじゃないけど、優しくて、一緒にいると楽しくて、でも彼だけの世界に自分をあんまり入れてくれないから、ちょっと悔しくて、つい意地悪したくなっちゃうんだけど、なんだかほっとけない男の子。要するに強烈

Colorful Talk

これまでのGARIというと、ミクスチャー/エレクトロ色の強い、ラウドロック的なバンドという印象があった。しかしこの最新作は、従来の激しさを少し抑え、よりエレクトロ色を濃くし、踊りやすく、歌いやすく、更に幅広い層のリスナーにアプローチする作品

Turn Ons

洋邦問わず様々なカヴァー集がリリースされる昨今。新たな表現の模索として、ルーツ史観や純粋な音楽嗜好(遊び心も)で創作意識の抜本的な再解釈や原点回帰という意味合いを持つが、このカヴァー集は原型を留めぬほどオリジナリティに溢れ「ひとつの作品」と

在日ファンク

日本に在りながら、JB(James Brown)スタイルを継承したファンクにこだわり、SAKEROCKのトロンボーン奏者・浜野謙太がヴォーカルをとる在日ファンク。まさにJBスタイルのまくしたてるヴォーカルとキレのあるホーン・セクション、腰に