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DISC REVIEW

Overseas

MANNERS

最初にこのアルバムを聴き始めた時女性ボーカルだと思ったし、この圧倒的なエネルギーというか、インパクトに面食らってしまった。もうこの子にはついていけないという様な感覚、しかし聴き進めて行くうちに目が離せなくなっている。耳の早いあなたなら200

(m)orning

12曲、12ヶ月、1ゴールという、メイク・ア・ディファレンス・プロジェクト真っ最中のMAEによる、2年ぶりのニュー・アルバム。今作『(m)orning』の後は、『(a)fternoon 』『(e)vening』と続くという、コンセプチュアル

Creaturesque

本作がセカンド・アルバムとなるUSインディ・バンドTHROW ME STATUE。メランコリックなメロディと歌声、リズミカルなビートにローファイなアレンジを施した、最新型のネオアコ・バンドとでも言おうか。その抜群の歌心はどこかBELLE A

Matador

アメリカ本国では既に高い音楽的評価を獲得しているARMS AND SLEEPERSのセカンド・アルバム。柔らかいダウンビートとアンビエントな上音が織り成す緻密なサウンド・プロダクションと、多くのゲスト・ヴォーカルの切なくも美しい歌声が、深い

House Of Commons

とにかく、5曲目「Wait For The Weekend」だろう。イントロのドラムからTHE KILLERSやBLOCK PARTYを髣髴させるメロディまで、まさにアンセムと呼べる一曲だ。瑞々しいポップさを持つDanny、マッチョなTHE

Phrzes For The Young

THE STROKESのメンバーそれぞれが本隊とは別に素晴らしい作品を発表する中、沈黙を守ってきたフロントマン、Julian Casablancasが遂にソロ・アルバムを発表した。ソング・ライティングはTHE STROKESのそれなのだが、

What Will We Be

フリー・フォーク界の貴公子として、音楽以外でも話題を提供しながら、圧倒的な存在感を放つDevendra Banhart。この憎らしいほどの美男子が鳴らす、自由な精神性を湛えた音世界は相変わらず素晴らしい。トラッド・フォーク、トロピカリズモ、

I Had The Blues But I Shook Them Loose

平均年齢19歳、CAJUN DANCE PARTYに続く才能として注目を集めるBOMBAY BICYCLE CLUB。THE STROKESもVAMPIRE WEEKENDも通過したまさに今の音であると同時に、THE PIXESやSMASH

Goodnight Unknown

DINOSAUR Jr.の充実した活動ぶりの為、ソロまで準備しているとは思っていませんでした、Barlow先生。ゴメンナサイ。というわけで、THE FOLK IMPLOSIONやSEBADOHとしても、多くの傑作を作り上げているLow Ba

Routes To Riches

高性能でグルーヴィンなソウル・ミュージックを鳴らすUKソウル期待の新人MAMAS GUN。軽快に跳ねるリズムの上を、バンドを仕切るA.P.のソウルフルなヴォーカルが駆け抜ける。Michael Jacksonとの仕事でも知られる作曲家Rod

LP

柔らかな電子音と少し懐かしさ漂うメロウなメロディが調和するVAMPIRE WEEKENDとRA RA RIOTのメンバーが合体したDISCOVERYのデビュー・アルバム。大学時代からの友人という彼らが作り出す楽曲は何処か肩の力が入ってないと

Let's Change the World with Music

PREFAB SPROUTほど、青春という言葉が似合う音楽を生み出したバンドがいるだろうか。甘酸っぱい想いにかられる青春映画のようなポップ・ミュージックを育み続けてきたPREFAB SPROUT。2001年以来(!)となる今作は、実際は名作

Self-Taught Learner

NYから登場した新たなガールズ・アイコン。モデルも務めるというスタイリッシュな佇まいの彼女から放たれる歌声は、エモーショナルとはほど遠いクールなものだけど、それでも僕らの胸をかき乱す。インディ・ロックという枠には収まり切らない確かなポップ・

Logos

DEERHUNTERのヴォーカル、Bradford Coxによるソロ・プロジェクトATLAS SOUNDの新作『Logos』。DEERHUNTER来日公演時に観たATLAS SOUNDのライヴは、美しさと同時に、刹那的な危うさすら漂うものだ

ALBUM

カリフォルニア出身の男性二人組、GIRLS。ローファイなドリーミー・サウンドと、サーフ・ポップ、60年代ポップスを土台にした甘いメロディ。シンプルながら、ゆったりと身体をスウィングしてくれるリズム。Christopher Owensの気だる

Shaka Rock

冒頭を飾る「K. I. A. ( Killed In Action)」、「She’ s A Genius」と序盤から、セカンド・アルバム『Shine On』のセンチメンタリズムから離れたことを告げる、ファースト・アルバム以上に骨太なロックン

Condition

オーストラリアはメルボルン出身のTHE TEMPER TRAP。美しく壮大なメロディ・ラインとDougyの伸びのあるヴォーカル、そして強靭なビートに支えられた彼らの楽曲は、一度で耳に残る普遍性を備えている。シングル「Science Of F

Sing Along To Song You Don’t Know

母国アイスランドのみならず世界中で人気を博すドリーミー・ポップ・バンド「MUM」から素敵なアルバムが届けられた。今作で5枚目とは思えないほど伸びやかで開放感があり、喜びに溢れている。1stアルバム『Yesterday Was Dramati

Temporary Pleasure

2007年にJUSTICE、DIGITALISMと共に一世を風靡したSIMIAN MOBILE DISCOの2年ぶりのセカンド・アルバム。この作品ではSUPER FURRY ANIMALSのGruff Rhys、HOT CHIPのAlexi

First Love

香港生まれで、ロンドン育ちの日系ハーフEmma-Lee Mossのソロ・ユニットであるEMMY THE GREAT。素朴なフォーク・サウンドによるぬくもりのある楽曲と、キュートなルックスで、急速に人気を獲得していく。そのエヴァーグリーンな歌