Japanese
SEBASTIAN X
2015年03月号掲載
Member:永原 真夏 (Vo)
Interviewer:天野 史彬
活動休止を発表したSEBASTIAN X。3月11日にリリースされるミニ・アルバム『こころ』、そして4月30日の赤坂BLITZワンマン公演をもって、彼らはその活動にひとつの区切りをつける。以下のインタビューは、永原真夏単独で行ったものだ。故に、ここで語られる内容はメンバー4人の総意ではなく、あくまで永原個人の想いである。そこは理解したうえで読んでもらいたい。ただ何はともあれ、不良少女は家に帰るという。失われたはずの"ただいま"と"おかえり"は、自分で作り出せることを知ったから。そしてまた冒険の旅に出る。その先に歌があるのであれば、僕らは何度だって出会えるだろう。
-今、こうしてインタビューさせてもらっているのが2月9日で、活動休止発表から約1ヶ月が経ち、そして休止前最後の作品となるミニ・アルバム『こころ』のリリースまで約1ヶ月という時期です。現時点の永原さんはどんなモードなんですか?
今は......ほんとシンプルです。『こころ』がちゃんと届くようにっていうことと、4月30日の赤坂BLITZまでまだライヴがたくさんあるので、それらのライヴをアンコールみたいにならないようにやるっていうこと。
-最近のライヴはどうですか? 活動休止を発表してから、何か自分たちの中で変わったりしましたか?
う~ん......具体的なことになっちゃうんですけど、あんまり自分は動かなくなったかも。より歌に集中するようになったというか、パフォーマンスとかをあんまり意識しなくなったかもしれないですね。やっぱり、歌が届かないと意味がないので。そこで変に衝動的なことをやったりすると、よりアンコール感が強くなり、それは違うかなと。活動休止が決まったバンドのフロントマンといえど、やっぱり根本的には、どの現場でも歌が、音楽が届かないと意味がないので。活動休止とか、そういうストーリーよりも歌が強くあって欲しいなって思うんですよ。なので、1曲1曲の歌詞の世界観があって、そこにまつわるアンサンブルがあってっていう、その骨組みみたいなものを強く表現したいなっていうモードかもしれないですね、今は。
-わかりました。活動休止に関して、自分たちの中ではどのくらいの時期から意識していたんですか?
私個人のことしか、なかなか話せないんですけど。私としては、活動休止を意識していたわけじゃなくて。ただやっぱり、バンドの活動と並行して出てくる、裏側のまったく逆の気持ちというか......ポジティヴなこととか、何かを達成していこうっていう気持ちとか、できた作品とか、そういう自分のエネルギーがある部分とは違う、気持ち的にネガティヴな部分っていうのもあって。それは、『FUTURES』くらいからかな? 出てきましたね。
-『FUTURES』のリリースは2011年なので、まぁ、4年前くらいからっていうことですよね。そのネガティヴな感情っていうのは、具体的にどんな感情だったんですか?
う~ん......単純に、器用な人ばかりじゃないので。その中で我を通す難しさは感じてました。
-言い方は悪いかもしれないけど、バンドという組織を動かしていくために気を遣わなきゃいけない。その事実に対して、ちょっとずつストレスを感じていく部分があったんでしょうか?
うん、ありました。でも、それはバンドを続けていく限りは当然あるから。どんなときも、どんなバンドであっても。それに、それはメンバー各々絶対にあると思うし。周りに気を遣わずに自分の我を通しまくるっていうことは、どんな場でもできないから(笑)、ひとりで生きていかない限り。だから、それもバンドの良さだと思ってやってきたんですけど。......でも、どんどん進むにつれて、私は自分を、自分の表現をもっと追求したいっていう気持ちが大きくなってきたし、例えばメジャー・デビューのタイミングとかは、それを外から求められる部分もあるし、私自身もそれに応えたいとも思うし。ただ、それを押し通してしまうと、バンドのバランスが崩れてしまうんですよね。この4人のバランスがSEBASTIAN Xだから、これ以上、自分の色が強くなってしまったらSEBASTIAN Xじゃないし。実際、4人の色の掛け合いを楽しんでいたので。でもやっぱり、いろんな場所に行っていろんな活動をする中で、各々が自分のやるべきことをしっかり理解をしてアウトプットしていかないと、やり合えないときっていうのがあるじゃないですか。......そういうことが難しかったんですよね。
-バンドって、中心人物がひとりいて、その人の決めた方向に周りがついていくっていう形で成り立っているバンドも多いじゃないですか。でも、SEBASTIAN Xはそういうバンドではなかったですよね。フロントマンだからといって、決して永原さんひとりが引っ張っていく形でもなかったし、あくまでも4人のパワー・バランスのうえに成り立つバンドだった。
そうですね。そこは大きかったと思います。たぶんパブリック・イメージだと、私が中心というイメージだと思うんですけど、本当はそうじゃなくて、あくまで4人の色の掛け合いでやっていた。ただ、私が前に出ないといけないときっていうのはたしかにあって。そこは仕方ない部分でもあるし、仕方なくない部分でもあるんですけど。......でも、バンドの中で、私はコアの部分というか、0を1にする作業を担っていたので、そこをより濃くしていきたいって思うと、難しくなってきた部分も出てきて。でも、私がそう思ってるっていうことは、他のメンバーも別の部分でそう思っていると思う。
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