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DISC REVIEW

P

ONE EYED WILLY

4ピース・ガレージ・ロック・バンドTHE PINBALLSのミニ・アルバム。エッジの効いたグルーヴで聴かせる「friendly gently ghost」から、何かスイッチを押してくれるように熱い気分にさせてくれる。毒の効いたギター・フレー

ten bear(s)

キレッキレのギターでぶっ飛ぶ疾走感にハイ・トーンで少しハスキーなヴォーカル、衝動に満ちたサウンド......。タワーレコードのアーティスト発掘オーディション『Knockin'on TOWER's Door』で応募総数1006組の中から1位に

Trustfall

世界中の女性を励まし続けるディーヴァ、P!NKが9枚目のフル・アルバムをリリースした。今作でも、自身の身を切るようなファイト・スタイルもとい、音楽スタイルで心揺さぶる人生賛歌をぶつけてきたP!NK姐さん。特にシングル・カットされた「Neve

Pin Me Down

長かった…。ついに活動休止から約8ヶ月、UKロック・バンド、BLOCK PARTYのギタリストのRussell Lissackが沈黙を破り、キュートな女性シンガー・Milena Meprisを迎えて男女2人組のデュオ、Pin Me Down

Honeys

ノイズ・ロック/ハードコア・パンク・バンドPISSED JEANESの約4年ぶりとなる通算4枚目のスタジオ・アルバムが完成。80年代のハードコアやポスト・ハードコアに多大な影響を受けており、本作でもそれがはっきり感じ取れる。先行曲「Bath

You'll dig it the most

ネクライトーキーが俄然注目を集めているが、あのポップネスとメロディの良さは、このコンテンポラリーな生活のソングライター、朝日 廉(Vo/Gt)のセンスに下支えされていることは言うまでもない。そのコンポラ初のベスト・アルバムからは、90年代U

BAKEMONO in the Tennoji Park

"つらいことや苦しいことは今だけは忘れて"みたいなことを言う/歌うバンドに(ある種の真実もあるのだが)辟易している人に、コンポラの新作は異様なまでの腹落ち感をもたらすに違いない。くすぶるバンドマンの心象を描きながら、それでもバンドを手放さな

ヤンキーガール

アッパーな曲や、ユーモアに満ちたコンポラ流ミクスチャーが聴けた前作『ハスキーガール』が、それまでの彼らを明快に1枚にまとめたEPだとしたら、今回はこれまでの定石をナシにして、必要な音、しかもストレートで抜けのいい音像で多彩な5曲を届けている

ハスキーガール

コンテンポラリーな生活はずっと"君は君のままでいいけど、今のままでいいとは思わないだろう?"という自問自答がそのままリスナーにも共有されてきたバンドだ。それを泣きやルサンチマンを轟音で昇華するのでも、ことさらポップでキャッチーに落としこむの

ヘドが出る前に

前作であるミニ・アルバム『ポップソングと23歳』に続きプロデューサーに中尾憲太郎(ex.NUMBER GIRL、SPIRAL CHORD)を迎えた初のフル・アルバム。広範な意味でロックンロールとしか言いようのないギター・サウンドが鳴る、20

ポップソングと23歳

2012年の"出れんの!?サマソニ!?"へ出演し、昨年下北沢Basement Barで開催した初の東京ワンマン・ライヴを即日ソールド・アウトさせるなど、一気に次世代ギター・ロック・シーンの筆頭へ踊り出た3ピース・バンド、コンテンポラリーな生

The Hope Six Demolition Projec

英国・アイルランド最高峰のマーキュリー賞を獲得した2011年の『Let England Shake』以来となる新作は、彼女がコソボ、アフガニスタン、ワシントンD.C.への旅をドキュメントし、しかもレコーディングのプロセスを一般公開するという

輝くもの天より堕ち

メジャー進出作から約半年というスパンでリリースとなったメジャー2nd EP。夢か現か、おぼろな記憶と空想が交錯する「天使になるかもしれない」、瞬く命の儚さをポエティックに映した「夏に思い出すことのすべて」、ノイジーさは残しながらも生まれ変わ

再定義 E.P

圧倒的な熱量で鳴らすバンド・サウンドと荒々しくも繊細なヴォーカル、綴られた言葉に滲む物語と心揺さぶるグッド・メロディ。2018年の結成以来、各地のライヴハウスを沸かせてきたPK shampooがついにメジャー進出した。過去曲「君の秘密になり

Kicks and Rush

2008年の結成以来、下北沢を拠点に活動してきた4人組、The PlashmentsがSEXY STONES RECORDSの新レーベル、FICK FILLYに見初められ、デビュー・アルバムをリリース。ヴォーカルの声質も大きいと思うが、まず

By Night

パンク・シーンの名門 Epitaph Recordsから、正統派パンクと名高いPLAGUEVENDORのニュー・アルバムがリリース。衝動的で攻撃的なスタイルで人気の彼らだが、今作はそんな彼ららしさがよく表現されている。ST. VINCENT

Plain White T's

2000年代エモ・シーンの重要バンド、PLAIN WHITE T'S。結成25年を超え、コンスタントにリリースも続ける彼らが、満を持してセルフ・タイトルのアルバムをリリースした。ポップ・パンク/エモ界隈からデビューしたバンドの中でも早い段階

CRITICAL FACTOR

前作『STARBOW』から、ライヴ会場限定シングル3枚と、7インチ・シングルのリリースを経て約1年10ヶ月振りにリリースされるフル・アルバム。インタビューでSHO ASAKAWAが語ってくれたように、今作は彼の精神面の変化が大きく影響してい

Plastic Tree

2024年現在、これほど要素としてはオーソドックスなロック・バンドが未だに新しい聴感を開いてくれることに少し驚愕してしまう。結成30周年を迎え、ライヴ・メインの活動を経て約4年ぶりに完成したアルバムをセルフネームにするのも納得のオリジナリテ

≒demo

Plastic Treeの有村竜太朗(Vo/Gt)がソロ名義で発表してきたミニ・アルバム『個人作品集1996-2013「デも/demo」』(2016年)、『個人作品集 1992-2017「デも/demo #2」』(2018年)、シングル『円