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DISC REVIEW

Japanese

ten bear(s)

THE PINBALLS

『ten bear(s)』

Release Date : 2011-08-03
Label : Knock up!

キレッキレのギターでぶっ飛ぶ疾走感にハイ・トーンで少しハスキーなヴォーカル、衝動に満ちたサウンド......。タワーレコードのアーティスト発掘オーディション『Knockin'on TOWER's Door』で応募総数1006組の中から1位になったツワモノなだけある。しかし荒々しくノリのいい楽曲だけでなく、ラストに収録されているミドル・ナンバー「ニューイングランドの王たち」ではロックンロールを愛して止まない気持ちをダイレクトに吐露し、しっとりと沁みる歌声を聴かせてくれる。ライヴでもツイスト・ダンスが止まらないようなストレートなロックンロールに酔いしれたい。王道っちゃ王道だが、それをここまでカッコ良く体現するTHE PINBALLS、ガレージ・ロックの未来は君たちに任せた!(花塚 寿美礼)