Japanese
パスピエ
2018年04月号掲載
メンバー:大胡田 なつき(Vo) 成田 ハネダ(Key)
インタビュアー:秦 理絵
昨年10月にリリースした前作ミニ・アルバム『OTONARIさん』から、わずか6ヶ月。新体制のパスピエが早くも新作ミニ・アルバム『ネオンと虎』をリリースする。ドラマー やおたくやの脱退のあと、暗中模索のなかで新しいパスピエの音を見いだそうとしたのが前作『OTONARIさん』だとしたら、今作『ネオンと虎』は"パスピエはパスピエでしかない"という揺るぎない確信のもと、より自然体なムードで制作された作品だ。だからこそ今作ではプログレやニュー・ウェーヴ、クラシックという彼らのルーツがいままで以上に素直なかたちで放出されている。4人のパスピエが5人のパスピエを更新していく。そんな手応えを感じる今作について、大胡田なつき、成田ハネダに話を訊いた。
-今回の『ネオンと虎』、すごくいい作品だと思います。
成田:おっ!
-伸び伸びしてますよね、音楽が。純粋に楽しそうだし。聴いてても、次に何が起こるのかわからなくてワクワクしました。
成田:やっぱり前作(2017年にリリースした3rdミニ・アルバム『OTONARIさん』)は新体制になって初めての年だったっていうのもあるし、そこからの今作はコミュニケーションだとかお互いの信頼感が1段階上がった状態で作れたんですよね。新体制になって打ち込みを取り入れたりして、いろいろなことをやってみて、僕らの引き出しが増えたなと思ったんですよ。バンドっていうフォーマットに限らずにやれることにも気づいて。新しいことに挑戦しながらライヴとかツアーをやってきて、その結果を凝縮させて生まれたのが、このアルバムかなっていう感じですね。
-実際、4人体制で初めて回ったツアー(2017年11月に開催した[パスピエ TOUR 2017"OTONARIさんのONOMIMONO"])を振り返ると、最初は不安もあったんですか?
成田:いや、僕ら4人はもう進むっていうことを決めてたので。たぶん不安だったのは、僕らよりもお客さんだったと思うんですよね。
大胡田:うん。
成田:そこに対して、僕らが4人のパスピエをどう提示するか。それをちゃんと伝えるのが大事だったのかなと思います。
-4人でステージに立ってみて、どうでしたか?
大胡田:やっぱり"いつもの感じではないな"っていうのは思ったんですけど。その緊張感もあって、周りの音をよく聴くことができました。
成田:本当にやったことがないことばっかりだったから、すべてのことを想像で構築していかなきゃいけなかったんですよね。そこに実体験というか、肉体がついてきたというか。じゃあ、こういうこともできるなっていうのがより明確になってきたなと思います。
-ツアーでは、『OTONARIさん』とメジャー・デビュー・ミニ・アルバム『ONOMIMONO』(2012年リリース)の曲をセットで演奏するっていう構成でしたけど、そのあたりは?
成田:新体制1発目の音源が、初めてメジャーで出した作品と同じ"ミニ・アルバム"っていう形式だったから、ワンマン・ステージで『OTONARIさん』以外の曲もたくさんやっていくっていうことで、ふたつのミニ・アルバムをやることにしたんですけど。これ、中身を話すと、アルバム2枚を二部構成みたいにやったんですよ。
-えぇ。前半を『ONOMIMONO』、後半を『OTONARIさん』っていうふうに、くっきりと分けたセットリストでしたよね。
成田:そこから2017年に僕らが音楽をやる意義というのを伝えないといけないなというのはあって。その取り組む姿勢を感じてほしかったんです。結局、僕らは"新体制になった"とは言いつつも、過去のものも背負って新しくなっていくんだっていうことですよね。
-振り返ると2017年のパスピエって、メンバー脱退直後の早い段階でミニ・アルバムを出して、ツアーもやって。とにかくバンドの"いま"を瞬間ごとに見せていく年でしたね。
成田:そうですね。とにかく去年は1個1個目の前のことをやらないと、逆に進むことができなかったんですよね。いま振り返ると、それがひとつのストーリーになってる気もするし。改めて、そういうのをひっくるめてバンドなんだと思いました。
-大胡田さんは2017年をどう振り返りますか?
大胡田:変わったなと思いますけど、なんて言うのかな......私たちがパスピエであることとか音楽をやっていくこととか、その根本はやっぱり変わらないんだな、みたいなところに安心したというか。それがすごく確かになったかなと思います。
-そうやって、とにかく新体制として確かな手応えを得たからこその今作『ネオンと虎』だと思いますけども。曲自体は、前作のころからあったんですか?
成田:そのときからあった曲もあるけど、アルバムの核になったのは最近作った曲が多いですね。やっぱりツアーを受けて書いた曲が多いので。
-核になった曲というのは?
成田:「ネオンと虎」と「マッカメッカ」です。
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