Japanese
fhána
2017年08月号掲載
Member:佐藤 純一(Key/Cho) yuxuki waga(Gt) kevin mitsunaga(PC/Sampler) towana(Vo)
Interviewer:吉羽 さおり
3回目のワンマン・ツアー"Looking for the World Atlas Tour 2017"を終え、充実感と多幸感の余韻のなかで、12枚目となるシングル『Hello!My World!!』をリリースするfhána。毎作、4人のポップな引き出しの多さには驚かされるが、今回もダンサブルな高揚感あり、グルーヴィなロックから、towanaのユルーいテンションのヴォーカルがたまらないラップまでと、様々なエッセンスを貪欲にfhánaサウンドに仕立てている。バンドのマインド的にも、開放的且つ前向きで、それが高いクリエイティヴィティに繋がっている。サウンドから、新しい世界への扉を次々に開け放つ、高らかな音が聞こえてくる感覚だ。
-ニュー・シングル『Hello!My World!!』は、変わった展開ながらキャッチーな曲で。これはサビが長いというか、ふたつあるような構成の曲ですよね?
佐藤:サビが2種類ある感じ(笑)。最初は、fhanaの曲で「divine intervention」(2014年リリースの3rdシングル表題曲)という熱い四つ打ちの曲があって。そのパート2みたいな曲をというお話があったんですけど、結果的に全然違う形になりました。
-曲のベースにちょっとEDMっぽさも感じます。
佐藤:EDMっぽさも入れようという話もあって。「divine intervention」パート2っていうところと、「Hello!My World!!」がオープニング主題歌となるアニメ"ナイツ&マジック"が爽快感のある作品でもあるので。曲も、明るくて爽快感があるものを意識して作り始めました。だけど、四つ打ちだけでなく、音楽的に違う要素が欲しいなと思って、2ビートのリズムで爽快感を出したり。展開に関しては、最初から変わったものにしようと思って作ったんですよ。今までのfhanaの曲だと、「ワンダーステラ」(2015年リリースの6thシングル表題曲)はフル・バージョンを作ったら結果的にめくるめく展開になったという感じなんですけど。この曲の場合は、テレビで流れる89秒尺の中で、いろんな展開がある曲をという意図のもとで作りました。
-このビート感、EDM感のある音響は、kevinさんの手によるところが大きいんですか。
kevin:そうでもないんですよ。この曲は佐藤さんが作曲で、佐藤さんがドラムとかも打ち込んでいたんですけど、それを僕が、あえて生感をなくすような作業──エレドラみたいな音に持っていく作業をしたんです。EDM感を出しているのは、今回の編曲で一緒に入っていただいた、A-beeさんというトラックメイカーの方によるところも大きいです。サビ前で、クラップが倍々で入っていくあたりとか。あのへんは、fhanaがあまりやらないようなことで、A-beeさんが入れてくれたエッセンスですね。
佐藤:今回は、音楽的に新しいことをしようというのがあって。編曲で別のトラックメイカーに入っていただくのも面白いかもということで、A-beeさんに入っていただいたんです。これまでも、ストリングスのアレンジで外部のアレンジャーさんに入ってもらったりしているけど、電子音のトラックやシンセでほかの方とコラボするのは初めてかな。どういう流れで作っていったかというと、まずこっちで1回フル尺の作曲をして、その素材をA-beeさんに渡して。それと同時に、バンドはバンドで作り進めていって、最後に良いとこ取りで組み合わせて完成版の形になったという感じです。あと、そのバンドだけで作った状態の音も、実は聴くことができまして。アニメのPV(※"ナイツ&マジック"のオフィシャル・サイトで公開中)で流れている主題歌は、完成版ではなくて、バンドだけで作った音なんです。歌も実は、本チャンとは違ったテイクで。そのPVでしか聴けない"オープンβ"バージョンになっています。
-面白い試みですね。yuxukiさんは、この曲でギターのこだわりはありますか。
yuxuki:ギターは、曲が速くて大変でしたね(笑)。イントロのフレーズは佐藤さんがもともと打ち込んでいたものだったんですけど、これは大変だなと思って(笑)。ただ、ギターで遊んでもいいという話が出たので、サビでディレイをかけて遊んだりとか、2サビの前のデューン! っていうのはギターの音なんですよね。kevinがやってるだろうなっていう音は、実はだいたいギターがやっていたりとか。
kevin:そうですね(笑)。
yuxuki:アウトロとかもワーミーで、ギュンギュンやって遊んだりとか。エフェクティヴなプレイが多めですね。この曲では、A-beeさんのシンセや佐藤さんのピアノもそうなんですけど、面でコードを鳴らすような楽器が多かったので。ギター的には、そこにコードで当てていく意味がないというか。逆にフレーズで味付けするというか、雰囲気を作る感じが多かったですね。
-結構メインをピアノが引っ張っていくような印象も強かったです。
佐藤:あぁ、そうですか。おおもとのグルーヴを、いつもピアノのバッキングで作っていて、そこに、yuxuki君のギターであるとか、kevin君の音が乗っかっていくイメージで。ギターはたしかに、最初のイントロ部分とかは大変だなと思います(笑)。
yuxuki:ギターが大変だったから、佐藤さんも何か大変なことしてくださいよって言って(笑)。レコーディングのときに、間奏のギターがなんか寂しいなって思ったから、佐藤さんに"MUSEっぽい感じのクラシカルなアルペジオを弾いてくださいよ"って言って(笑)。
佐藤:逆リクエストを受けました(笑)。最後の最後、トラックダウン前に"じゃあ入れるか"と。あの間奏のソロは、ハード・ロック的な様式美の世界ですよね(笑)。なおかつピアノのアルペジオも加わっちゃうという。
LIVE INFO
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
RELEASE INFO
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号











