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DISC REVIEW

テキーラ!テキーラ! the BEST

夏にはニューアルバムをリリースするHiGEからベスト・アルバムが届けられた。「ブラティー・マリー、気をつけろ!」など代表曲を詰め込んだDISC1からアンプラグド・ヴァージョンで新録されたDISC2と充実な内容。毒を含んだ鋭い歌詞と小気味良い

Waste Your Time

海外と並行するように国産エレクトロ・シーンも活況を呈しているが、その中心的な存在の80kidzが主宰するKidz Rec.が放つ新鋭をご紹介。すでにレーベル・コンピに収録されたリミックスから“ネクスト80kidz”との賛辞も送られ、CSSや

Squatter

08年8月発売の『残響record compilation』を除けば、初の全国流通音源となるAFRICAEMOの1stミニアルバム。いわばデビュー作ともいえる本作は、ハイトーンでハイテンションなボーカルや、聴く側のノリを先導するキーボードは

A.B.C.D.e.p.

快進撃を続けるthe telephonesから元SUPERCARそしてご存知iLLとしても活躍するナカコー初プロデュースによるニューEPが届いた。本来のthe telephonesが持つアグレッシヴさやポップな感性はそのままに、サウンドがグ

World Ska Symphony

スカという枠組みをさらに押し広げながら独自のスタイルを確立して20年間君臨するスカパラ。多彩なスタイルと方法論で、大衆性と独自の音楽性を両立する彼らの面目躍如とも言えるポップなアルバムだ。洗練されていながら、ダイナミズムに満ちたその音楽性は

Misstopia

前作から約1年振りとなるセカンド・アルバム。一曲目の「Misstopia」がとても開放感溢れる楽曲で気持ちがいい。昨年観たツアー・ファイナルでの彼らは狂気スレスレのソリッドな演奏を展開していただけに、意外だが素晴らしいオープニング。2曲目以

B.A.N.D

エネルギッシュなインストで人気を集めるYOUR SONG IS GOODの4枚目のアルバムが到着。アナログ・レコーディングを行ったという本作は、これまで以上に濃いものが出まくっている。雑多な要素をアグレッシヴな人力ダンス・ミュージックに変換

サクラメント・カントス

前作から約1年3ヶ月振りとなる待望のセカンド・アルバム。今作はWOODERD CHIARIEの魅力はそのままに壮大さとダイナミズムが加えられ、より彼らの芯に迫った作品と言えるだろう。先行シングル「オルフォイス」ももちろん彼らにはしっかりと人

Inside The Running Subway

2004年結成、千葉を中心に活動を続けるエモ・ロック・バンドABSTRACT MASH によるファースト・フル・アルバム。NOTHING'S CARVED IN STONEでの活動でも知られる、ヴォーカル/ ギターの村松拓の作り出す楽曲は、

pavilion

mudy on the 昨晩が初のフル・アルバムをリリース。新たにギターの梶山良太を向かえたリ・スタートと言う意味と、制作時に抱えていた怒りの感情が大きな柱になっているというこの作品。全編を激しい感情の起伏が覆う。激しいギター・リフと、楽曲

花鳥風月

結成10周年の節目を迎えたレミオロメンがリリースする、待望の新作『花鳥風月』。通算5枚目で初のセルフ・プロデュースで制作された意欲作だ。これまでの日常感や美しい季語の響きとレミオロメン節を堪能できる1枚ながら、果敢な挑戦が導いた、ポジティヴ

カーバイト

熊本アンダーグラウンド代表、そして全員が40代半ばを超えるというポスト・パンク・バンド石頭地蔵の2ndアルバム。ニューヨーク・パンクを彷彿とさせる切れの良いサウンドと吐き出す様なクールなヴォーカルからは40代という年齢は全く感じさせない。そ

プラネタリウム

素朴で優しいポップ・センスを持つ3ピースLOVE LOVE LOVE のニュー・シングル。アルバム・デビュー前にして夏フェスにも出演するなど、既に高い支持を獲得している彼等。寺井孝太の透明感のある歌声が温かみのあるポップ・ソングにピッタリと

XXX“If You Came HERE”

DEX PISTOLS、80kidz、DJ KYOKO。いずれもここ1~2年の間に“エレクトロ” という言葉を、コアなリスナーから一般層にまで広めた功績は言うまでもない。それぞれに活動の幅やプレイの質は色々だけど、DJ KYOKOはあくまで

A.M.T.P.E.P.

デジタル時代。インターネットによりあらゆる情報がフラットとなったゼロ年代に育まれた知性は、混沌としながらも、ジャンルを崩壊する奔放さがおもしろい。黒猫チェルシーや踊ってばかりの国と新世代の躍進に沸き立つ神戸から、またしてもユニークな新鋭が。

生と死と詞

THE BACK HORNの歌詞はとても素朴ながらも、体の芯を掴まれる様な感触がある。誰もが感じているけど言えなかった事をストレートに投げかけられる様な誠実さがそこにはある様な気がするのだ。キャリア初となる歌詞集をリリースするTHE BAC

19972007

昨年リリースされたシングル「Back On My Feet」は、最早説明不要の大衆性を獲得した後のBBSと、デビュー当時のエクスペリメンタルな要素が見事に調和した素晴らしい曲だった。そして、満を持しての2枚組究極ベスト盤が登場。これはもう、

FRESH

detroit7と様々なアーティストとのコラボレーション・アルバム。TOKYOエレクトロの新世代DJユニットMYSS、DUCK ROCKとのコラボレーションでは、00年代以降のエレクトロをdetroit7印の荒々しいガレージ・サウンドで仕立

ヒズミカル

TOKYO No.1 SOUL SET渡辺俊美のソロ・ユニットTHE ZOOT16による4枚目のアルバム。スパニッシュ、アイリッシュ・トラッドにスカ、レゲエにラテンとボーダーレスに様々な音楽をミックスするTHE ZOOT16。その音はあくま

1・2・MAX

今年10年目を迎えるPE'Zの3年ぶりとなるオリジナル・アルバム。pe'zmoku等、さらに精力的にその活動を拡大する彼らだが、今作は『1・2・MAX』という、直球勝負のタイトルが示す通り、いつも以上にハイ・ボルテージで遊び心満載の爆音JA