Japanese
鈴木重伸(THE ORAL CIGARETTES)× Marshall
2022年03月号掲載
Member:鈴木 重伸(Gt)
Interviewer:米沢 彰 Photo by 濱谷 幸江
Marshallのイヤホンを使ってライヴに行きたい気持ちをためてもらって、ライヴに来てくれたら嬉しい
-バンドとして"Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」"の最中のお忙しいなか、インタビューを受けていただきありがとうございます。現時点(※取材は2月上旬)では九州の2公演を終えたところになりますが、手応えはいかがですか?
手応えはめちゃくちゃありますね。お客さんとかも開演前とか終演後の写真とかを(SNSに)上げてくれてたりするので、どんな感じのものがステージに置いてあるのかは、なんとなく見ている方も多いと思いますけど、"これをホールでやっていいのか"ってぐらいの規模感の演出でやっていたりします。頭の4公演が延期になってしまいましたけど、スタッフもみんなですごく頑張って、初日になった熊本の公演も、その次の福岡もしっかりいいライヴができたんじゃないかなと思っていますね。
-掲載されるころは金沢公演までを終えて、いよいよツアーも終盤というタイミングとなります。ここからの公演に向けた意気込みなどうかがえますでしょうか?
ライヴや演出も、公演が終わるごとにしっかり調整してブラッシュアップされていっていますけど、名古屋公演はちょうど拓也(山中拓也/Vo/Gt)の誕生日でもあるので、メンバーもより意気込んでやってると思います(笑)。他のバンドから"珍しいぐらい仲いいね"ってよく言われるぐらい仲が良くて、その仲の良さが十二分に出たライヴになってるなってこの2公演を通して思ったので、メンバー間の仲の良さとかも、ツアーの中でブラッシュアップされていくんじゃないかなって感じていますね。
-ツアーに先駆けて、昨年12月にはライヴ・セレクション『BRING IT BACK』をデジタル・リリースされていますね。タイトルが"ライヴの熱量を呼び起こす"ことを意味していることからも、ツアー、ライヴを大事にするバンドの姿勢が強く表れているように感じました。このリリースはどういった意図だったのでしょうか?
やっぱりライヴに重きを置いてるっていうのは長年言ってきたことですし、ほぼ丸2年、昔のようにスタンディングでギュウギュウに入れてやることができなくなったなかで、ライヴ会場から足が離れた人もいると思います。逆にこの状況になって、"ライヴって自分の中でこんなに大切だったんだ"って気づいた人もいると思うし、自分自身も"ライヴって自分の中でこんだけ大きな割合を占めてたんだ"って感じるようになりました。それを忘れかけてる人がいるんだったら、"やっぱりいいもんだよ"って思い出してもらいたいというのもありますし、逆にすごく我慢してストレスになっている子がいたら、臨場感があるいいライヴをチョイスしているのでそれを聴いて少しでも次に繋がるように、ライヴに行く気持ちを諦めないように楽曲たちを聴いてくれたら、すごく嬉しいなと考えていますね。
-ひとつのライヴを音源化するのではなく、様々な公演からライヴ音源を集めてきてパッケージにする方法は、すごく面白いなと思いました。どういった考えでこの構成になったのでしょうか?
1本のライヴ映像はこれまでもある程度出しているのもありつつ、昔のライヴ音源とか、海外のファンでライヴ映像を手に入れられないよって方とか、こうやってライヴ音源でリリースすることで、いろんな環境の人が聴く機会を作れるのもありますし、このときはこういうライヴをやってたんだよって伝えられるとか、ライヴやオーラルの歴史を思い出してもらえる、いい機会になるんじゃないかなというのもありました。(実際にリリースしてみて)いろんな時期のライヴを、上手いこと交ぜることができたんじゃないかなって思っていますね。
-どの公演の音源にするかっていうのも難しいですよね。
むちゃくちゃ難しかったです(笑)。曲順によっての拓也の煽り方も違えば音的に派手になったり地味になったり、会場によって響き方も違ったり。いろんなものを調整するのが大変でしたね。
-曲順によって曲の意味合いも変わったりしますし、順番を決めるだけでも大変そうですね。
相当大変でしたよ。ある程度のベースを僕が選んで、それをもとに拓也と相談してどの楽曲を入れるかって話し合って。いったん全部のライヴを、7~8時間あったんですけど、それを全部観てたら頭が狂いそうになりました(笑)。でも、そのときにしかやっていないアレンジがあったり、曲間のつなぎとかも"このときはこういうことやってたな"って思い出したりして、いろいろ見返してて、もっといっぱい知ってほしいと思うところがいっぱいありましたね。
-そうしていっぱい出てくるのはここまで積み重ねてきたものがあるからでもありますね。
そうですね。楽曲間のつなぎだったりも、毎回拓也が"こういうのやってみよう"とか"次はこうやりたい"とか言ってくれて、年を重ねるごとにどんどん変わっていっているというのがひとつの強みでもあるし、面白みでもあるなって思いました。
-バンドの今後の予定や目標などうかがえますでしょうか?
現時点でこれと言えるものはないんですが、面白いものがこれから待っています。拓也がよくMCとかでも言っていますが、"俺たちは音楽で証明していく"っていうのを頭に置いておいてもらったら、今後のオーラルの活動を見ていて"あ、そういうことだったのか"って出来事がどんどん発表されていくと思いますので。"あ、やっぱり音楽で証明しているな"って思ってもらえるように今年は動いていくから、安心して見ててください。
-最後に読者へのメッセージをお願いいたします。
『SUCK MY WORLD』っていうアルバムが出たのがもう2年弱前になるんですけど、そのとき予定していたツアーもできなくて。昨年FC限定でのアルバム再現ライヴ("BKW!! Premium Party ~SUCK MY WORLD (Entire album as it is)~")はやったんですけど、2年越しにやっとこうやってホール・ツアーを回れました。その間もお客さんたちに励まされたというか、安心させられることが本当に多かったんです。"TALK & MUSEUM TOUR"っていう、『SUCK MY WORLD』の世界観を視覚的に見せつつ、メンバーもしゃべりながら、お客さんとコミュニケーションを取るツアーを去年回らせてもらったんですけど、『SUCK MY WORLD』をいっぱい聴いて考えてくれて、それを質問として言ってくれるとか、僕たちのファンは出したものに対して真摯に向き合って、大事にしてくれているんだなとすごく感じられました。なので、ホール・ツアーをこうしてできているのは、それまでの間にしっかり大事にしてくれた、みなさんのおかげですっていうことを伝えたいと思います。
鈴木重伸(THE ORAL CIGARETTES)のサイン入りMarshall
イヤホン"Minor Ⅲ"をプレゼント

応募方法は、Skream! Twitterアカウントをフォローした上で該当のつぶやきをRTするだけ。締切は3月15日(火)。たくさんのご応募お待ちしております。
※お送り先をDMで伺いますので、Skream! Twitterアカウントをフォローした上でリツイートをお願い致します。
THE ORAL CIGARETTES INFORMATION
TOUR INFORMATION
"Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」"
"Hall Tour 2022「SUCK MY WORLD」"
3月2日(水)愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール
3月4日(金)広島 広島文化学園HBGホール(広島文化交流会館)
3月7日(月)奈良 なら100年会館 ※振替公演
3月13日(日)北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
3月23日(水)東京 東京ガーデンシアター
3月24日(木)東京 東京ガーデンシアター
3月26日(土)岡山 岡山市民会館 ※振替公演
4月2日(土)大阪 大阪オリックス劇場 ※振替公演
4月3日(日)大阪 大阪オリックス劇場 ※振替公演
詳細はこちら
RELEASE INFORMATION
LIVE SELECTION
『BRING IT BACK』
配信はこちら
LIVE INFO
- 2025.03.29
-
アイナ・ジ・エンド
go!go!vanillas
moon drop
打首獄門同好会 / ヤバイTシャツ屋さん / Lucky Kilimanjaro / ハンブレッダーズ ほか
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
原因は自分にある。
NakamuraEmi
ウエノコウジ(the HIATUS/Radio Caroline)
Homecomings
envy
ハク。
PK shampoo
kobore
Bye-Bye-Handの方程式
SHISHAMO
片平里菜
眉村ちあき
THE BACK HORN
それでも世界が続くなら
ナナヲアカリ / Sou / 三月のパンタシア
Mirror,Mirror
竹内アンナ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ビレッジマンズストア
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.30
-
envy
ねぐせ。
ヒトリエ
緑黄色社会
go!go!vanillas
WANIMA × MONGOL800
moon drop
KANA-BOON / マカロニえんぴつ / Saucy Dog / Omoinotake ほか
PIGGS
yama
Appare!
sumika
OWEN
I Don't Like Mondays.
GRAPEVINE
Bye-Bye-Handの方程式
SCANDAL
打首獄門同好会 / 四星球 / 神はサイコロを振らない ほか
片平里菜
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
GANG PARADE / ASP / ExWHYZ ほか
kobore
Galileo Galilei / Homecomings / betcover!! ほか
FUNKIST
LUCKY TAPES
清 竜人25
ビレッジマンズストア
礼賛
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.31
-
Saucy Dog / Tele
ADAM at
OWEN
Dios
SPINN
- 2025.04.03
-
WtB
SPINN
KANA-BOON
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
リーガルリリー
- 2025.04.04
-
chef's
THE YELLOW MONKEY
envy
藤巻亮太
君島大空
KANA-BOON
FUNKIST
四星球
荒谷翔大 × 森田美勇人
緑黄色社会 / 乃木坂46
SCANDAL
Conton Candy
トンボコープ
- 2025.04.05
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
HY
WANIMA
Ayumu Imazu
超能力戦士ドリアン
fox capture plan
PIGGS
chef's
君島大空
3markets[ ] / yutori / なきごと / Bye-Bye-Handの方程式 ほか
Hump Back
Keishi Tanaka
サカナクション
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
FUNKIST
WtB
FINLANDS
This is LAST
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
OKAMOTO'S
フラワーカンパニーズ
OGRE YOU ASSHOLE × GEZAN
J.A.S
The Biscats
The Ravens
YOASOBI / キタニタツヤ / MAISONdes / NOMELON NOLEMON ほか
SUPER BEAVER
ExWHYZ
SCANDAL
INORAN
sumika
BLUE ENCOUNT / ヤバイTシャツ屋さん / キュウソネコカミ / THE BACK HORN ほか
indigo la End
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
kobore
ずっと真夜中でいいのに。
ユアネス
- 2025.04.06
-
HY
fox capture plan
超能力戦士ドリアン
超☆社会的サンダル
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
藤巻亮太
THE BACK HORN
神はサイコロを振らない / ハンブレッダーズ / シンガーズハイ
OKAMOTO'S
サカナクション
ハク。
moon drop
緑黄色社会
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
フラワーカンパニーズ
渡會将士
ASIAN KUNG-FU GENERATION × Chilli Beans.
The Ravens
Appare!
YOASOBI / Creepy Nuts / Aooo / 秋山黄色 ほか
SUPER BEAVER
sumika
ACIDMAN / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / ゲスの極み乙女 ほか
雨のパレード
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.04.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.04.09
-
片平里菜
WANIMA
never young beach
Saucy Dog
yama
WHISPER OUT LOUD
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
詩羽 × CENT
KANA-BOON
- 2025.04.10
-
Maki
a flood of circle
Saucy Dog
yama
SIX LOUNGE
シド
- 2025.04.11
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
THE BACK HORN
Maki
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
Hump Back
GLASGOW
FUNKIST
moon drop
緑黄色社会
ビレッジマンズストア
LOSTAGE / EASTOKLAB / peelingwards ほか
藤巻亮太
"SYNCHRONICITY'25 Pre-Party"
ネクライトーキー × Wienners
Cö shu Nie
Awesome City Club
WANIMA
Plastic Tree
- 2025.04.12
-
片平里菜
PIGGS
moon drop
yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
yama
Skream! 2025年03月号