SEBASTIAN X 永原真夏の「つれづれなるままに...サファイア!」【第9回】
2014年02月号掲載
コンゴに行きたい。
2013年の暮れ、わたしはそう思い立った。
コンゴに行きたい。行かねばならない。
そう、サプールに会いに、コンゴ共和国へ!!!!
まず、サプールとは何者か?
ふふふ、良い子のみんなに、まずそれを説明しよう!
もともとは「サップ(SAPE)Société des Ambianceurs et des Personnes Élégantes」、『エレガントな人々の集団』という意味。で、それを実践しているのが、サプールである。
彼らはスラム街を、ハイブランドのスーツを着て闊歩する。タグを見せびらかしながら。そのスタイルはとにかくカラフルで、例えば水色のセットアップスーツにピンクのYシャツとか、黄緑にオレンジとか、ホワイトに赤とか......。とにかくヴィヴィッドである。
しかもただ派手なだけじゃなく、絶対にコーディネートに3色までしか使ってはいけないというルールがある。
そう、ド派手なファッションやスタイルに、「秩序」があるのだ。
なぜ、彼らはファッションに秩序を求めるのか?そして何故「エレガントさ」を掲げるのか?
これは、サプールなりの反戦活動なのである。
コンゴ共和国の治安は悪い。紛争や内戦が繰り返される。そのうえ今もなお貧困で苦しんでいる。
その滅茶苦茶な情勢に牙を立て、自ら平和にむけた決意表明である「秩序」をスタイルに設けた。
「武器を捨て、エレガントに生きる」。
それはサプールなりの抵抗、生きる知恵、豊かさなのである。
わたしはそのサプールのスタイルに、「気概」というものを見た。
それはかつて黒人差別に対抗してBボーイがピカピカの白いスニーカーを履いていたように。
食わねど高楊枝、と謳った武士のように。
バブル期の日本を俯瞰して見ていた岡崎京子の描く若者のように。
サプールはわたしに大きなクエスチョンを投げかけた。
見栄を張るということ。
戦うということ。
「君の気概、見せてよ!」
それは今もなおわたしの胸をヒリヒリさせている。
そうだ、コンゴに行きたいのだ。
日本のサプールは歌うのだ。
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