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DISC REVIEW

東京ブルー

風味堂のピアノ・ヴォーカルを務める渡和久初のソロ・アルバム。風味堂結成10周年を機にメンバーそれぞれが自分の可能性を広げる為にと始められたという今回のソロ・プロジェクトだが、今作は渡和久の優しい歌声や音楽性の飛躍をグッと凝縮させたような充実

ECLAT

『ECLAT』、すなわち“輝かしい歓呼”。ときめき☆ジャンボジャンボの描く世界は、まさに喝采そのものだ。「祝福のパレード」で幕を開けると、多幸感がとめどなく溢れ疾走する。大胆で繊細なキラメキが情感豊かに空間を膨らませていく。彼らの創り出す世

Human License

とことん、こいつらは止まることを知らない。前作『PARADOX PARADE』から約8カ月ぶりのリリースとなる本作はa flood of circle初のシングル。リリースの度に、加速し、破壊力を増していくメロディは、最早フラッド節の域に達

Anesthesia

<悲しいくらい抱き合って 朝が来たらまた僕ら一人になってしまったんだ――>。ラストナンバー「Loved」は、そんな一節でエンディングを迎える。抱き合う瞬間は甘美、それが過ぎればまた孤独に……。至福と絶望が交差するその場面は、ARTSCHOO

The Weapons Of Math Destruction

イラクに大量破壊兵器はなかったが、まさか日本が大量破壊兵器を持つことになるとは。それはこれまでの殺人兵器とは異色で、“世界の普遍かつ未知の原理=物理”をテーマに作られた、数学破壊兵器なるもの。4年ぶり通算6枚目のフル・アルバムで達した世界観

ILLUMINATE

東京を中心に活動しているインスト・ポストロック・バンド、L ITE がまた一皮むけた!プロデュースにJohn McEntireを迎えて、シカゴのSOMA STUDIOでレコーディングされたミニ・アルバムが到着。シンセなどを取り入れた前作の『

カモレ

京都を中心に活動する轟音系ロック・バンド、パンタブラウン初のミニ・アルバム。2年前に結成されたとは思えないほど演奏や世界感は完成度が高く、感情をそのまま吐き出す様なヴォーカル・スタイルはeastern youthなどのエモーショナル・ハード

KABA

デビューを圧倒的な賞賛で迎えられたアーティストは、以降の活動においてそれが大なり小なり壁となり、表現の模索が困難に陥る傾向があるが、UAのスタンスでは、自己の世界を完遂させるためにどんな手段も厭わない強度のアーティスト・エゴがあり、いつでも

Hello?

1曲目から、なんとまぁ前のめりな作品だろう。つんのめって歌うヴォーカルは“ロック” という言葉を何度も繰り返し、最後“言葉はいらねぇ” と高ぶるロックへの情熱を叩きつけてくる。これを冷静に聴くことができるだろうか。そう、タイトルの“Hell

∀

すでに様々な方面で活躍しリミキサーとしても遺憾なく才能を発揮しているiLL ことナカコーから、豪華なメンバーを迎えたコラボレーション・アルバムが到着!向井秀徳、POLYSICS、clammbon、ASIAN KUNG-FU GENERATI

ニライカナイ

曲の幕開けを告げる、琉球音楽のメロディから強烈に心に突き刺さる。この人の声はやっぱり、一聴でCoccoだと認識させるインパクトを持っている。その唯一無味な個性を支えるのは、5thアルバム『ザンサイアン』以来4年ぶりとなる根岸孝旨との共同作業

Sands of Time

ストレイテナーの日向秀和、ELLEGARDENの生形真一が中心となって結成されたNothing's Carved In Stoneのセカンド・アルバムが6月9日(ロックの日)にリリースされる。まず、この2人が同じバンドで音を鳴らしている、そ

woodland

八王子を中心に活動しているthreedays filmは4人組のインディ・ギター・ロック・バンドである。いろんな音楽を聴いていると、このバンド生で聴いたらどんな感じなんだろう?と思うことがあるけど、まさにライヴハウスで生の音を聴いてみたくな

僕の住んでいた街

あぁーっ、よいよい!いきなりの祭ばやし的合いの手にまずビックリ(笑)。そんな新曲「東京レレレのレ」で幕を開ける、くるり初のカップリング・コンプリート・ベストアルバム。アコギ、厳かなピアノ、ささやくような歌声が印象的な「りんご飴」などの初期曲

グラデーション

バンドというよりも“5人組の音楽団”と呼ぶのがまさにふさわしい、のあのわの新作。昨年の11月にはヴォーカル兼チェロのYukkoの大事なチェロが盗難にあってしまうというハプニングもあった(2ヶ月後に奇跡的に本人のもとに戻ってきた!)。今回発表

TO THE LOVELESS

BOOM BOOM SATELLITESから届いた衝撃の新作。徹底したブレのないスタイルから繰り出されるストイックなビートと姿勢はデビュー以来変わっていないが、今作もまた自由でエネルギシュ。誰もまだ到達出来ていない孤高とも言えるその世界感を

キャラメルフレーバー

スマッシュヒットとなった前作『Mr. Lonely』に続いて待望のニュー・シングル『キャラメルフレーバー』はメランコリックで甘酸っぱいムードが漂うサウンドで聴き手の胸を締めつける。以前からずっとライヴで温めてきた曲だそうだ。それにしても、や

手のなかの鳥

清水美和子のソロ・ユニットPredawn 初の全国流通音源。一見すると少女が花を摘むように可憐で無邪気に音楽と戯れているような作品。赤、青、黄...色鮮やかな沢山の糸を、思うまま紡いでいく。そんな風に言葉を紡ぎ、それを歌に乗せ飛ばしていく。

360°SOUNDS

イルリメの最新EP。2004年の『www.illreme.com』に収録されていた名曲「トリミング」の再録で幕を開ける本作は、HIP HOPをとことんポップに拡大解釈するイルリメ印のパーティ・チューンが満載。そのエンターテイメント性はやはり

マジックディスク

Track.1「新世紀のラブソング」、Track.2「マジックディスク」で幕を開けるこのアルバムは、新しい時代をポップにしていこうという意志によって貫かれている。「新世紀のラブソング」や「迷子犬と雨のビート」でみせたように様々な新機軸があり