SEBASTIAN X 永原真夏の「つれづれなるままに…サファイア！」【第5回】

COLUMN

SEBASTIAN X 永原真夏の「つれづれなるままに…サファイア！」【第5回】

2013年06月号掲載

SEBASTIAN X

やあみんな！永原真夏だぞ。
最近のSEBASTIAN Xはというと、アルバム制作中であります。これはカッコ良いアルバムになっちゃうんじゃないかしら♡ まじで♡
リリースはちょっと先だけど、一聴して、愛でたり楽しんだりムカついたり笑ったりしてもらえれば、ほんとにもうこれ幸いです。
どーぞよろしくぴょん！

さて、夏ですね。この世の中には夏が嫌いな人間や生き物も多いみたいですけど、わたしは根っからの夏女なのでもう今からソワソワしてワクワクしてます。
（だってさ、名前が『真夏』だよ？　むしろ嫌いなんて言えない空気の中育ってきたよね〜！！）
てことで今回は、夏に聴きたい曲をいくつかご紹介しようと思います。

１、Wilco「Theologians」

この曲を初めて聴いたのが夏だったので、ずーっと夏のイメージが付いてる。
「なんて切ない曲なの！！」と思って、歌詞を読んだら、哲学的すぎて意味わかんなかった。だから本来の意味合いはわかんないけど、わたしにとってはさみしい男のハーモニー。
「チェリーゴースト」って言葉、そっくりそのまま男の子を表してるみたい。夏の夜に聴くべし！

２、Theピーズ「死にたいやつは死ね」

いくら夏大好きなわたしとはいえ、ロマンチックに釘を刺したいときもあるってもんです。
毎日ご機嫌かって言われたら、そんなわけねーだろ！輝かしい海へ行く途中なんかにこの曲を聴いて、負のオーラすら全開にして、自分の喜怒哀楽に塗れたい。泣いたり笑ったり同時にできないと、そんなの夏じゃないもん。わがままにトランスするべき！

３、伊藤銀次「日射病」

伊藤銀次ってご存知ですか？笑っていいとものＯＰテーマを書いた人です。ナイアガラサウンド全開。大瀧詠一の影響下にあるのは一聴してわかるのですが、やっぱり伊藤銀次はそれに呑み込まれないほどクセやアクがある。夏を連想する単語や音がこれでもかと盛り込まれていて、んで良いこと言ってるわけでもないのに、何かを思い出して、泣きそうになってしまう。
いまある景色はもう２カ月後には無いんだなあって、夏の無情さをいやというほど感じる。
まさに夏。これぞ夏。
（伊藤銀次はほかにも「幸せにさよなら」って曲も大好き！）

選んでいったら３曲中２曲、夏と関係ない曲になってしまった。
けどみんな聴いてみてね。

ロマンチックには拍車を掛けねばなりません。さみしい夏でも、楽しい夏でも、ぜーんぶまとめてロマンチックにしちゃうのが、夏の魔法。
今年はどんな夏になるかしら。
おそらくステージで汗だくになりながら音楽に塗れていることでしょう。去年も一昨年もそうだったような気がするけど、わたしの夏は、相変わらず、音楽と共にある！！

SEBASTIAN X

１、Wilco「Theologians」

２、Theピーズ「死にたいやつは死ね」

３、伊藤銀次「日射病」

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