モーモールルギャバン ゲイリー・ビッチェの「モーモールル茶番」【第4回】
2011年07月号掲載
モーモールルちゃばばばーん!!今日も元気にこにゃにゃちは!!ゲイリー・ビッチェ30歳です。京都在住です。家賃は 3万円です。好きな食べ物はラーメン、つけ麺、(ぼくイケメン)、回転寿司、インドカレー、キムチ、チーズ、他、濃厚でおい しいやつです。最近は黒パンティーの良さもわかってきました。歳を取るのも悪くない。黒、いいですね。シュっと引き締まる感じですね。黒は女の美しさを引き立てるって、パン屋のおそのさんも言ってましたね。恋して飛べなくなっちゃう若かりし魔女の葛藤。はふん。意味がわからない人は今すぐ「魔女の宅急便」を観てください。あれは何回観ても泣ける。スランプと成長。旅立ちと出会い。恋の葛藤。あぁ青春。そして何と言ってもバシッてつかまえるシーンが泣けますね。瞬間的に涙腺崩壊します。ラピュタにも言えるけど、ジブリ作品のバシッには監督の本気を感じるんです。プロ根性を感じるんです。名シーン「バシッ」。ラピュタでもバルスよりバシッの方が絶対泣ける。何の事かわからん人は今すぐ(以下略
はい。ワンマンツアーでは全国津々浦々にて完全燃焼してまいりましたモーモールルギャバンのゲイリー・ビッチェです。圧倒的 に力技でした。もう本気でガチンコ体力勝負。食っても食っても呑んでも呑んでも太らない。調子に乗って食い過ぎたヤベーと 思っても太らない。どんだけカロリー消費してんだって我ながら感心しつつ、あまりにも太らなさすぎてちょっと怖くなる。音楽はスポーツじゃなくて表現なんだから、もっと肩の力抜いてマイペースにやれよって思う事もよくあるんですけど、でもそれは違 うなって今回のツアーで改めて思ったんです。毎回全力で向き合い続けるからこそ、限界の中での腕や脚の筋肉の使い方を覚えた り、限界を越えた所で声を出す方法を探ったりできたんです。そしてそれ以上に、自分のキャパを越えたところで表現する説得力の強さを日々目の当たりにしてきたし(だってお客さん異常に喜んでくれるんだもの)、毎日の基礎練の意味もより明確になった んです。基礎練まともにやらなかったらきっと10曲くらいで手が動かなくなってる。多分多くのドラムや歌の先生からは怒られるようなやり方なんですけどね。だったらてめー俺以上にお客さん熱狂させられんのかゴルァと言ってや りたいのですよ。声を枯らさないようにするのは二の次、そりゃ枯れない方がいいに決まってるし日々枯れないように発声練習は 欠かさないんですが、声が枯れてもなお説得力と魂を失わない事が大事だと思うのです。ワンマンツアーをこれだけ全力でやり切った今の僕、ちょっとだけ強気です。にひひ。でも調子に乗ると音楽の神様にすぐそっぽ向かれるのでほどほどにしときます。
そんな訳で最近、まじでごはんがおいしいのです。スシロー最高。105円回転寿司の最高峰スシロー。スシロー(もしくはつけ麺きらり)に居る時が幸せなんです。生きる希望をもらえるんです。目の前をおいしそうな寿司が次から次へと通り過ぎ、どれを 取っても105円。腹一杯食べればそれなりに高くつくけど、つい休みの日はスシローに行ってしまうのです。まずえびバジル。 もう寿司としては邪道中の邪道。えびに焼いたチーズのってバジルソースかかってます。でも105円の寿司に邪道だ何だとゴチャゴチャ言うのは野暮ってもんです。子供のように純粋な好奇心で寿司と対峙する。それがスシローの楽しみ方だと思ってま す。サーモンロール、えびアボカド、牛塩カルビ、えび天にぎり、期間限定メニューで豚角煮なんかもありました。そこらを片っ端から食べつつ、ちょっとさっぱりしたのが食べたくなったら、やりいか姿、はまち、びんとろ、まぐろ、えんがわ、いわし。こ の辺のスタンダードなネタも105円にしては感動のクオリティ。うにだって105円にしては上々です。そして極上一貫の赤えび。これで締めると多幸感で胸いっぱいになるのです。もしくはパンナコッタ締めもいい。あぁ今日もスシローに行きた いなぁぁ。食べたいなぁああ。・・・っておれはスシローの回し者か!!
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