Japanese
藍坊主 × tacica
2015年08月号掲載
Member:藍坊主:hozzy(Vo) 藤森 真一(Ba)tacica:猪狩 翔一(Vo/Gt) 小西 悠太(Ba)
Interviewer:沖 さやこ Photo by マツイイタル
-例えば藤森さんはtacicaで「LEO」以外に、どの曲をいい曲だと思われました?
藤森:『sheeptown ALASCA』(2011年4月リリースの3rdアルバム)というアルバムの「命の更新」という曲がすげえ良くて。"この曲を作るのはどんな人なんだろう?"と思って、今日ここに来ました(笑)。"有りと有らゆる悪を嫌うと/何故か自分の事も嫌いになった日"という歌詞もすごく良くて。物語の主人公の人となりが出る瞬間が、この曲に限らずいろいろあるんですよね。「LEO」もそうだし。そういう曲をたくさん持ってらっしゃるので......(猪狩は)曲をどうやって作ってるのかな? 曲作りの始発点で、何を起爆剤にしてるのかな?と思って。僕の場合はサビのメロディとそれに合った言葉が同時にどん!と出てきたときにめちゃくちゃテンションが上がって。そのテンション感だけでAメロもBメロもすべて作れたりすることが多いんですけど。
猪狩:今のその話を聞いて"そうそうそう"と思ったので、たぶん僕もそうだと思います。一緒だと思います。
藤森:歌詞といっても、"内容"ではなく"響き"ですよね。
猪狩:そうですそうです。メロディと歌詞が同時に出てくるときは、もう剥がせないから、そこを起点に作るしかない。
藤森:それを中心に物語を作っていくということですよね。すげえぶれない強いものを持ってるから、「幽霊のいない街」で"御伽の国"と表記して"ワンダーランド"と歌ってらっしゃると思うし。そういうところに共通点を感じました。
猪狩:日本語の歌詞ってすごく難しいじゃないですか(笑)。でも俺は英語が喋れないから、英語じゃなく日本語でやっていくにはどうしたらいいんだろう......というのを考えて。いかにメロディと詞をリンクできるか――いつも意識してるのは"詩"を書いてるんじゃなくて"歌詞"を書いてるということで。メロディと一緒に聴いてもらうことで、初めて意味があるものにしたいとはすごく思ってますね。だから"すごく言いたい言葉"と"めちゃくちゃはまる言葉"の......。
hozzy:ありますよね。そのふたつのバランスは。
猪狩:"響きとしてはここをこういきたいけど、この言葉の意味はどうなんだろう?"って。
hozzy:しょっちゅうあります(笑)。やっぱりそこはぶつかるとこですよね。
藤森:最終的に言いたいことやメッセージ性が強くなるのはDメロだったりしますよね。「LEO」はまさしくそんな曲だと思ってて。"言い訳を先ず鼓動から差し引く"という言葉にすべて人となりが詰まってる。しかも歌詞には書いてあるけど歌ってないところもありますよね。そういう葛藤が見える曲が多いのがすげえ好きです。すごい考えて作ってらっしゃるんだろうなあ......って。アンサンブルもシンプルだし、もっといろんな楽器入れたくなるだろうけど、そこはちゃんと自分たちのバンドでやりたいという意思も伝わってくるし。そういうところがすごくいいなと思います。
hozzy:(tacicaは)音源でヴォーカルにもあんまりリヴァーブを使わないじゃないですか。だから音源にすげえこだわりがあるんじゃないかと思って。それをライヴで聴いたときに、ライヴの空気感がどう混ざってくるのかも気になりますね。だからtacicaは本当にライヴで観てみたいなと思って。
猪狩:ライヴと音源は結構引き離して考えてるとこがあって。さっき(藤森が)言ってくれたみたいに、音の重ねは(ライヴを)意識することはあるんだけど......わりと別物として考えてますね。自分たちの音楽を客観視するのはなかなか難しいんですけど、曲調も含めて"聴きやすさ"みたいなものは考えるようにしていますね。
-ところで藍坊主はこの夏に自主レーベル"Luno Records"を立ち上げて、新章のスタートだと思いますが、環境はいかがでしょうか?
hozzy:自分たちでやるということは負担も大きくなるし、責任も大きくなるから厳しくなるのかな......と思ってたんですけど、僕らが自主でやることになってまた連絡をくれる方がいたり、今までお世話になってた方も繋がってくれたり。変わって欲しくないところは変わらず、ずっと改善したいなと思ってたことがどんどん良くなってるんです。そのおかげか最近、何をやるにしても調子が良くて。運気が上がってる気がします(笑)。
藤森:自主レーベルだからといってプロモーションが減ることも全然なく。もともとちょっと前から自分たちでディレクションをしたり、hozzyが機材を作ったりしていたので、その流れでできているというのもありますね。
LIVE INFO
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号