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"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO"、第5弾出演アーティストに女王蜂、夜ダン、ココロオークション、the peggiesら決定
2017.06.21 12:00
8月11日(金・祝)、12日(土)の2日間、北海道 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて開催される"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO"の第5弾出演アーティストが発表された。
今回発表されたのは、以下のラインナップ。
【8月11日(金・祝)】
雨のパレード
ココロオークション
女王蜂
チャラン・ポ・ランタン
THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)
夜の本気ダンス
LOSALIOS
【8月12日(土)】
Awesome City Club
CORNELIUS
さかいゆう feat. 福原美穂 SOLAR JAM
TK from 凛として時雨 / PANDAS [中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)+TK(凛として時雨)]
天才バンド
BAZRA
the peggies
MOROHA
■IN THE MIDNIGHT HOURS
T字路s
blues.the-butcher-590213 with うつみようこ+佐藤タイジ+田中和将
松竹谷清&Chocolate Dandies (エマーソン北村(Key)山口大輔(Dr))
Rei
また、先日発表された、通し入場券をお持ちの方のみ楽しめる=(for CAMPERS)の出演アーティストとゲストが発表されたので、こちらも要チェックだ。
【Song for "ムッシュかまやつ" ~LIFE IS GROOVE~ (for CAMPERS)】
出演:
HOST:KenKen(LIFE IS GROOVE / RIZE / Dragon Ash)
奥田民生 / 金子マリ / シシド・カフカ / Char / 斉藤和義 / 山岸竜之介(LIFE IS GROOVE)
【FRIDAY NIGHT SESSION~SKA IS THE PARADISE~(for CAMPERS)】
東京スカパラダイスオーケストラ
MC/DJ:ピーター・バラカン
ゲスト:チバユウスケ(The Birthday) / 中納良恵(EGO-WRAPPIN') / 峯田和伸(銀杏BOYZ) / YONCE(Suchmos)
なお、6月24日(日)10時より、いよいよチケット一般発売がスタートするので、この機会をお見逃しなく!
▼イベント情報
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO"
8月11日(金・祝)、12日(土)
会場:石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
11日 Open 10:00 / Live Start 15:00 / Live End 23:00 予定
12日 Open 10:00 / Live Start 12:30 / Live End 5:00(13日)予定
【8月11日(金・祝)】
雨のパレード [New] / 稲川淳二 (for CAMPERS) / UVERworld / 打首獄門同好会 (for CAMPERS) / H ZETTRIO / THE ORAL CIGARETTES / 岡崎体育 / 勝手にしやがれ / Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)(for CAMPERS) / ココロオークション [New] / Gotch & The Good New Times / SANABAGUN. / G-FREAK FACTORY / 清水ミチコ / 女王蜂 [New] / SCANDAL / ストレイテナー / チャットモンチー / Chara / チャラン・ポ・ランタン [New] / 手嶌葵 / 10-FEET / Nothing's Carved In Stone / ねごと / KNOCK OUT MONKEY / THE BACK HORN / B'z / THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一) [New] / ヒステリックパニック / ビッケブランカ / Midnight Bankrobbers / 夜の本気ダンス [New] / LiSA / Rei & NakamuraEmi / レキシ / LOSALIOS [New]
■Song for "ムッシュかまやつ" ~LIFE IS GROOVE~ (for CAMPERS) [New]
KenKen(LIFE IS GROOVE / RIZE / Dragon Ash)
奥田民生 / 金子マリ / シシド・カフカ / Char / 斉藤和義 / 山岸竜之介(LIFE IS GROOVE)
■FRIDAY NIGHT SESSION ~SKA IS THE PARADISE~ (for CAMPERS) [New]
東京スカパラダイスオーケストラ
MC/DJ:ピーター・バラカン
ゲスト [New]:チバユウスケ(The Birthday) / 中納良恵(EGO-WRAPPIN') / 峯田和伸(銀杏BOYZ) / YONCE(Suchmos)
【8月12日(土)】
[Alexandros] / 175R / F-BLOOD【藤井フミヤ+藤井尚之】 / エマーソン北村 / Awesome City [New] / ClubOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / OLDCODEX / 岸谷香 / きのこ帝国 / 銀杏BOYZ / 久保田利伸 / くるり / go!go!vanillas / CORNELIUS [New] / 斉藤和義 / さかいゆう feat. 福原美穂 SOLAR JAM [New] / ZAZEN BOYS / Suchmos / SHISHAMO / John John Festival / SUPER BEAVER / SCOOBIE DO / sumika / SLANG / TK from 凛として時雨/PANDAS [中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)+TK(凛として時雨)] [New] / 天才バンド [New] / 長岡亮介(ペトロールズ) / 夏木マリ / Nulbarich / never young beach / NOT WONK / ハシケントリオ / BAZRA [New] / back number / BAND-MAID / フジファブリック / BLUE ENCOUNT / フレデリック / the peggies [New] / ぼくのりりっくのぼうよみ / My Hair is Bad / MY LIFE IS MY MESSAGE(山口洋×仲井戸麗市×宮沢和史) / マキシマム ザ ホルモン / MONOEYES / MOROHA [New] / ユニコーン / RIZE / ROTH BART BARON / WANIMA
■IN THE MIDNIGHT HOURS [New]
T字路s
blues.the-butcher-590213 with うつみようこ+佐藤タイジ+田中和将 松竹谷清&Chocolate Dandies (エマーソン北村(Key)山口大輔(Dr) /
Rei
■SONIK STATION
Takkyu Ishino(DJ) / D.A.N.(LIVE) / Licaxxx(DJ) and more
※(for CAMPERS)=通し入場券をお持ちの方のみお楽しみいただけます。
【チケット】
通し入場券:¥18,500
11日入場券:¥9,300
12日入場券:¥13,000
HEAVEN'Sテントサイト付入場券(1スペース4×3m):¥22,000
FORESTテントサイト付入場券(1スペース4×6m):¥22,000
オートキャンプ付入場券(1スペース7×6m):¥31,000
会場内駐車券(車1台):¥4,100
会場外駐車券(車1台):¥2,100
バス券(片道):¥600
■一般発売日:6月24日(土)10:00
【オフィシャル・サイト】
https://rsr.wess.co.jp://rsr.wess.co.jp
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昨年5月にメジャー・デビューした3人組ガールズ・バンドがミニ・アルバムをリリース。本作のテーマは大きく言うと"青春"で、恋や夢にときめく瞬間に焦点を当てた曲がほとんど。そんな中でも、疾走感溢れる王道サウンドの「GLORY」、ダンス・ポップ寄りのアプローチである「恋の呪い」、バラードながらも密かな高揚を表す各楽器のアプローチが印象に残る「遠距離恋愛」など、アプローチが多彩なあたりがさすが。作品タイトルや歌詞における一人称の使い分けなどからも、性別問わず、自分たちの音楽を幅広い層に届けたいんだという姿勢を読み取ることができるが、それが正しくサウンドにも反映されている印象だ。視界をクリアに保ちながら、健全に成長するバンドの姿がここに。(蜂須賀 ちなみ)
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まったく恐れることなく、ひたすらまっすぐ素直にフレッシュでポップなロックを鳴らす。その地に足がついている感には貫録すら漂うのだから恐れ入る。2012年2月、当時高校1年生でありながらEMI ROCKSにてさいたまスーパーアリーナのステージに立ったという経験を持つ女子3ピースによる待望の初の全国流通盤は、結成から高校卒業時の間に制作された作品から厳選された楽曲と、新曲の中でも特に人気の高い楽曲で構成されたベスト的内容になった。"あの人のことが好きで好きで仕方がない!"というどきどきをそのまましたためたラヴ・ソングなど、全力で恋と青春を楽しみ、きらめきやときめきを求め、生活の中で成長していく少女の姿がそのまま封じ込められている。その姿はとても可憐で、逞しい。(沖 さやこ)
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今年5月にリリースされた生産限定盤シングルが好評の、大阪発の3人組。"Relight(=再び点火する)"というタイトルの通り、光を思わせるワードや、それを表現するに不可欠な闇を表す言葉が歌詞に並び、サウンドもまた楽曲ごとにタイプの違う輝きを表現している。ほのかにハスキーな粟子真行(Vo/Gt)のヴォーカルもより強いパワーを放つようになった。それは歌い方のギミックの影響もあるが、自身のメンタリティも大きい。彼は今作で"なぜ音楽を続けているのかがわかった"という。彼の歌は人を求め、そのために人の心に寄り添おうと努める。なくしてから大切さに気づくという後悔が、彼をそこに動かしているのだ。耳馴染みのいいバラエティに富んだ音楽。ここに圧倒的な個性が加わればさらに強くなる。(沖 さやこ)
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前作で初のアニメ・タイアップを獲得した夜の本気ダンスが、今回はドラマ主題歌に初抜擢! TVドラマ"セシルのもくろみ"のタイアップ曲/今作の表題曲であるTrack.1「TAKE MY HAND」は、エッジを効かせたダンサブルな曲でありつつ、中盤では米田貴紀(Vo/Gt)の色気たっぷりの歌声も聴かせていて、幅広い人の心を捉え得るキャッチーな仕上がりに。そして、6曲のライヴ音源のメドレーとなるTrack.3「HONKI DANCE TIME」では、臨場感のあるサウンドや掛け声で、彼らが今も変わらず"ライヴ・バンド"として愛されるわけを証明してみせた。憂鬱な気分すらも吹っ飛ばす強力なダンス・ビートを放つ"夜ダン"は、今後邦ロック・シーンに新たな爪痕を残すだろうと、今作を聴いて改めて確信。(滝沢 真優)
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Track.1「SHINY」はアニメ"境界のRINNE"第3シリーズのオープニング・テーマとして書き下ろされたもの。初のタイアップに影響されたのか、風を切るように爽やかな同曲は、ダンス・ロックというよりもスタンダードなロックンロールと呼んだ方が良い感じだ。しかしだからこそ、このバンドがずっと守り通してきた"踊れる"ビート&リフがニュートラルな温度感で活きている印象。4曲とも違うテイストだが、ここまで冒険できたのは、昨年末からの新体制に手応えや自信を感じているからだろう。聴き進めるたびにいろいろな発見があるが、個人的にはTrack.3「Blush」の歌謡ロック的サウンドがツボ。実は色気抜群のこのバンド、こういうアプローチもアリなのでは。(蜂須賀 ちなみ)
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本当にこのバンドのスタンスはブレない。本能を刺激するビートと執拗に繰り返すギターのフレーズ、そして米田貴紀(Vo/Gt)による独特のバネのあるメロディ。手練手管のテクニックで聴き手の心と身体を踊らせる夜ダンの本懐はここにきてますます洗練されてきた。今作はメンバー・チェンジを経た夜ダンが2016年最後にリリースする初のメジャー・シングル。バンドの大きな武器であるサビの爆発力に一層スケール感が増した「Without You」も、ポップなエッセンスが新境地となる「LIBERTY」も、いまの夜ダンだからこそ鳴らせるネクスト・ステージだ。どちらも多分に解釈の余地を残した歌詞だが、"聴く人の存在があってこそポップ・ミュージックである"という信念を表と裏から描き出したようなところも米田らしい。(秦 理絵)
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遂に本作を以ってメジャー・デビューを果たす夜の本気ダンス。とはいえ、やはりこのバンドのことだ、本人たちに浮き足立っている様子はない。たしかな実力を持つライヴ・バンドとして全国各地のイベントからオファーがある現状でも、クールに自らの現状を把握し、自分たちがやりたいことをしっかりと見据えているのだということが伝わってきた。1stアルバムに引き続きバンド名にもある"ダンス"をアルバム・タイトルに据えた本作では、ミドル・テンポの楽曲をわずかに留めながらも、ひと際シャープになったそのサウンドと多彩なアプローチで魅せてくれる。全10曲を聴き終えた感想は"相変わらず頑固だなあ"といったところだろうか。でも、この感じがやっぱり信用できたりする。(蜂須賀 ちなみ)
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ライヴ・バンドとしてフェスやイべントで百戦錬磨の存在感を発揮している今の夜の本気ダンスの無敵感が、見事に結晶化したシングルである。Track.1「By My Side」、これはキャッチーなリフと絶妙なファンクネスを孕んだ四つ打ちビートが絡み合う、彼らが得意とするダンス・チューンだが、今まで以上に曲そのものの"重み"が増した。各楽器の織りなすアンサンブルが、まるで重戦車の如き迫力で耳に迫ってくる1曲。とにかくヘヴィ、且つグルーヴィ。そしてTrack.2「Show down」、これも性急なダンス・チューンだが、その上に彼らの本来的に持つメロディアスな側面が強く出ている。米田の歌声も強く深くなった。もはや"勢いのある新人"のカテゴリーからは大きくはみ出すスケールの大きさを感じさせる1枚だ。(天野 史彬)
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Track.1のタイトルが「WHERE?」。素晴らしい。君は何処にいる? 僕は何処にいる? 答えは何処にある?――京都の4人組、夜の本気ダンスは、記念すべき1stアルバムの初っ端から道に迷っている。そして、"迷うこと"を大いに楽しんでいる。ダンサブルなガレージ・ロックだけでなく、メロディアスなギター・ポップや爽やかな歌モノも消化する音楽的振り幅。それは彼らが、踊ることとは身体だけでなく心も揺らすことであると本能的に理解している証だろう。そして歌詞の随所に見られる"若さ"への言及は、彼らが成熟よりも未熟を、安定よりもロマンを求めていることの証明。完成なんて求めるな。動き続けろ、変わり続けろ。この"生"というフロアで、本気でダンスし続けろ―― このアルバム、僕はそんなメッセージとして受け取った。(天野 史彬)
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京都出身の4人組による、2月にリリースされたTOWER RECORDS限定シングル『B!tch』に続くデビュー・ミニ・アルバム。音楽的にはFRANZ FERDINANDや初期ARCTIC MONKEYSといった00年代に登場したUKインディー・ロック勢からの影響を強く感じさせる、ハイテンションでグルーヴィなダンス・ロックを基調としており、まだ荒削りな部分はあるものの、1度聴いたら耳に残るキャッチーなフック満載のメロディや、収録された6曲すべてに違った方向性やアイデアを取り入れようとする音楽的野心からは、バンドの器量の大きさと、この先の飛躍を感じさせるに充分な魅力を感じ取ることができる。すべてのものには終わりがある――そんな刹那性を極めてドライに歌う、6曲中最もヘヴィでサイケデリックなラスト・トラック「愛は終わり」が特にいい。(天野 史彬)
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大阪の名物サーキット・イベント"MINAMI WHEEL"で200人キャパのライヴハウスにプラス150人が押し寄せたという、関西の雄がいよいよ1stシングルをドロップ。思えば今ほど高速BPMと4つ打ち全盛以前にはUKインディーとシンクロしたバンド、例えばSISTER JET やVeni Vidi Viciousが気を吐いてたなぁなんて思い出す(もちろん、今も健闘してるのだが)。彼ら、夜の本気ダンスもクロいフィーリングを感じさせる、4つ打ちというより16ビートを感じさせるビート、GSやサイコビリー、ひいてはUKインディーとのシンクロする洒落っ気も満載。ヴォーカルも粗野さの中に艶があるタイプで、久々に色気のあるロックンロール・バンドに出会えた印象。もっと曲も聴きたいし、何よりライヴが観たい!(石角 友香)
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「HALF」ではソリッドなギター・サウンド、「催眠術」ではナイヤビンギをエレクトロニクスと融合。センスと洗練が極まりつつある女王蜂の新曲は、90年代後半に盛り上がり、最近再び注目の2ステップに、今のエレクトロニックな要素や、笛や鼓など和の上モノをスリリングにビルドアップした強烈な一撃だ。何よりアヴちゃん(Vo)のラップの切れ味が素晴らしく、このミクスチャー具合は今の日本で群を抜いて強い。手塚治虫の名作をリブートしたTVアニメ"どろろ"のOPテーマとして初めて聴いた人は、一瞬全体像が掴めないかもしれないほど、ユニークな構造を持った曲だろう。c/wには「催眠術」の女王蜂流アコースティック・バージョンと、「告げ口」を今のサウンド志向にリアレンジした「あややこやや」を収録。(石角 友香)
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人間の血と人間を食らう喰種(グール)の血が混ざった主人公が、理性と食欲の狭間で戦うTVアニメ"東京喰種:re"のEDテーマに、"ジェンダーレス"という言葉がついて回る女王蜂のニュー・シングル「HALF」が起用された。さらにカップリングが「FLAT」と来たら、そこに痛烈なメッセージを感じざるを得ない。そして、いざ再生してみるとたしかに怒っている。しかし、それは特定の人や概念に向けた批判をただぶちまけたものではない。ヒップホップやロック、ディスコなどの音楽的背景を奔放なセンスでミックスしたサウンドも然り。決めつけないことを強さにできたからこそのオープンな魅力は、様々な考えを持ったひとりひとりの、様々なシチュエーションにハマることだろう。 (TAISHI IWAMI)
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サウンド・プロダクションからアナクロさが抜け、あらゆる人に接点のある物語に変化した前作『奇麗』から、さらにバンドの地力でエレクトロニックなダンス・チューンなども実現した今回の『Q』。ドライで透徹した視点がアヴちゃんとも共通するDAOKOを迎えた「金星 Feat.DAOKO」、濃厚な内容と踊れるビートが新しい「DANCE DANCE DANCE」や「失楽園」。そして本作の肝となる存在の心象が綴られた「Q」や、生きる強さが描かれる「雛市」。しかしそれらは強いだけでなく、同時に切ない。なお初回盤には、本作の内容にリンクした50ページに及ぶアヴちゃんによる書き下ろし漫画を含むブックレットが付属。彼女自身が捉えた"Q"の物語を音楽とは違う角度で読んでみるのも楽しみのひとつだ。(石角 友香)
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女王蜂と、女王蜂のヴォーカルを務めるアヴちゃん、中村達也、KenKen、長岡亮介によるスペシャル・ユニット"獄門島一家"のスプリット・シングル。キラキラのダンス・ビートに乗って軽快に踊る「金星」、溢れ出す欲望を艶やかに描いた「く・ち・づ・け」の2曲は、自由でありながらもどこか救われない切なさを感じさせる女王蜂ならではの楽曲。獄門島一家は、個々が培ってきたスキルを遺憾なく発揮しつつもユーモア溢れるカラフルな音色で「シーサイドスーサイド」、「死亡遊戯」の2曲をスマートにやってのける。この仁義なき戦い、勝敗なんてつけられるわけもなく。というか、右から左から攻められて身動きできなくなっているこちらの完敗だ。そして、そんな私を見てアヴちゃんがしたり顔をしているような気がした。(増田 思織)
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結局、人は独りで生まれ、独りで死んでいくのだと。結局、生きるということは孤独と共にあることなのだと。そして本当の孤独とは、他者を感じることでしか得ることはできないのだと、この女王蜂、3年ぶりのアルバム『奇麗』は伝えているのではないか。随所で聴ける狂騒的なビートも、息をのむほどの透明感を持ったメロディも、僕にはひとりの人間がその命の奥底にあるものを吐き出した、エグくも美しい独白に聴こえる。そのぐらい、ここに刻まれた音と言葉の筆致は繊細で、悲しくて、強い。お互いを求め合い、言葉と肌を擦り合わせれば合わせるほどに、傷つき、傷つけることでしか生きられない人間という愚かしい生き物のサガ。それはなんとも奇怪で、麗しい。その真実を暴き出したこのアルバムは奇麗だ。本当に、奇麗だ。(天野 史彬)
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インディーズ時代からバズを巻き起こし、2011年のメジャー進出以降は音楽業界以外でも話題を集め、しかし2013年には活動休止。特定の音楽性やシーンの中で語られることもなければ、フォロワーも生まれない。マイノリティであることを表現の理由にしているわけでもない。では、女王蜂というバンドの本質とはどこにあるのか? 本作は活動再開後最初の音源であり、バンド初のシングル。表題曲の「ヴィーナス」はテレ東系ドラマ"怪奇恋愛作戦"(監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ)のOPテーマ。この狂騒のダンス・チューンを聴いてわかることは、このバンドはただただ自分たちの欲望に忠実であるということ。その獰猛でエゴイスティックな美しさに、僕らは踊らされるしかないということ。そりゃ、フォロワーなんて生まれるはずもない。(天野 史彬)
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バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.12
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
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Skream! 2025年03月号