Japanese
モーモールルギャバン
2015年07月号掲載
Member:ゲイリー・ビッチェ(Dr/Vo) ユコ=カティ(Key/Vo) T-マルガリータ(Ba)
Interviewer:沖 さやこ
2014年1月1日にライヴ活動休止を宣言し、過去最大規模となった2014年のツアーを同年5月に石巻でファイナルとして、ライヴ活動休止期間に入ったモーモールルギャバンが完全復活! 2015年1月にライヴ活動再開を宣言し、3月19日の京都公演から再始動している彼らが、拠点であった京都から上京をし、レーベル移籍第1弾として約3年3ヶ月ぶりのフル・アルバム『シャンゼリゼ』を6月24日にリリース。じっくり制作に向き合ったという今作は過去最高にセンチメンタルでディープ、且つユーモラスな作品になっている。メンバー3人にライヴ活動休止中のことから『シャンゼリゼ』、そして音楽に対する想いを訊いた。
-ライヴ活動休止に入った理由は"制作に向き合うため"だったそうですが、振り返るとみなさんにとってどんな期間になりましたか?
ユコ=カティ(以下ユコ):私は徹底的に音楽をやりませんでした(笑)。休止中は全然バンドのことも考えず......ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとか行きたいところに片っ端から行きまくって。
T-マルガリータ(以下マル):僕もほとんどバンドのこと考えなかったですね。音楽と離れて、ずっと引きこもってました(笑)。
ゲイリー・ビッチェ(以下ゲイリー):僕は毎日飲み歩いてました(笑)。でもちょっと"これは人としてどうなんだろう? せめて曲くらいは作らないと"と思って"メロディを10個考えないと飲み屋に入れない"というルールを設けて。飲み屋に着いたら、さっきのメロディにこんな言葉とか乗せたらどうだろう......と、いわゆる作詞ですね。なので、作詞と作曲を日常のペースに取り込んでましたね。まあ"日常のペース"と言っても単なるニートなんで(笑)、毎日酒を飲んでただけなんですけど。
-そういう生活の中で見えたご自身のことはありますか?
ゲイリー:......この人は音楽がそこまで好きじゃないんだけど、酒と目立つことが好きなんだろうなあ、ということになんとなく漠然と気づいてしまって、ちょっと落ち込みました(笑)。でも――すごくおこがましい言い方かもしれないですけど――人の心を動かすものを作れる人なんだろうなー......みたいなことをなんとなく客観的に気づいて。こんなクズ人間が世のため人のために力を使えることが音楽なら、音楽頑張ろうと思いました(笑)。なんか、川越シェフとかもあんま料理好きじゃないみたいなんですよ。"料理ができるからやってるだけ"って。すごくわかりますもん、その気持ち。
ユコ:その話、私が(ゲイリーに)教えたんだよね。川越シェフがTVでそういう話をしてて、それを見て"そっかー"って前向きになったんです。腑に落ちたというか。"やってくれ"と言っている人がいて、自分がそれに応えられるのならば、こんなにやりがいのあることはないじゃないか!って。
-なるほど。制作に入ったのはいつごろだったのでしょう?
ゲイリー:(2014年の)12月からですね。それまではメンバーとも全然会わずで。でも"そろそろ集まって曲を作らないとお前ら行き場ないよ?"っておどされて(笑)。
ユコ:そんなんじゃなかったよ! そんな言われ方......まあ言われたけど(笑)! 最初からやんわり"秋くらいに1回集まろう"という話があったんですよね。でもそれまでは全力で羽を伸ばしてました。なので集まるときには"あ、もうそんな時期か!"って感じで。みんなでご飯食べながらまったり話してね。それからは自分たちのやるべきことをひたすらやっていくだけでした。
ゲイリー:どんなアルバムにしようかとか、そういうイメージみたいなものは特になかったんですけど。10曲入りのフル・アルバムをちゃんと作ろうか、という話になって。
ユコ:家でデモをみんなで聴いて"こんな感じにしようか"と方向性をある程度決めて骨組みを作って、スタジオに行って1回音を出して。音を出すといろいろ見えてくるので、そこから変えてって......そのへんはいつも通りですね。
-ゲイリーさんはブログに"作った本人が心から愛せる作品になった"と書いてらっしゃいましたね。今回はセンチメンタルな曲が多いというのも特徴的だと思います。
ゲイリー:お酒飲むと感情むき出しになりますからねえ。酒飲みながら思ったことがそのまま曲になりました。毎日(できあがった『シャンゼリゼ』を)聴いてます。"すっげえな俺、こんなの作れるんだ! びっくりした~"っていう感じで(笑)。
-今回はすごく"この3人で作っている"という要素が強いという印象があって。各々のキャラクターがいつも以上に出ているのではと思ったのですが。
ゲイリー:今回は単純に、3人揃って人のことを構ってる余裕がなかったんです(笑)。いつもは結構俺とユコからマルにいろいろ言ったりするんですけど、自分のことに必死すぎて"ベースもっとこうしてよ!"とか言ってる余裕がなかった! 歌とドラムに関して"これをもっと良くするためにはどうしたらいいんだろう?"と徹底的にこだわってたら、他のことを見てる余裕が一切なくなりました(笑)。......言う必要がなかったのかな。ベースうまくなりましたからね。
マル:あら。僕も全体的なところを見るより、かっこいいベース・ラインができればいいな、くらいしかあんまり考えてなくて。
LIVE INFO
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
RELEASE INFO
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号