Japanese
Lenny code fiction
2023年08月号掲載
Member:片桐 航(Vo/Gt) ソラ(Gt) kazu(Ba) KANDAI(Dr)
Interviewer:山口 智男
4年8ヶ月ぶりのリリースとなるLenny code fictionの2ndアルバム『ハッピーエンドを始めたい』。彼ららしいタフなロック・ナンバーもさることながら、これまであえてやってこなかった曲が聴きどころになっているところにバンドの意欲を感じ取りたい。ラップ風のヴォーカルも聴かせるアーバンな曲や泣かせるバラードに加え、弱さも曝け出した、ある意味エモさが印象づけるのは、コロナ禍を乗り越えたバンドの成長と洗練、そしてロック・バンドのステレオタイプには縛られないぞという持ち前の反骨精神だ。
-シングル『ビボウロク』(2022年8月リリース)のカップリング・ナンバー「TOKYO」で"音沙汰のない、リリースのない"と歌っていたように2020年、2021年と思うように活動できなかったコロナ禍を耐え抜き、『ビボウロク』、「あなたがいなくなったら」(2022年11月配信リリース)、『SEIEN』(2023年2月リリース)とシングルのリリースを重ねてきてからの今回のアルバムなので、きっとこれまで以上に感慨深いものがあるのではないかと思います。まずアルバムを完成させた現在の心境から聞かせていただけますか?
片桐:曲はずっと作り続けていたので、今回のアルバムもコロナ禍前からあった曲や、もっと昔から温めていた曲も収録されているんです。それらも含め、ようやく形にできて良かったというのが一番にありますね。しかも、ちゃんと新たなスタートと印象づけられるものになったと思うので、こんなことを言うのもどうかと思いますけど、早く3枚目のアルバムを作りたい(笑)。やれることもかなり増えたので、今回のアルバムの出来には100パーセント満足はしていますけど、早く次に進みたいです。
-僕も同じ気持ちです(笑)。もちろん、まだまだ今回のアルバムを聴き込みますけど、次のアルバムも早く聴きたいと思いました。3人も現在の心境を聞かせてください。
ソラ:20代のすべてというか、本当に大切な10年間をバンドに打ち込んできた結果、作ることができたアルバムという気がしていて、バンドのギタリストとしてもひとつの答えを出せたという満足感がめちゃくちゃあるんですよ。
kazu:1stアルバムの『Montage』(2018年リリース)のときは、こういう曲が求められているからと考えて、そういう方向性の曲をいっぱい作っていたんですけど、今のチームになってからは、世に出すか出さないかはさておき、"こういう曲も面白いよね"って半分趣味で作っていた曲もいいと言ってもらえて、そこから作る曲の幅も広がっていったんです。その結果、今まで守ってきたところはもちろんですけど、いろいろ遊びの要素も詰め込めた1枚になったと思います。
KANDAI:ライヴができなくなって活動が止まっている間、各々が家でこの先のことを考えながら、練習もめちゃめちゃしたと思うんですよ。それがすごく音に出たアルバムだと思います。できあがったものを聴いたとき、キツかった数年間のことも思い出しましたけど、今はアルバムをリリースして、またツアーできるってことに喜びを感じています。ここ数年の僕らのすべてが詰まったアルバムができたと思います。
-ありがとうございます。ところでコロナ禍以前からあったのは、どの曲ですか?
片桐:「Memento」とか、「幸せとは」とかも歌詞は全然違いましたけど、ありました。
-R&B調の「Memento」は、これまでなかった曲だと思うのですが、さっきkazu さんが言っていた趣味で作っていた曲というのは――
kazu:「Memento」もそうですね。
-なるほど。発表はしてこなかったけれど、こういう曲も結構作っていたわけですね。それも含め、今回曲作りを進めるなかで、曲作りに取り組む片桐さんの気持ちに変化があったそうですね。
片桐:はい。サウンドやオケの面でもやりたいことはかなり自由にできたんですけど、どちらかと言うと、歌詞の面で1回、今までの書き方を0に戻したというか、気持ちをちゃんとどストレートに書く作業をこのアルバムでようやく始められたというか。それが今回の制作では一番大きかったです。
-ということは、これまではストレートに書いていなかった?
片桐:そうですね。今までのテーマは、小さなかけらをどう大きく見せるかだったんです。だから強がることも多かったし、あえてきれいに見せることもやっていたし、それが正義だと思っていました。不安を隠せる強さをテーマとしてやってきたんですけど、それすらも曝け出そうという気持ちに変わったんです。
-曝け出そうと思ったきっかけが何かあったんですか?
片桐:さっき言ったテーマで作った曲でも、自分自身が垣間見えた瞬間や、ストレートに伝わった瞬間のほうが印象に残ると言われることが多くて、そういうのもありなのかなと考えるようになったところから徐々に変わっていきました。
-つまり歌詞を書くうえで、これまでやってこなかった書き方を試してみようという発想なんでしょうか?
片桐:そうです。それが自分の中で新しかったんです。アルバムを作ることが決まったとき、タイミング的にはここだろうって思いました。今回のアルバムは、やっぱり新しい感覚で作りたかったんです。それに加え、そういう歌詞の書き方をしたらどうなるだろうかっていう好奇心もありました。
-ストレートに表現したことによって、新たに見いだせたものはありましたか?
片桐:"こんな感情が自分の中にあったんだ"っていうのはそんなになかったんですけど、ストレートに書いた言葉をメロディに乗せて改めて聴いてみたとき、作り上げた言葉よりも強さがあるという気づきはありました。
LIVE INFO
- 2025.05.08
-
オレンジスパイニクラブ
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
DeNeel
Maki
緑黄色社会
SUPER BEAVER
柄須賀皇司(the paddles)
ORCALAND
ヤングスキニー
WANIMA
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
点染テンセイ少女。
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.20
-
斉藤和義
オレンジスパイニクラブ
indigo la End
yummy'g
RELEASE INFO
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.25
- 2025.06.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号