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DISC REVIEW

Overseas

Youngblood

ポップ・パンクをルーツに持ちながらひとつの型にハマらないオーストラリアの4人組ロック・バンドが、前2作の成功をステップに、いよいよ持ち前のポップ志向を露にしながらその可能性を追求し始めた。ONE DIRECTIONのヒット曲を手掛けたCar

America

近年、バンドの顔のJared Leto(Vo/Gt)が映画"ブレードランナー2049"など、俳優として知名度をさらに上げているなか、バンドとして約5年ぶりのニュー・アルバム。「Walk On Water」のOPから、力強く打ち鳴らされるリズ

Love Is Dead

"FUJI ROCK FESTIVAL '18"に出演する英グラスゴーのエレポップ・トリオによる2年8ヶ月ぶりの3rdアルバム。R&Bやヒップホップに頼らず、自分たちのエレポップ・サウンドを貫いているところが、とにかく痛快にして、爽快。3人

Wildness

もはやUKロックの正統派と言える英グラスゴーの5人組が『Greatest Hits』(2013年)を挟んで、前作『Fallen Empires』から約6年半ぶりにリリースした7thアルバム。大きな聴きどころはふたつ。まずは、ほぼ全曲で力強い

Push Pull

何をHOOBASTANKらしさと考えるかで評価が変わりそうな8作目のアルバム。しかしもともと、いわゆるラウドロックの範疇に収まり切らない表現を追求してきたバンドだ。ファルセットを交えたDoug Robb(Vo)の歌唱も含め、今回のR&Bおよ

Islands

復活をアピールした『Kablammo!』からおよそ3年。北アイルランドの3人組が新作をリリース。多彩な楽曲が集大成を思わせた前作から一転、今回は、まずグランジ世代のパワー・ポップ/ギター・ポップ・バンドの矜持を印象づけたうえで、ダンス・ビー

Murmurations

ソリッドなニュアンスもアンビエントな作風も打ち出してきたSMDが、デビューから10年の節目の先に提示した本作。エレクトロ・アーティストがデジタル・クワイアなど、人間の声のレイヤーに意識的なのは昨今の潮流だが、SMDは今作の軸に、イギリスのハ

Boarding House Reach

Jack Whiteの新たな覚醒をアピールする3作目のソロ・アルバム。BeyoncéやA TRIBE CALLED QUESTとの共演がその前兆だったのか、大胆にヒップホップ、ファンク、ジャズに接近。そのうえでゴスペ

Combat Sports

前作のリリース後に脱退したPete Robertson(Dr)に替わってYoann Intontiが 加入、さらに前作のツアー・メンバーだったキーボーディストのTimothy Lanhamも加入し、5人の新体制となったTHE VA

Cool Like You

マンチェスター出身で、Gallagher兄弟の双方と親交もある彼ら。2016年のデビュー・アルバム以来となる2ndアルバムは、先行配信された「I Can't Stand It」にも顕著な、80sを想起させるシンセ・サウンドがか

Resistance Is Futile

『Everything Must Go』の20周年アニバーサリー・ツアーで一昨年来日を果たしたMANIC STREET PREACHERS。結成32年目を迎えたベテランはこれからどこに向かうのか?という懸念は杞憂だった。「Inte

For Now

"OASISの再来"と謳われたオーストラリアの3ピースが、デビュー・アルバムから約2年、成長を遂げて帰ってきた。ブリットポップを基礎とした方向性はそのままに、セルフ・プロデュースであった前作とは趣向を変えて、今作で

Nihilistic Glamour Shots

むせかえるような不穏な空気にシビれる。2015年の結成以来、ポリティカルなバンドとして注目を集めてきたマンチェスターの5人組が、ALT-J、BLOC PARTYらを擁するInfectiousからついにデビュー・アルバムをリリ

Chrome Neon Jesus

近年のEpitaph Recordsは派手さはないものの、若手、ベテラン共に渋めの実力派の作品を揃えている印象だ。そんな中でも、要チェックなのがこの3ピース・オルタナティヴ・ロック・バンド、TEENAGE WRIST。今作か

Stone Temple Pilots(2018)

90年代のグランジ・ブームに乗り、デビュー時から大ヒットを飛ばした彼らは周囲の目を気にせずに快進撃を続けた。しかし、そんな彼らも10年代に再結成を遂げ、Scott Weiland解雇により、LINKIN PARKのChester Benni

You're Not Alone

ご存じ"永遠のパーティー・キング"ANDREW W.K.兄貴が、実に12年ぶりとなる待望のフル・アルバム『You're Not Alone』をリリース。"音楽こそが生きがい"と熱い想いを高らかに歌うアンセム「Music Is Worth L

Beautiful People Will Ruin Your Life

前作『Glitterbug』が全世界で2億回以上デジタル・ストリーミングされた、まさに現代のオルタナ・ポップの標準をゆく3人組が3年ぶりのアルバムをリリース。リバプール出身だが、今はロンドン、LA、オスロと遠距離活動する彼らだからこその、随

Always Ascending

英国紳士的なシニシズムとユーモア、00年代初期のダンス・ロックを象徴するFFによる約4年半ぶりのアルバム。タイトル・チューンが先行配信され、白昼夢的なサウンドスケープと微妙な90年代のテクノ/ハウス的なビートの融合に驚かされたが、バンドが"

Knowing What You Know Now

UK発の5人組オルタナティヴ・ロック・バンドの2014年にリリースしたデビュー作『The Weird And Wonderful Marmozets』以来2年半ぶりとなる2ndアルバム。2015年に初来日して話題となっていただけに待望のアル

Snares Like A Haircu

ロサンゼルスのノイズ・ロック・デュオ NO AGEの、2013年『An Object』以来約4年半ぶりとなる5枚目のスタジオ・アルバム。序盤の「Cruise Control」、「Stuck In The Changer」、「Drippy」と