Japanese
fhána
2017年08月号掲載
Member:佐藤 純一(Key/Cho) yuxuki waga(Gt) kevin mitsunaga(PC/Sampler) towana(Vo)
Interviewer:吉羽 さおり
-続くサビへのいいフックになってます。そしてtowanaさんは、今回のシングル3曲でそれぞれ全然違うヴォーカルを聴かせていて、いいチャレンジがあったのではと思いますが、「Hello!My World!!」の歌はどんなことを意識しましたか。
towana:この曲は展開がどんどん変わっていくので、最初に上から下までの表現を全部使ってほしいというディレクションがありました。Aメロ、サビ、サビの2段階目、と表情が変わっていくようにするのが一番難しかったかなと思います。
-「Hello!My World!!」は、前向きな歌詞の世界とアッパーなサウンドとなっていますね。内容的にアニメの世界観も汲んでいると思いますが、そこにfhanaとしての思いをどう詰め込んでいったのでしょうか。
佐藤:"ナイツ&マジック"の主人公のエル君(エルネスティ・エチェバルリア)は、もともとは天才プログラマーで。それが不慮の事故で亡くなって、気づいたら魔法とロボットが存在する世界に転生していたという内容の作品なんです。エル君はもともとロボットオタクで、ロボットが本当にある世界に来ちゃったみたいな。しかも、前世でのプログラミング知識がそのまま魔法とかにも転用できると気づいて、その知識を使って活躍していくという、爽快な作品でもあるんです。爽快だし、エル君はロボットが好きで、自分の好きなことに熱中して没頭することで、いろんな道や可能性が拓けていくという、ポジティヴな作品でもあって。そういった作品の内容はもちろん、3回目のワンマン・ツアーを終えたことも、音楽的なポジティヴさに繋がっていますね。今回のツアーは、とにかくお客さんに楽しんでもらうツアーにしたいって話していたんですけど。ツアーの中で、お客さんと一緒にメンバーもサポートのメンバーさんも含めて、みんなで成長していきながら、どんどん良くなっていったようなツアーだったんです。
-ツアー・ファイナルを拝見しましたが、いいツアーでしたよね。
佐藤:そのツアーを経て、聴いてくれる人に希望やポジティヴな気持ちを曲で伝えたいと純粋に思ったし、このアニメの作品にもfhanaの音楽が主題歌として流れることで、ポジティヴなエネルギーを加えたいと思っていました。これまでの、一周回ってそれが希望になるというものよりも、最初っから希望を打ち出したいという感じです。と同時に、最初に話していたように、音楽的にも新しいことを盛り込んでいこうという。新しい音楽への挑戦そのものが、ポジティヴなエネルギーになって伝わったらいいなと思いながら作っていました。
-今回も、"アーティスト盤"、"アニメ盤"と2バージョンで出ますが、カップリングもそれぞれ挑戦がありますね。
佐藤:towanaのヴォーカルも、1曲の中での幅を広くするという挑戦もありますし、カップリングでは初めてラップをやったりとか。「君の住む街」(アーティスト盤カップリング曲)は、バンド・メンバーだけで再現できるシンプルな音でという挑戦があったりとか。新しいことをやっていきたいなという、そういうのがリンクしている感じですね。
-この制作時期に作った曲は、そういうトライがより多いんですか。
佐藤:そうですね。トライは、結成以来ずっとやっていることだけど、トライそのものがポジティヴなメッセージに繋がったらいいなということを今回は特に強く考えていましたね。
-yuxukiさん作曲の「君の住む街」は軽快で気持ちのいい曲ですが、かなりバンドのグルーヴが肝となった曲ですね。
yuxuki:楽しい曲ですが、演奏が難しいと言えば難しい曲なんですよね。合わないと大変なことになるという。さっき言っていた、ひとり1楽器でできる、同期なしでできるように作った曲でした。最近は個人的にどんどんシンプルになっていて(笑)。この曲は、みんなで演奏するのを楽しむ曲にしようとなりましたね。ツアー後に作った曲だったので、その影響がデカいのかなと思うんですけど。タイトルや歌も、ツアー後のことを感じさせるようなものになっていたり。なので、早く演奏したいなという感じですね。
-"君に出会う旅にまた出よう!"と歌ってますからね。この曲では何か、ヴォーカル、歌への要望はあったんですか。
yuxuki:楽しく歌ってくれればっていうところだったかな?
towana:なんかあったかなぁ。
yuxuki:歌メロはめちゃくちゃキメが多かったり、急に3連符が入ってきたり、ちゃんと曲に乗れてないと難しいだろうなと思ったんですけど、対応してくれていたのでよかったですね。この曲はまたギターとベースとドラムは一緒に録ったんですけど、そのときにtowanaにも仮歌で入ってもらっていて。そのときの空気感もうまく、本チャンのレコーディングでも乗ったんじゃないかなと思います。
-前回の『ムーンリバー』(2017年4月リリースの11thシングル)の制作時も、そういった録り方をしていましたね。
佐藤:(『ムーンリバー』アニメ盤)カップリングの「ケセラセラ ~先斗町Ver.~」が、ひとり1楽器縛りでyuxuki君アレンジで、スタジオでせーので録って。ヴォーカルもその場で一緒に歌ったテイクだったんですよ。そのときの雰囲気とか楽しさみたいなものが、今回の「君の住む街」に繋がってますね。
yuxuki:レコーディングが和やかで、楽しげな感じでできたので。
佐藤:サポート・ドラマーのSHiNさんと、ベースの二家本(亮介)さんはだいぶ緊張の瞬間だったと思うけど(笑)。
yuxuki:最初は"マジかよ"感がすごかったですよね(笑)。何回かやっているうちに、向こうから"こんなのどうですか"っていう提案があったりもして、すごく楽しくできたので。歳も近いし、すごくやりやすかったんです。なので、そういう意味ではライヴ感のあるレコーディングができましたね。
towana:私も跳ねているリズムとかキメとかは好きなので。レコーディングの前に、waga君にどんなことを言われたかは覚えてないんですけど、1回入って歌ってみたら、"いい感じやん"ってことを言われたのは思い出しましたね。でもまぁ、歌い慣れたら楽しい曲だと思います。バンドのリズムにノって歌ってなんぼみたいな曲なので。ライヴでやるのもすごく楽しみな曲ですね。
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