Japanese
NICO Touches the Walls
2018年07月号掲載
Member:光村 龍哉(Vo/Gt) 古村 大介(Gt) 坂倉 心悟(Ba) 対馬 祥太郎(Dr)
Interviewer:山口 智男
-その「VIBRIO VULNIFICUS」は、いわゆる人食いバクテリアのひとつとされる細菌を意味するタイトルが面白い。
光村:音楽に毒されていると思うんですよ。結果的にハードな音にはなったんですけど、ハイトーンのハード・ロック的な歌い方もするし、ラップもするし、R&B/ソウルっぽい歌も歌うしってことを1曲の中でやっているんですけど、王道のロックンロールってことは何ひとつやっていないところが自分っぽいと思って(笑)。そういういろいろな音楽に毒されて今の自分がいるってところが一番エグい形で出せたんで、もともと曲を作っているとき、"俺の悪いところが全部出た。だから俺そのものの歌にしようと思ってる"っていう話をしていたんですよ。そしたら、たまたま前作の続きみたいな話になるんですけど――
-生牡蠣に含まれている細菌っていう(笑)。
光村:そう。ものすごくヤバい細菌が潜んでいるって話をたまたまスタジオでしていたら、対馬君が携帯で調べて"みっちゃん、その毒の名前、ビブリオ・バルニフィカスって言うらしいよ"って言って、"めっちゃかっこいいじゃん!"って(笑)。
対馬:"超ロックじゃん!"ってね(笑)。
光村:そのあとスタジオに戻って、もう1回演奏するときには俺が"VULNIFICUS"って叫んでたっていう(笑)。
-そして、歌謡グループ・サウンズ・サーフ・ロックなんて言いたい曲調が面白い「来世で逢いましょう」は、「N極とN極」(2009年リリースのメジャー2ndアルバム『オーロラ』収録曲)の続編だそうですね。
光村:そうなんですよ。曲のだいたいの骨組みができたときに、これは現代版というか、"曲のテイスト的に、今の「N極とN極」だね"って話をしてたんですよ。「N極とN極」はベスト盤(2014年リリースの『ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ベスト』)にも入れるぐらいだからライヴでも盛り上がるんですけど、そのイメージが歌詞を書くときも頭から離れなくて。「N極とN極」は似たもの同士だから自分が彼女を振る、ってことをあっけらかんと歌った同族嫌悪の歌なんですけど(笑)、「来世で逢いましょう」はその相手が嫁に行ってしまった後日談という。振ってはみたものの、未練タラタラだったっていうオチだったら面白いと思って、それで端々に「N極とN極」を聴いたことがある人だったらニヤッとできるフレーズを入れてみました。
古村:Zepp Tokyoでやったとき、みっちゃんが"嫁に行っちゃった"と歌ったら、お客さんが笑ったんですよね。初披露にもかかわらず。僕も思わず笑いました(笑)。
光村:バンドを続けてないと、こういう物語の続きも書けないし、歌詞の中でもそういう遊びができるようになってきたのは、アコースティック・バージョンを作ることが、自分たちの曲を見つめ直すような感覚に近いからなのかなって思いながら書いていたんですけど、自分たちの作品を見つめ直すとき、こういう楽しみ方もあるんだっていうのは、今回の新たな発見でしたね。
NICO Touches the Walls『TWISTER -EP-』
2018.07.25 ON SALE
KSCL-3125~3126/¥2,130(税別)
※初回仕様限定盤:紙ジャケット仕様
[Ki/oon Music]
amazon
TOWER RECORDS
HMV
【DISC1】
1. VIBRIO VULNIFICUS
2. SHOW
3. FRITTER
4. 来世で逢いましょう
5. Kareki is burning!
【DISC2(bonus disc)】
1. VIBRIO VULNIFICUS(Acoustic ver.)
2. SHOW(Acoustic ver.)
3. FRITTER(Acoustic ver.)
4. 来世で逢いましょう(Acoustic ver.)
5. Kareki is burning!!
DISC1 Standard Ver.
メジャー10周年EPの第2弾。楽曲の幅広さが聴きどころだった前作『OYSTER -EP-』同様、今回も曲ごとに趣向を凝らした全5曲が収録されている。が、ビッグ・ビート的な音像で現在のヒップホップ/R&Bを解釈したという「VIBRIO VULNIFICUS」、中盤スロー・ブギになる「SHOW」、パンク・ディスコな「FRITTER」など、全体の印象はファンク/R&B/ブルースのエッセンスを随所に感じさせながらバンドのグルーヴをガツンとアピールするロック色濃いものに。その中で異色と言えるのが歌謡GSサーフ・ロックなんて言いたい「来世で逢いましょう」。彼らの代表曲「N極とN極」の続編だという。そして、今回のカレキーズはラテンで迫る。(山口 智男)
DISC2(bonus disc)Acoustic Ver.
DISC1の全5曲のアコースティック・バージョンを収録したボーナス・ディスク。前作同様、単に楽器をアコースティックに持ち替えましたなんて安易なものになっていないところが、"音楽なんだから楽しんだ者勝ち"を掲げる彼らならでは。DISC1のラスト・ナンバーからのラテン・ファンクな「VIBRIO VULNIFICUS」に思わずニヤリ。太いグルーヴを際立たせた「SHOW」、パンク・ディスコが泥臭いブルース・セッションに変わった「FRITTER」。そして、フォーク・ロックにアレンジした「来世で逢いましょう」は2本のアコースティック・ギターが絡み合うソロも聴きどころだ。カレキーズによる「Kareki is burning!!」の、アッと驚くアレンジ。最後まで飽きさせない!(山口 智男)
LIVE INFO
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
- 2025.10.23
-
DYGL
RADWIMPS
キュウソネコカミ
終活クラブ×ザ・シスターズハイ
MONOEYES
挫・人間
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
RAY
古墳シスターズ
トンボコープ
go!go!vanillas
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
DYGL
アイナ・ジ・エンド
THE BACK HORN
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
RELEASE INFO
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.16
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号