Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

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DISC REVIEW

Only Revolutions

前作『Puzzle』で全英2位を獲得し、スターダムにのし上がったスコットランドのBIFFY CLYRO通算5枚目のアルバムとなる本作。力強いメロディとアグレッシヴなオルタナティヴ・サウンドには、ダイナミックなロマンが感じられる。細分化の流れ

Three States Of Mind

QUATTROを始めとするロック・バンドや様々なジャンルのアーティストのプロデュースを務めてきたVo&GtのNaokiが中心となって結成されたGREAT WALLS SOUNDの1stアルバム。プロデュースを沢山務めてきたからだろう、とにか

Man Up

デンマークのガレージ・バンド、THE BLUE VANのサード・アルバム。今作も、60’sマナーな男気溢れるR&Bロックンロールを繰り広げている。男の色気タップリのヴォーカルと切れ味鋭いギター・リフ。時にズシリと、時にねっとりと腰にまとわり

Mind Chaos

耳の早いあなたならもう知っているかも。新たなインディ・ダンス・バンドとして注目を集めるHOCKEYが1月の来日公演に合わせいよいよ日本デビュー。最新のダンス・ミュージックを自分達のグルーヴに置き換え突き進む彼らだが、個人的に惹かれるのはKO

INDEX

2003年に東京で結成された四人組ポップグループ。2006年に自主音源『PACK』をリリースしているが、今作はこれまでのlinesの足跡をまとめた自己紹介的ミニアルバムだ。Vo.の栄田祥子はキュートな声が特徴的で、同性の女の子にも人気が出そ

Wonder Wheel The Live

今年5月、恵比寿リキッドルームでの『WONDER WHEEL THE LIVE TOUR FINAL』の模様を収録したサ上とロ吉初のDVD。笹沼位吉(SLY MONGOOSE)、TARO SOUL、LUVRAW&BTB、宇多丸(RHYMES

YMO vs minimums

マリンバ2台とパーカッションからなる女性3組ユニットのMINIMUMS のYMOカバー集。都内のワンマン・ライヴでは常に満員状態という人気を誇るこのユニットは国立音楽大学を卒業後、数々の音楽コンクールで賞を受賞後、NHKの朝のテレビ小説の音

Wanderlust

perfect piano lesson、1年ぶりのセカンド・アルバム。それぞれの楽曲ごとに、全く別の場所で暮らす人々の物語が歌われるこの作品。perfect piano lessonらしいバンド・アンサンブルと流麗なメロディが、これまで以

The Muslims

既にTHE LAST SHADOW PUPPETS、FRANZ FERDINANDなどのサポート・アクトを務めるなど、話題をかっさらっているTHE SOFT PACKの10曲入りデビューEP。BLACK LIPS、VIVIAN GIRLS、

parade

今年の6月にVOLA&THE ORIENTAL MACHINEのオープニング・アクトを務め、今年の夏のSUMMER SONIC09にも大抜擢された事で一躍注目を集めた大阪出身の4ピース・バンドの1st ミニ・アルバム。ポップなサウンドと頼り

A GIRL SUPERNOVA

17年目を迎えたPANIC SMILE。僕が彼等を知ったのは、10年前。僕の上京後、初めてのライヴがNUMBER GIRLとPANIC SMILEだった。だから、その日のことはよく覚えていると言いたいが、NUMBER GIRLのことしかあま

Beyond The Mountain

2003年に結成されたエモーショナル・ギター・ロック・バンドの注目株であるEGG TOPが1stミニ・アルバムをリリース。平均年齢23歳と若い彼らが奏でるサウンドは初々しくそしてストレートに響く。今年7月にライブ会場のみで先行発表された「K

KITSUNE MAISON COMPILATION 8

KITSUNE MAISON、この間7が出たばかりなのに、もう8がリリースですか。相変わらずのスピード感。それだけ、面白いインディ・バンドが多いということなのか、それとも流行のサイクルがさらに加速しているということなのか。今回も、TWO D

新世紀のラブソング

1年2ヶ月の創作活動を経た後にリリースされるアジカンのニュー・シングルは、二つのメイン・メロディが交錯し、歌うというよりは呟きを発する前半から、1オクターブを自在に操りながらも、朗々と力強いメッセージを発する後藤の歌が、曲を聴いた何時間後も

Embryonic

SUMMER SONIC での母体から登場するパフォーマンスは、『Embryonic』=胎性と名付けられた本作に繋がっていたのか。ただ、エンターテイメント性溢れるステージを目撃した直後だけに、この新作『Embryonic』のモードには驚かさ

くるり鶏びゅ~と

錚々たるメンバーが集結し、くるりの名曲をカヴァーした鶏びゅ~と・アルバム。それぞれが趣向をこらしたカヴァーを披露しているが、その中でも別次元の名演を披露しているのが松任谷由実「春風」。いっそのこと、シングル・カットしたらいいのに。トラディシ

Grace and the Bigger Picture

思春期性を帯びた“蒼い衝動”で駆け抜けたのがデビュー作であれば、本作の緩急をつけた疾走感は“ 第二次性微の葛藤” がもたらしたものだろうか。性急なビートにフックの効いたメロディーで90年代USオルタナティヴの憧憬を描く3ピース、JOHNNY

Cult

CAPSULEの「Idol Fancy」へのフィーチャリングや、自身が参加するLOVE AND HATESでのAFRAとの共演でただ今注目を集めるYUPPA からHNC(HAZEL NUTS CHOCOLATTE) 名義での3rdアルバムが

Islands

80'sニューウェイヴの影響を云々って、もう説明にならない気がする。今みたいに様々な角度からこの多様性を持った時代にスポットが当たると「80'sニューウェイヴのどの辺」という話が必要で、こういう言葉に対してもっと自覚が必要だと実感する。この

Lightning Runaway ~NO MUSIC, NO LIFE ~

今年結成20周年を迎えるTHE PILLOWSが、アメリカで良質なポップ・ソングを生み出し続けているSSW、Ben Kwellerとともに作り上げたシングル。タワーレコード30周年記念企画として実現したこの太平洋を跨ぐコラボレーション。軽快