Japanese
THE ORAL CIGARETTES
2014年11月号掲載
Member:山中 拓也(Vo/Gt) 鈴木 重伸(Gt) あきらかにあきら(Ba/Cho) 中西 雅哉(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
7月にリリースしたメジャー・デビュー・シングル『起死回生STORY』で、このバンドは自らの持つ色、出せる色を冷静に把握し、大事にしていると思ったが、それは序章にすぎなかったようだ。あのシングルから約4ヶ月。THE ORAL CIGARETTESはこのフル・アルバム『The BKW Show!!』で自身の持つ色を強靭な武器に変え、それにさらに磨きを掛けた。山中拓也のヴォーカリゼーションを存分に生かした色香のあるメロディとストーリー性の強い歌詞世界。そこと化学反応を起こすテクニカルなサウンドは、このロック・シーンにありそうでなかった新世界だ。BKW=番狂わせのバンドが放つ野心溢れる全10曲。非常に頼もしい。
-シングル『起死回生STORY』でメジャー・デビューなさって4ヶ月、みなさんにとってメジャーというフィールドはいかがでしょうか?
山中:デビューのときは漠然としてたんですけど、ようやく意識するようになりました。今回のアルバムでも、1番大事な曲である「STARGET」のサビをレコーディング中に変えたりして。「STARGET」はリフの入りもいいし、リズムの取りかた、メロディの付けかた、歌詞の世界観――この4人でないと絶対作れへん、全部がオーラルな曲やなと思って絶対に押し曲にしたいと作ったときから思ってたんです。でも4人の個性を鬼のように出し切って、自己満足で終わったり、バンドマンに"めっちゃいいよね"と言われるだけとかはめっちゃ嫌やなと思ったんです。サビを変えるなんて今までしたことなかったし、もともとあったサビをメンバーも気に入ってたんですけど、自分の歌のいいところをもっと出せるメロディがあるなと思ったし、"自分たちのおかん世代とかおばあちゃんとかまで聴けるものでないとあかんな""より広いお客さんにこの曲を聴いてもらうためにはどうしたらいいかな"と考えて。そんなふうに多くの人に聴いてもらいたいと思うようになったのも、メジャーというラインがあったからじゃないかなと思ってます。
あきら:ライヴでお客さんのレスポンスが速くなったなと思います。「起死回生STORY」がいろんなラジオやTVでヘヴィ・ローテーションになったことで、今まで出会うはずがなかった人と新しく出会えて。バンド名がみんなにちょっとずつ浸透していって、フェスとかの名前の並びで"あ、このバンド名知ってる"に繋がってライヴを観に来てくれて、それからワンマンに来てくれる人もいると思うし。そういうことを考えると、メジャー・デビューは一気にいろんな人と知り合えたきっかけになったんかなと。今回のアルバムはそういう人たちがいることを踏まえて作ったんです。デビューして4ヶ月後からやこそできたアルバムなんかなとは思います。
鈴木:「起死回生STORY」は"お客さんと一体感を作りたいよね"と話して作った曲で、本当にその言葉通りの曲になって。僕たちと一緒に"かかってこいよ!"と言うような、僕たちと一緒に景色を作ってくれてるお客さんが増えてきたことはすごく実感していて。メジャー・デビューをして多くの人の目に触れてもらえる機会が増えたのもあると思うんですけど、それはメジャー1発目が「起死回生STORY」だったというのがでかいかなと思ってます。だから最初のシングルがこれで本当に良かったと思いますね。
中西:『起死回生STORY』リリース前は実感がなかったのもあって、自分自身に何度も"メジャー・デビューするんやぞ"と言い聞かせてたんです。で、デビューしてからようやく"ああ、こういうところちゃんとせなあかんな"とか......今までやったら考えなかったこととかも"ちゃんと考えなあかんな"と思うようになりました。やっと地に足が着いたので、ここからメジャーというフィールドをちゃんと歩いていける気がしています。
-やはり夏フェスはかなり刺激になりました?
山中:うん、かなり刺激になって......。自分たちが今まで戦ってきたステージより、今年は1個上に行けたので自信もかなり確立できて。でもそれと同時に、自分たちと同じステージでライヴをする先輩を目の当たりにして、やっぱり偉大やなと思って。"俺らはこの人たちと戦っていかないといけないんだ。じゃあこの人たちと戦っていくためにどういうライヴをしよう? 俺はどういうことを伝えたらいいんだろう?"というのを、1個上のレベルで考えられた感じがすごくあって。
中西:自分がバンドを始めたころから第一線で活躍してるバンドを袖から見て、同じステージに立ったことで、アーティストとしても"ああ、この人たちはやっぱりすごいんやな""全然勝てへんな"と明確に感じて。勿論悔しかったけど、それを確認できたのは嬉しかったですね。
山中:......自分らとしては今の最大限を出し切ったけど、自分たちの好きな先輩バンドを観て"こうしたら良かったんや"と思ったり、悔しさを感じることもいっぱいあって。めっちゃ刺激にもなったし勉強にもなったし。冬は見返してやろう! という原動力にもなりました。
LIVE INFO
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
RELEASE INFO
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号












