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DISC REVIEW

かいじゅうばくはつごっこ

2010年に札幌で結成された4人組ファンク・ポップ・ロック・バンドの1stフル・アルバム。冒頭の「無農薬ファンク」から男性メンバー3人の“超絶技巧派”な演奏がテンション高くアルバムの幕を開けるが、続く「メニー・メアリー」で登場するヴォーカル

ビューティフォーEP

“全力の真っ直ぐ”は何にも屈しない強さがある。人の心を感動させるのは、小細工の一切ない熱い思いなのだ。表題曲「ビューティフォー」の突き抜けるハイトーン・ヴォイス、胸を高揚させる力強いリズム隊、太陽光線にも負けないくらいの眩しさを放つギターと

NANO-MUGEN COMPILATION 2013

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催するNANO-MUGEN CIRCUIT 2013に出演する全アーティストの楽曲を収録したコンピレーション・アルバムがリリース。アジカンの楽曲「Loser」は、BECKの同名曲の日本語カ

無花果

2010年に前身バンドが始動し、2012年夏にバンド名を一新。関東近郊を中心にライヴ活動を行い、昨年末の渋谷STAR LOUNGEでの初ワンマン・ライヴをソールド・アウトさせた4人組ロック・バンド、READ ALOUDの2ndミニ・アルバム

月明かりのせいにして

昨年はSUMMER SONICやMINAMI WHEELへも出演し、ファンを増やしているバンド、aquarifa(アカリファ)の2作目のミニ・アルバム。紅一点Vo.岩田真知のチャイルディッシュで、メランコリーを帯びた不思議なトーンの歌声と、

呼吸-inhale-

ミウラウチュウ(Gt)加入後、初のリリースとなる今作は“呼吸”をテーマにしたミニ・アルバム。ツイン・ギターとなり重厚感を増したバンド・サウンドは、「Alice Breaks Stories」から爽やかに疾走すると、次第とテンポを落としゆった

Orange

めくれたオレンジの向こう側に地球が見えるジャケットが目を引くUNCHAINの6thオリジナル・アルバム。多彩なゲスト・アーティストを多く招いた『Eat The Moon』、洋邦問わず様々なジャンルのカヴァーに挑戦したアルバム『Love &

Buzz The World!!

昨年、Red Bull Live on the Roadに参加し、見事、優勝を果たした東京の5人組、CRACK BANQUETによる初の全国リリース作品となるミニ・アルバム。アムステルダムと日本でレコーディングを行い、ライヴのテンションその

太陽と月のオアシス

2012年5月にメジャー・デビューをし、精力的なリリースとライヴ活動を行っていたピロカルピン。バンドも今年結成10周年を迎える彼女たちが、キャリア史上初のフル・アルバムを完成させた。"明暗"をテーマに制作された同アルバムは、長編小説のような

WHERE THE SUN RISES

配信限定で発表された「Sunrise」を含む今作は、新ヴォーカリスト・Taki加入後、初のCD形態リリース。“よりグローバルな展開を今後行っていく”“気持ちよく踊れる音楽”を目指し楽曲を制作しているとメンバーが語っている通り、4曲共通して楽

Rollercoaster

元PLINGMINのタカハシヒロヤス(Vo/Gt/Syn)、元オトナモードのとまそん(Ba/Cho)、チリヌルヲワカの坂本夏樹(Gt/Cho)の3人が2011年に結成した3ピース・バンドShe Her Her Hersが、1stフル・アルバ

僕がCDを出したら

ライヴで大合唱が起こる人気曲「ないものねだり」でアッパーにスタートし、大きなステージに立っているアーティストと入れ替わる感覚をアレンジでも表現したユニークな「クローン」、ギター・リフのソリッドさと、聴き手ひとりひとりにダイレクトに放たれるス

STRANGER

シングル「フィルム」「夢の外へ」「知らない」も含む、約2年ぶり、3枚目のアルバム。生き急ぐような膨大な言葉数とテンポ感に圧倒される「化物」で鮮やかに幕を開け、立て続けにアッパー・ナンバーが3曲続く驚き。そして彼流のソウル・ミュージックをシン

Fourth Wall

前作『GIFT』の光を感じる作風から一転、暗闇とも異界とも思しき扉が開かれるTrack.1「Krishna」からして対照的な作品。なのだが、この2作でTHE NOVEMBERSは聴き手をその音像が作る空間に“いる”感覚を獲得したという意味で

つしまみれ

これはヤバい。つしまみれ史上、最も毒々しく、危険極まりない作品である。しかし誤解がないように書いておくと、別に曲が複雑になったり、素っ頓狂なフレーズが出てくるわけではない。むしろ、パンク、J-POP、グランジ、ギター・ポップといった音楽性が

3-1=2 / No Limit e.p.

去年、ベースのSKB脱退という報に衝撃が走ったSISTER JETの、2人体制になって初のEP。『3-1=2 / No Limit』という、あまりに直接的に宣誓を告げるタイトルは、リスナーにも、そして自分たちに対しても、その強気な姿勢を言い

刺繍

表現というのは当然、頼まれて注文通りの商品を作ることじゃない。個性的と呼ばれる音楽は沢山あるけれど、この齢30のシンガー・ソングライターの作品は純度100%の表現だ。たどたどしいのに時にハッとするほどスムーズなメロディを歌ったり、温かいのか

Laugh,Cry,Sing...And Dance!!!

音楽への感謝という切実な思いを"踊るロック"に昇華していたテレフォンズが、いよいよ"踊るロック"からも自由になったことで、よりロックの自由を手に入れた。シングル以上にブッといグルーヴで聴かせる「Keep Your DISCO!!!」、AIR

One Happy,Two Sad&Three Pretty Things

キャッチーなメロディとオリジナリティ溢れる歌詞で、独自の世界観を表現する住所不定無職が、新メンバー℃-want you!を迎え4人編成となって初となる最新シングルをリリース。堂島孝平プロデュースによるポップなディスコ・チューン「宇宙のYea

sun pillar

新潟在住のシンガー・ソングライター中條有紀の1stミニ・アルバム。プロデューサーは、ZEPPET STOREのギタリストであり、以前中條とシューゲイザー・バンド“sphere”で活動を共にしていた五味誠。ピアノ、バイオリン、シンセの音色、そ