Japanese
パスピエ
2017年02月号掲載
Member:大胡田 なつき(Vo) 三澤 勝洸(Gt) 露崎 義邦(Ba) やおたくや(Dr) 成田 ハネダ(Key)
Interviewer:秦 理絵
この5人でずっと音楽をやっていくっていう"覚悟"というか
......なんだろうな、それはもう"事実"みたいな
-今作ではバンドとしてシンプルな方向を目指したと言うと、言いすぎですか?
成田:バンドとしてはそういう方向だったと思います。結局は歌モノっていうところなんですよね。バンドであろうと、最初に耳に入るのは歌のメロディだし。デビュー当時はそういう仕組みもわかってないから、その歪感が面白くもあるけど、いまはそうじゃない。5年間でわかったことがあるうえで、今回は新しい面白さを出せてるかなと思います。
-他のメンバーは今回の新しいチャレンジについて、どう解釈しましたか?
やお:いままで5年やってきて、まずベーシックをベース、ギター、ドラムで録って、その上に成田が音を重ねるっていうのをやってきたんですけど。今回はその3人がスタジオに入った段階で成立させようとしないというか。できあがりはその先にあるから、手数を減らすようになったんです。自分の出来うんぬんよりベーシックのグルーヴ、全体の良さ、そういうのを目指すようになったなと思います。
-抽象的な話で申し訳ないんですけど、前作の『娑婆ラバ』が聴いた瞬間にハグをするようなパンチのある作品だとしたら、今作『&DNA』はもっと優しく距離を詰めていくような、じんわりと届いてくる、本当に長く聴ける作品だなと思ったんです。
成田:なるほど。いろいろとアジャストしていくなかで、肩肘張らなくなったんですかね。メンバーがやるべきことを認識して、そのうえでどうやって楽曲を面白くしていくか。そういう変化はあるかもしれない。あとは2015年が僕らにとって区切りの年だったので、それが大きいかなと思います。
-さっき、やおさんも言ってた武道館でひと区切りをつけたということですね。
成田:武道館と全国ツアーとアルバム(『娑婆ラバ』)と、その3本で区切りにしようっていうのは大々的に言ってたわけではないですけど、そういうモードにはなってましたからね。そういうなかで、2015年が終わった時点でメンバーもすごく考えたと思うんです。
やお:最初はワンマンをやるだけで嬉しかったのが、いまはワンマン・ツアーをやらせてもらえるようになって、アルバムを出せる、武道館公演がやれる、テレビに出られる。そうやってありえない経験をたくさんしてきたから、やる音楽が変わったとか、そんな簡単なことではないと思うんですけど、やっぱり僕らも根っこが変わってきたのかなと思います。この5人でずっと音楽をやっていくっていう覚悟というか......もう事実みたいな。
-いま考えるのは1年先みたいな近視眼的な場所じゃないんでしょうね。バンドが見据える先が5年先、10年先になってる。そういうなかで変化するものがあるのは必然だと。
やお:それはあるかもしれないです。
成田:5年もやってれば、デビュー当時の"新人バンド出ました!"みたいなのはないですからね。音楽を続ける難しさも体験してるわけだし。10年やっていくっていうのは、5年やっていくよりも難しさもあるだろうし。そこにいくためにはベクトルを変えなきゃいけないこともある。それは、これからもあり続けると思います。
-バンドが表現したいこと、鳴らすべき音楽が変わっていくなかで、大胡田さんが書く歌詞については何か意識の変化はありましたか?
大胡田:それが自分にあったことでも、想像のことでも、"これを書く人って思われてもいいな"と思える幅が広がった気がします。いままでだったら、例えば「やまない声」(Track.2)を書いたのが大胡田なつきだって思われたくなかったんです。でもいまは、これが大胡田なつきの実体験だって思われてもいいって思えるので。
-歌詞をどう解釈してもらってもいいと、改めて思えたってことですか?
大胡田:2016年は自分たちの顔を出したりとか、いままでよりも個人として見られる機会が増えたと思うんです。だから逆に歌詞では、いろいろ想像してもらってもいいかなって思うようになりましたね。歌詞って(曲の)世界に導いてあげることがとても大事だと思うんです。昔から誰かが想像するのを前提に書いてはいたんですけど、今回、最初のころはそういうのを意識してたなっていうのも改めて思いました。
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