DISC REVIEW
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シングル「べろべろ」、アルバム『1!2!3!4!』、そして今年2月には日本武道館公演も決定と、昨年末からさらに勢力的に活動しているグループ魂の今年1発目のリリースは、小2レベルのおバカ・ソング(笑)。野球かサッカー、それに音楽としょうもない
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リード・シングル「風の歌」では、その味わい深いメロディで胸焦がしてくれた彼ら。キャリア15年超えならではの、そんじょそこらの若者じゃ決して出せないであろう渋みは、この約 1年半ぶりのニュー・アルバムでも「This Town」を始めとするロッ
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「このアルバムのタイトルってなんだろう?」って思った人もいるのではないだろうか?ボーカル川上本人曰く、アルバムのタイトルだけじゃなく、歌詞についても全く意味がないと強調しているそうだ。確かにそうかもしれない。何故なら全曲の歌詞全てがノンフィ
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セカイイチの音を聴いていると、心の中が幸せでいっぱいになって無性に泣きたくなる。凍えそうなときにホットココアを笑顔で差し出されるみたいに、じんわりあたたまってほっとする感じ。名盤『セカイイチ』から約2年、移籍後初のオリジナル・アルバム。新た
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昨年行なわれた結成10周年記念のロング・ツアーも記憶に新しいレミオロメン。2011年初のリリースは、新曲「Your song」と「粉雪」「3月9日(10th Anniversary Ver.)」の3曲を含む音源と、「Your Song」の歌
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コラボ・ユニット『ゆーきゃん meets あらかじめ決められた恋人たち』改め『シグナレス』の1stアルバム。なにより見事なのはそのディテールの描き方。直接的な言葉なくして、ふと匂い立つ感傷や焦躁。街の喧騒とざわめきの中の寂しさ。物語の一編の
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これって、排泄型ガールズ・バンドの道へと突き進みますという意思表示なのでしょうか。だって月経前症候群ですよ。または、汚されたい症候群ということなのか。“汚したい・汚されたい”とはっきり歌っていますし。この自ら必死に“汚れよう”とする様は、大
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アニメ声のような舌ったらずで甲高い声と、カラフルでファンシーなルックス。そして、とことんキュートでポップ、全てがキャッチーな音。目に入ってくる情報のままの音が鳴っていると思っていたが、ある瞬間はっとした。その“息づかいのリアルさ”にはっとし
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沁みる……とにかく沁みる。透徹ながらも、仄かな微熱を孕んだ歌声がどこまでも沁み込む。抵抗不能な内省的空間の誘い。その深遠さ、瞬く間に溺れてしまう。愛らしさもあり、まるでハニー・トラップだ。ロンドンを拠点に、イラスト/ドローイング/写真/イン
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2007年結成の4ピース・バンド撃鉄のデビュー・ミニ・アルバム。危険な空気とグルーヴを漂わせるベース。ヒリヒリとした手触りは火花のようで、衝突と爆発を繰り返すように鋭い攻撃的なギター。その演奏の躍動感と興奮を、生身の身体を使って表現するのは
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昨年11月に、南アフリカのトロピカル・ポップ・バンドDESMOND & THE TUTUSを招聘し4周年イベントを行ったFLAKE RECORDSが送り出す初の日本人バンド。ここがプッシュするアーティストにはハズレが全くないと言っていいほど
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ドットに“winnie”なんてバンド名、とびっきりキュートじゃないか―そんなことを思いながら、CDを聴いてみる。きっと、思いがけず激しいエモ・サウンドに驚くだろう。バリエーションに富んだ楽曲たちと、一貫して貫かれている美しいメロディ。“Sy
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パンクで、デジタルで、激しさの中に絶妙のキャッチーさも……。2人編成になって初のアルバムは、2010年は年間で100本以上のライヴ・ステージを踏んだ彼ららしい“ライヴ感”が全編に漂う超アッパーな仕上がり!そう、1曲1曲にそれぞれ異なる個性は
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痛みを知っている人間の持つ優しさは背筋が伸びるほど情熱的なのに、胸が張り裂けそうなほど切ない。FUNKISTのフロントマン・染谷西郷が綴る言葉もそうだ。FUNKIST8ヶ月振りのリリースである今作は、乙武洋匡との共作や、バンド仲間への熱いメ
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正直、カラーボトルがこんなにロックバンドだなんて意識したことがなかった。バラードの楽曲が秀逸、そんな印象を持っていたバンドだった。だが、このミニ・アルバムからあふれ出すアツい叫びはロック以外のなんと呼ぼうか。自分の心の声に正直に、リスナーに
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待望の新作は、これまでの英語詞から全編日本語詞となった意欲作。歌モノにシフト・チェンジとも呼べそうだが、根幹に宿したパッションは不変なのだ。“今からさぁ行こう、とめど無く流れる喜びを追いかけよう”――という叫びから幕を開ける叙情詩は、その言
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昨年リリースされた初のシングル『君と背景』と『かくれんぼ』。本人もそう言葉にしているように、アルバム・アーティストという認識が強いからこそ、ただ一曲を届けるという行為は大変な挑戦だったようだ。だが、そこを越えた今、sleepy.abはとても
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石毛輝といえば、髪を振り乱してつんざく高音のシャウト!the telephonesでは、フロアをかき乱す底抜けにハッピーなサウンドとは裏腹に、諦めや嫌世感を含んだ言葉を吐き捨てる。対照的に個人としての"石毛輝"による本作は、より柔和で主観的
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