Japanese
ExWHYZ
Skream! マガジン 2022年11月号掲載
2022.10.03 @代官山UNIT
Writer 宮﨑 大樹 Photo by Tetsuya Yamakawa
5曲目。Michael Kanekoが提供した「4:00 a.m」は、アシッド・ジャズやR&Bのテイストを感じさせ、EMPiREにはなかった新境地を見せる楽曲のひとつだと言える。(EMPiRE時代から通して)初めてメンバーが曲のタイトルを付けたのもポイント。mikinaとmahoの共作で書かれた大人な恋愛の歌詞は、yu-kiが言った通りに"妄想が捗る"考察ソングだった。歌唱面で特に新境地を感じさせたのは、6曲目の「WEEKEND」(Jake KとMaria Marcusによる共作)だ。ウェットな歌唱や吐息がトラックに絡みつき、聴き手の心を引き込む、新たな魅力のある歌声を聴かせてくれた。緩急のある曲展開だからこそ、四つ打ちのセクションとサビで高揚していく構成もこの曲の魅力だ。
ExWHYZ初楽曲としてすでにファンにとってはお馴染みの「Wanna Dance」は、7曲目に据えられている。MONDO GROSSOの大沢伸一による、洗練されたダンス・トラックを鳴らすこの曲。「Wanna Dance」は、EMPiREがExWHYZに変化するにあたって"ExWHYZとは何か"を提示したという意味でも、記念碑的な楽曲になっていくはずだろう。
ExWHYZがダンス・トラックを軸にしていくことは、ここまでの楽曲たちですでに明白だ。そんなアルバムにおいて、8曲目の「あいしてる」が関口シンゴ(Ovall/Gt)提供のバラードだったのは少し意表を突かれた。とはいえ、アコースティック・ギターの音色と歌声の優しさで思わず涙腺が緩む楽曲に仕上がっており、ライヴで踊りまくった身体を癒す役割を果たしてくれそう。サビでのmayuとmahoの掛け合いも大きな聴きどころだった。
アルバムは、続く「You & Me」から一気に後半ムードへ。ダンス・ナンバーの土台はありつつも、メロディはポップス色が強く、歌謡曲としての側面も感じた。視界が開くようなサウンド感は希望に溢れているようで、mayuのハイトーンも聴きどころ。ここから、前向きなダンス・ナンバーを続けるように「Higher」(Shin Sakiura提供)が収録されている。mayuが"メンバーへの気持ち"を書いたという歌詞は、まっすぐな言葉で綴った手紙のようで、ひと言ひと言がいちいちグッと来る。徐々に音数が増えていくトラックと、うねうねのベースラインの心地よさは堪らないものがあった。
そしてアルバムのラストを飾るのは、再びのMiru ShinodaとKento Yamadaによる「Universe」。壮大でスペイシーな電子音と共に歌う透明感のある歌声は、これからどこまでも駆け抜けていくExWHYZの姿を想起させる。ラストにシンガロング・パートを入れているあたりもニクかった。
以上、全11曲について余すことなく触れてしまうほどに、1stアルバム『xYZ』は本当に粒揃いな作品だ。全リード曲、全A面アルバムと言っても過言ではないとすら思う。そして、ここまで豪華で個性的な楽曲をひとつの作品としてまとめられたのは、EMPiRE時代からの経験を糧に、自分たちの歌の表現を1本の芯としてアルバムに通すことができたからなのではないだろうか。EMPiREを経たExWHYZだからこそできる新たな音楽。それが『xYZ』なのだろう。
話はイベントに戻るが、アルバム全曲の視聴を終えた直後に、1曲目の「xYZ」が突如流れた。しかも今度は照明の演出もあり。ざわつく会場にメンバーが登場すると、サプライズでExWHYZ楽曲の初パフォーマンスが始まった。最初に披露したのは、始まりの曲「Wanna Dance」だ。クールな表情、大人っぽい仕草が楽曲の持つ空気と相まって、曲の魅力を増幅していく。さらに「Obsession」へ繋げると、赤と青の照明が生み出すヴィヴィッドな空間の中で、スタイリッシュにラップを叩きこむ。mikinaの生"見逃さないで"もバッチリ決まっていた。
MCでは、nowが"ExWHYZとしての初めてのパフォーマンスは6人でと、みんなで決めていたんですけど、ドリちゃん(midoriko)が帰ってくるにはもう少し時間がかかりそうなので、今日はみんなで話し合って、5人で初めてのパフォーマンスをさせてもらいました。ドリちゃんが安心して帰って来られる場所がExWHYZであるために、私たちは今5人で頑張って、ファンのみんなとExWHYZを始めていけたらいいなと思っています。ドリちゃんとは連絡も取っているので、心配しないで、完全に治って帰って来られる日をみんなと一緒に楽しみに待っててもらえたら嬉しいです"と締めくくる。そうして、最後に「STAY WITH Me」を披露。音源を試聴したときのイメージ通りに、前向きでアガれる彼女たちらしい楽曲だ。これから長く愛されていく、ExWHYZを代表する1曲に育つ予感がした。
ExWHYZは、この『xYZ』という最強の武器を携えて初のツアー[ExWHYZ First Tour "xYZ"]へ向かっていくことになる。これからExWHYZが作っていく伝説、その前夜に立ち会ったような気持ちになれる、参加したことを誰かに自慢したくなるようなイベントだった。
LIVE INFO
- 2026.01.23
-
Nikoん
ZAZEN BOYS
YOGEE NEW WAVES
YUTORI-SEDAI
マカロニえんぴつ
ドミコ
a flood of circle
吉井和哉
Chimothy→
Halujio
GRAPEVINE
ねぐせ。
Kroi
- 2026.01.24
-
VII DAYS REASON
"FUKUOKA MUSIC FES.2026 supported by Olive"
TOMOO
フラワーカンパニーズ
Nikoん
CENT
コレサワ
SCOOBIE DO
Mega Shinnosuke
ぜんぶ君のせいだ。
THE BAWDIES
Re:name
ヤバイTシャツ屋さん / 10-FEET / G-FREAK FACTORY / NUBO
AIRFLIP
LACCO TOWER
マカロニえんぴつ
ネクライトーキー
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
夜の本気ダンス
クジラ夜の街
eill
怒髪天
SOMOSOMO
VELTPUNCH
菅田将暉
ねぐせ。
RAY / ポップしなないで / 長瀬有花 / インナージャーニー ほか
- 2026.01.25
-
cowolo
Nikoん
"FUKUOKA MUSIC FES.2026 supported by Olive"
フラワーカンパニーズ
SCOOBIE DO
水曜日のカンパネラ
SPRISE
ぜんぶ君のせいだ
SPECIAL OTHERS
FIVE NEW OLD
くるり
キュウソネコカミ
ZAZEN BOYS
YOGEE NEW WAVES
クジラ夜の街
怒髪天
Appare!
mouse on the keys × Kuniyuki Takahashi
フィロソフィーのダンス
THE BACK HORN
菅田将暉
Chimothy→
- 2026.01.27
-
佐々木亮介(a flood of circle)×村松拓(Nothing's Carved In Stone)×蒼山幸子
吉井和哉
フラワーカンパニーズ
くるり
真山りか(私立恵比寿中学)
Nijiz
ネクライトーキー
- 2026.01.28
-
Nikoん
佐々木亮介(a flood of circle)×村松拓(Nothing's Carved In Stone)×蒼山幸子
KALMA / Maki / オレンジスパイニクラブ / PK shampoo
アーバンギャルド × 戸川 純
山本彩
ザ・クロマニヨンズ
- 2026.01.29
-
Nikoん
佐々木亮介(a flood of circle)×村松拓(Nothing's Carved In Stone)×蒼山幸子
THE LUMINEERS
山本彩
Awesome City Club
- 2026.01.30
-
Nikoん
go!go!vanillas
石崎ひゅーい
MAN WITH A MISSION / THE ORAL CIGARETTES / HEY-SMITH
KiSS KiSS
イイオルタナビ #005(ハク。 / First Love is Never Returned / FIVE NEW OLD)
Panorama Panama Town
East Of Eden
おいしくるメロンパン
MONO NO AWARE
Mirror,Mirror
くるり
NEE
YUTORI-SEDAI
indigo la End
- 2026.01.31
-
キュウソネコカミ
Nikoん
クジラ夜の街
夜の本気ダンス
めいちゃん
the band apart
吉井和哉
Mega Shinnosuke
YOGEE NEW WAVES
石崎ひゅーい
フラワーカンパニーズ
コレサワ
怒髪天
the paddles
cowolo
T.N.T
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
the telephones
マカロニえんぴつ
TOMOO
THE BAWDIES
松永天馬(アーバンギャルド)
NakamuraEmi
くるり
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
indigo la End
- 2026.02.01
-
Nikoん
夜の本気ダンス
古墳シスターズ
go!go!vanillas
めいちゃん
the paddles
bokula.
クジラ夜の街
ガラクタ
cowolo
日食なつこ / レトロリロン / Penthouse
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
East Of Eden
Keishi Tanaka
怒髪天
KiSS KiSS
コレサワ
マカロニえんぴつ
ZAZEN BOYS
SCANDAL
ザ・クロマニヨンズ
CYNHN
SUPER BEAVER
- 2026.02.03
-
MY BLOODY VALENTINE
暴動クラブ ※振替公演
- 2026.02.04
-
有村竜太朗
bokula.
MY BLOODY VALENTINE
may in film
KANA-BOON
LEGO BIG MORL
AUTECHRE
桃色ドロシー
フラワーカンパニーズ
RELEASE INFO
- 2026.01.23
- 2026.01.25
- 2026.01.26
- 2026.01.27
- 2026.01.28
- 2026.01.29
- 2026.01.30
- 2026.01.31
- 2026.02.04
- 2026.02.06
- 2026.02.07
- 2026.02.09
- 2026.02.10
- 2026.02.11
- 2026.02.13
- 2026.02.18
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
KULA SHAKER
Skream! 2026年01月号































