Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Overseas

No Tourists

90年代初頭からビッグ・ビートのパイオニアとして後発バンドに多大な影響を与え続けるTHE PRODIGYが、約3年ぶり7枚目のアルバムをリリースする。一聴してそれとわかる"THE PRODIGY節"とでも言うべきサウンドは健在で、先行シング

Natural Rebel

昨年はTHE VERVEの名作『Urban Hymns』の20周年記念デラックス・エディションがリリースされ、名曲「Bitter Sweet Symphony」を再び若い世代が知る機会になった。最近ではLiam Gallagherとライヴで

Art Of Doubt

カナダのシンセ・ポップ/ロック・バンド、METRICの7thアルバム。冒頭の「Dark Saturday」は、夜の都会の路地裏が情景として浮かぶ1曲で、ダーク且つ耳馴染みがいい音の上に、気怠そうながら色気のあるEmily Hainesの歌声

Mirror Master

レーベルをElektra Recordsに移籍しての4thアルバム。テン年代初期には「Cough Syrup」がドラマ"Glee"で使用されたことが話題になった彼ら。だがそれ以上に、メンバーが様々なバックボーンを持ちつつ、オレンジカウンティ

A Walk Through Jackson County

南カリフォルニア・オルタナティヴ・ロックを掲げる3人組、ARLINGTONが奏でるのは、ポスト・ハードコアというRise Recordsのイメージを、いい意味で裏切るモダンなガレージ・ロックだ。メンバー自ら影響を認めるJack White、

Beside Myself

PARAMORE、FALL OUT BOYらを擁する"Fueled by Ramen"から、イングランド出身の5人組ロック・バンド BASEMENTがメジャー2作目となる『Beside Myself』をリリース。90年代USエモ/パンク、グ

Boom Boom Room (Side B)

2008年に結成したラスベガスを拠点とする3ピース PALAYE ROYALEが、約2年ぶりとなる2ndアルバムをリリース。"Fashion-Art Rock"を自称するとおりの派手な出で立ちや、メタル・バンドが名を連ねるSumerianか

Trench

前作『Blurryface』収録曲「Stressed Out」でグラミー賞を受賞し、ONE OK ROCKのツアー・サポートや単独来日公演の開催など、日本でも高い人気を誇るオハイオ州コロンバス出身のデュオ、TWENTY ONE PILOTS

Spencer Sings The Hits

Jon Spencerがついにソロ・アルバムをリリース。このタイトルだが、もちろん全曲がオリジナル。しかしながら、ここにはWilson Pickettがヒットさせた「Land Of 1000 Dances」を連想させるTrack.3「Ove

ハーフ

Bird Bear Hare and Fishの1stアルバムを共同プロデュース、尾崎雄貴(Vo/Gt)らとの親交も深いものになってきた、Christopher Chu(Vo)率いるPOP ETC。今回は日本のみ(というか日本のファンへのギ

Give Out But Don't Give Up  - The Original Memphis Recordings

1993年当時、自分がAlan McGee(バンドの所属レーベル"Creation Records"のボス)じゃなくても、この失われたメンフィスの名門スタジオ録音の音源にGOは出さなかっただろう。なんというか、手練れのアメリカン・ルーツ・ミ

Joe Strummer 001

突然の死から16年、未発表音源収録の作品が世に出る。THE CLASH以前のオーセンティックなR&Rにパンク黎明期の勢いを感じるTHE 101'ERS時代。THE CLASH解散後、盟友 Mick Jonesと関係が修復されてから初めてレコ

Palms

1998年に結成し、2000年代前半のエモ/ポスト・ハードコア・シーンを牽引したカリフォルニア出身の4人組、THRICE。2012年に一度解散するも2015年に復活したバンドが、約2年ぶり10枚目のアルバム『Palms』を名門"Epitap

Million Dollars To Kill Me

CONVERGEのKurt Ballou(Gt)によるプロデュースで制作された、JOYCE MANORの5枚目のアルバムとなる今作は、レコーディング中メンバーが合宿のように集まって寝泊まりしていたというだけあって、アットホームな雰囲気の温か

Rainier Fog

90'sオルタナティヴ・ロックを代表するバンドのひとつであるALICE IN CHAINSが、約5年ぶりのニュー・アルバムをリリース。バンドの誕生の地であるシアトルのスタジオでレコーディングされ、そのシアトルをシンボリックに表現したタイトル

Let's Go Sunshine

R&Bやダンス・ミュージックにアプローチした前作『Listen』は賛否両論を巻き起こしたが、ファンには美メロとザ・ブリティッシュ・バンドな今作の方が好まれるのかもしれない。哀感が漂い日本人受けするメロディの「All The Time」や、ノ

Move Through The Dawn

2年半ぶりの新作であり、通算8枚目となるオリジナル・アルバム。前作に続き、彼らの地元であるリヴァプールのパー・ストリート・スタジオでレコーディングを行い、Rich Turveyとタッグを組み共同プロデュースで制作された。今作はピュアなメロデ

Kin: Original Motion Picture Soundtrack

8月に全米で公開されたSFアクション・スリラー映画"Kin"のサウンドトラックをグラスゴーのポスト・ロック・バンド、MOGWAIが書き下ろした。これまでにドキュメンタリーなどの劇伴を幾度となくリリースしている彼らだが、長編映画の音楽を手掛け

Thank You For Today

グラミー賞にもノミネートされた前作『Kintsugi』から約3年ぶりとなる新作。ツアー・メンバーのギターとキーボードを正式に迎えたこともあってか、叙情的なBen Gibbard(Gt/Key/Vo)の歌メロや涙が出るような美しいアンサンブル

Woman Worldwide

フレンチ・エレクトロ・シーンを代表するJUSTICEが、新作のライヴ・スタジオ・アルバム『Woman Worldwide』をリリース。会場の空気感をそのままパッケージした前2作のライヴ・アルバムとは異なり、今作では彼らの持ち味であるエネルギ