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DISC REVIEW

hontounokoto

東京のオルタナ・バンド、yeti let you noticeの2ndアルバム。"37秒"のイントロに続く「37秒で」で幕を開けるのだが、これがいきなり変拍子で、どうやって合わせているんだ? とまずその繊細さと荒々しさが同居する演奏に驚く。

空に薫るは夏の影

渋谷WWWで開催する初ワンマン・ライヴは即日ソールド・アウト。"貴方の孤独に寄り添う音楽を"をコンセプトに掲げ、活動の勢いを加速させる3人組バンド Bocchiがキャリア初のフル・アルバムをリリースした。オープニング「影送り」の疾走感溢れる

Get Sunk

アメリカのインディー・ロック・シーンを代表するバンド THE NATIONALのフロントマンとして知られるMatt Berningerのソロ2作目となる『Get Sunk』。THE NATIONALでやっても良さそうな楽曲もあるけれど、この

More

BLURやOASISといったブリットポップのレジェンドたちが活発化する昨今、一大アンセム「Common People」で知られるPULPも実に約24年ぶりとなるアルバム『More』で見事なカム・バックを果たした。Jarvis Cocker(

Funny Little Fears

今をときめくロック・スター、MÅNESKINのフロントマン Damiano Davidが満を持してソロ・デビュー。ソロでの曲作りは以前から進めていたものの、ステージでのカリスマ性、歌唱力、ソングライティングのセンスに加えて、類い稀なる美貌の

GANG RISE

GANG PARADEが完成させた全20曲(厳選盤は10曲)入りのメジャー3rdアルバム。KENTA(WANIMA/Vo/Ba)が提供した表題曲「GANG RISE」をはじめ、KEYTALK、超能力戦士ドリアン、草野華余子等錚々たるアーティ

浮遊

"オルタナティヴ・シティ・ロック"という、一見すると相反するイメージのジャンルを掛け合わせたワードも、聴けば納得。ジャズやブラック・ミュージックをルーツに持つリズム隊の骨組みに、キーボードやDJが多彩なアイディアを足し算していき、優音(Gt

SONIC

昨年9月、ミニ・アルバム『THREE』リリースと同時に、正式メンバーとしてYumika(Gt)が加入したVOI SQUARE CAT。3人組の完全体となってミニ・アルバム『SONIC』を完成させた。疾走感のある「ソニックランドリー」で始まり

B.O.G "Bragging out garbage"

前作『DOPE』から2年ぶりとなるフル・アルバム『B.O.G "Bragging out garbage"』には、イントロのベースがダークで妖艶な空気を濃密にしていく「支配」や、ポップながらも歪んだギターが不穏さを醸し出す「Step&Bom

DOPE'7

ジエメイが所属するHATENA CREATIONが新たに送り出す7人組グループ、XINXINのデビューEP。コンセプトに["真新"感覚MIXTURE IDOL]を掲げている彼女たちは、メンバー・ヴィジュアルを解禁する前に、ハードなサウンドを

SUPER ME-GUMI COLLECTION

結成10周年を記念して制作された初のベスト・アルバム。ファン投票で選ばれた⼈気曲10曲+メンバー4名のセレクト曲のうち、「悪魔の証明」は、ライヴの熱狂をそのまま閉じ込めたような形に、「あたしのジゴワット」は、キーボードの久佐賀 麗が歌唱した

Hertzmetre

"ヒロアカ"のスピンオフ・シリーズのアニメ"ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-"EDテーマ「スピード」でメジャー・デビューしたyutoriのミニ・アルバム。同曲は、ヒーローとして"選ばれる"ことはなくとも、目の前の⼈

MELT

bokula.が待望のメジャー1stフル・アルバムを発表した。本作には、TVアニメ"一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる"OP「ライトメイカー」等計12曲収録。内⼭ショート(シンガーズハイ/Gt

ひとりごと

喪失感、後悔、恋しさ。そして握りしめる微かな希望と再会への願い。TVアニメ"薬屋のひとりごと"のために書き下ろされた表題曲は、原作ファンも唸る程登場⼈物の感情に見事に寄り添いながら、"大切な⼈との別れ"を軸にした詞は普遍性も持ち合わせ、アニ

あのみちから遠くはなれて

映画"ベルリン・天使の詩"をモチーフに昭和、平成、令和の時代をやるせなく見つめ、そこに浪漫を滲ませる「天使ちゃん」(1月リリース)を聴いて、率直に言えば"なんだこの曲は"と、その音と言葉、なりふり構わずやりたいことをやっている様に痺れた⼈も

MAKUAKE / Little Lennon

ストリングスが奏でる希望的なサウンドを軸に、何度でも立ち上がろうとする意志を描いた「MAKUAKE」は、11年ぶりとなるアジカン主催ロック・フェス"NANO-MUGEN FES."のテーマ・ソング。栄光や挫折を経験してきたアジカンらしさのあ

あそび

すでに"国民的"と言える不動の地位を築きながら、「コイスルオトメ」等色褪せない名曲に吹く追い風も味方にさらに勢いを増すいきものがかり。最新アルバムは、1音目からときめきが弾ける「ドラマティックおいでよ」や「晴々!」といった、持ち前の王道ポッ

YAMAODORI 2025 at 幕張メッセ

まさにこれを求めてた! ラッキリのライヴを体験したことのある⼈なら誰もが待望だったのではないだろうか。ついにあの熱狂の渦を生むフリーダムなダンス・タイムが、ライヴ・アルバムとしてパッケージ。なんといってもラッキリのステージの名物にして武器と

君を助けない

日々の悲しみや心の弱さをアコギの力強い生音に乗せて歌う、新世代シンガー・ソングライター のうじょうりえ。"君を助けない"という毅然としたタイトルに、生きることに対する彼女の真摯さが表れたデビュー・アルバムは、自身が歩んできた道のりとリアリテ

RayN

"光"を意味する"Ray"と"雨"を意味する"Rain"を掛け合わせたタイトルを掲げる、約4年ぶりのオリジナル・アルバム。酔いも甘いも噛み分けてきた彼等の貫禄が表れたような、研ぎ澄まされたグルーヴが炸裂する本作は、ジャンルレスな音楽への挑戦