Japanese
fhána
Member:佐藤 純一(Key/Cho)
Interviewer:吉羽 さおり
-先ほどはあまり中長期の目標みたいなものは立てられないという話がありましたが、ここからのfhánaのバンド像というのはどういうものですか?
今はより広げていくタームなのかなと思っていますね。このベスト・アルバムも、そのきっかけになったらいいなと。今年は、夏には"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018"に出させてもらって、年末には"COUNTDOWN JAPAN 18/19"も決まっていて。アニソンのシーンではfhánaは3年目くらいの時点でかなり浸透はしていたというか、みんなに知ってもらっている状態になっていたと思うんです。そこでシングル『青空のラプソディ』(2017年リリース)がきて、よりバズったというか。
-また新たなところにも広がって、響きましたね。
海外も含めて広がりを持つことができて。それを経て3rdアルバム『World Atlas』があって、次はアニソンとかじゃない、ロック・フェスにも出させてもらっている。今は、まだfhánaを知らない人や、なんとなく存在は知っているけど、ちゃんと聴いたことはないという距離感の人に、広げていくタイミングかなと思っていますね。フェスとかに出ると、たまたま居合わせて聴く人も多いと思うし、盛り上がってると"なんだなんだ?"っていう感じで集まってきてくれるので、頑張っていいライヴをして、"アニメとかは全然知らないけどfhánaの曲は好きだ"とか、そういう人も増えてくれたらいいなと。そこからアニメとか別のカルチャーも好きになってくれたらいいし、逆にアニソン・リスナーがfhánaをきっかけにアニソン以外の音楽に触れてくれたらいいですし。強制はしないけど、扉は開けておくので、みんなにとって風通しを良くしたいなという感じです。そういうのが次のfhánaの展望というか。
-そこでもいろんな繋ぎ役になれればという感じですね。ちなみに、いわゆるロック・フェスに初めて出演した感触はどうだったんですか?
最初にいろいろと脅されてはいたので、たくさんオーディエンスが集まって安心しました(笑)。
-どうしてもフェスの場合はステージがいろんな人と被ってしまうので、人気のアーティストが裏でやっていたりすると大変ではありますね。
順番の被りもあるし、"今は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で常連になっているアニソンの有名なアーティストとかも、最初に出たころは半分も埋まってなかったんだよ"とかいう話を聞かされていたんです。だけど満員で、入場制限とかもかかって。そんな大きなステージではなかったですけど、それでも普段のワンマンとかよりもキャパがあるステージだったので、すごく安心しましたね。今までのfhánaを観に来てくれるお客さんの顔もあったし、初めて観る人もたくさんいたみたいで、手応えはありました。
-"COUNTDOWN JAPAN 18/19"も楽しみですね。
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018"よりも大きなステージなので、大丈夫かっていう感じですけど(笑)。
-フェスだったり、ちょっとテレビで流れたりして聴いたときの掴みとしては、キャッチーさが光ると思うんです。ただ、さらに気になった人が音楽に入り込んだときに、いろんな情報が詰まっているんですよね。この音楽のルーツはなんなのか、どういうジャンル、要素が組み合わさっているのか、音楽好きが気になる仕掛けもあるし、そこを妥協していない面白さだと思うんです。それでいてキャッチーで、子供でもわかるような曲にもなっている。そこが両立しているのがfhánaの音楽だと思います。
fhánaの曲がそうなっているかどうかわからないですけど、いい作品、いい曲は何層にもなった深みがあると思うんです。表面的にキャッチーで楽しい、でも実はその裏には切なさもあるとか、実は怖い要素もあるとか、人によっていろんな反応ができたり、渾然一体となっていたりとか。そういうのがいい作品だと感じるので、そういうものを作っていきたいなと。
-「青空のラプソディ」が海外でもハネたのもそういう理由があったからだと思うんです。そこは今後も楽しみなところですね。曲を聴いている身としては、次はどういうものが隠されているのか、メンバーが今どういうモードで、どういうブームがあって、というのがちゃんと曲に昇華されているのが聴いていく楽しさでもあります。
たしかに、そこは毎回ちゃんと考えている感じですね。ライヴにおいてもちゃんとプランがあって、それがきちんとハマってうまくいったのがこの間の"World Atlas Tour 2018"のツアー・ファイナル(2018年6月24日にZepp DiverCity (TOKYO)で開催)だったんです。それが今回のベスト・アルバムの初回限定盤では、ライヴBlu-rayで完全版として収録されているんですよ。今までも"今日のライヴ良かったな"っていうのは何度かあるんですけど、それは偶然によるところも大きくて。でも、このツアー・ファイナルにおいては、ちゃんとプランがあって、それがきちんと機能したうえで、偶然も味方につけていいライヴができたので、そういう意味ですごく手応えがあったんです。それを完全版で――ダブル・アンコールの「今夜はブギー・バック」のカバーも許諾を得て収録できて。ほんと、お得だと思います。
-同じく初回限定盤には全13曲のライヴ・ベストの音源もつきますよね。
しかも、ライヴ・ベストに収録された「Cipher」は過去1回くらいしかやってないんですよね。この「Cipher」は唯一fhánaの曲ではないんです。この曲は、僕が作って、初めて林君に歌詞をお願いした最初の曲で。fhána結成前にyuxuki君がVOCALOIDのシーンで活動していて、ボカロって面白いなと思って、自分でボカロで作ったのが「Cipher」なんです。そのタイミングで林君に歌詞をお願いしたんですけど、それがすごく良くて。そのすぐあとにfhánaを結成して、そこからずっと林君に歌詞をお願いしているんですよね。だからfhána結成前夜のストーリーとして重要な、前日譚みたいな感じなんです。これまで聴いてくれているファンの方にとってはもちろん、fhána入門盤にもなる作品になったなと思いますね。
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