Japanese
キュウソネコカミ
2014年06月号掲載
1.「ビビった」
機能的な踊れるロックにイマドキなシンセもひと振り。歌ってる内容は本気出した時のツイートのようにリアル。それが"インディーズ感"と呼ばれるのだろうか?いや、キュウソはもっと存在そのものが今のバンド・シーンにあって批評的だ。バンドが置かれた状況に対してパッと聴きアイロニックに聴こえるこの曲。しかし誰より"リスナーの耳をこっち向けたい"のは彼ら自身だろう。1曲目にふさわしい宣誓。アレンジも後半のファンキーな展開が冴えてる。(石角 友香)
2.「カワイイだけ」
全7曲中、最も端正なダンス・チューン。四つ打ちのビートとグルーヴィなギターが絡み合う前半から、シンセの流麗なメロディが印象的な開放感のあるサビへと流れる高揚感はライヴ映え間違いなし。だが、"かわいいは作れるけど それ以外君は作れない"と、表面的な美しさにのみ固執して生きる人々を揶揄する歌詞は、アイロニックでシリアスで辛らつ。耳に痛くて身体に気持ちいい、キュウソ印のキラー・チューンだ。(天野 史彬)
3.「What's your name?」
"え、キュウソ......メジャー・バンドになったのに、そんなこと歌っちゃっていいの?"と思わず心配してしまった。キャッチーなリフ、ビビッドに鳴り響くシンセの音色とエッジの利いたギター、そしてサウンドの根幹を支えるリズム隊――おなじみのハイテンションなダンス・ロックに乗せて、キラキラネームを付ける親たちを思いっきりディスっているのだから。ビクターの偉い人に怒られそうなことを盛大にやってのけるなんて、流石はキュウソと言うべきか。(奥村 小雪)
4.「スベテヨシゼンカナヤバジュモン」
ファンキーなギター・カッティングが冴えわたるキュウソ流ディスコ・ナンバー。それとも言葉数の多い早口ヴォーカルを思えば、ミクスチャー・ロックと言うべきか。途中、逆ギレ的に、いや、窮鼠猫嚙む的にテンポ・アップする展開が痛快だ。単純に、踊れて気持ちいいとならないところが彼ららしいと言うか、昨今のダンス・ビート氾濫に対する風刺にも思える。ぱっとしない日常を描きながら歌詞に込めたメッセージは意外に前向きだ。(山口 智男)
5.「御法度」
"一度のその過ちが 先の人生を左右する"ことになりそうで、TwitterもFacebookもなんだか気を遣って面倒臭いと誰もが思っている昨今。その閉塞感に結論を出さず説教せず、溜めこまれたストレスを"とにかく今は一緒に踊ろう"といわんばかりに爆発させている。意外と"黒い"土着的なリズムとキャッチーなギター・リフで踊りながら歌詞に共感も出来る、頭と体を一緒に動かす楽曲。言葉とサウンドで時代を切り取る鋭さはピカイチだ。(岡本 貴之)
6.「何も無い休日」
リア充になれなかった真面目系クズの日常と休日を描き、現代人誰しもが抱える闇を"わぁーってなって不安定"という言葉に集約させる。それでも"何かしないと"という一念発起に、力強く包容力のあるサウンドと間奏のコーラスが絡まることでエネルギッシュに響いて......いたはずなのにラストに待ち構えるオチの後味の悪さといったら!過剰なまでに現実的、これはキュウソの本質かも。イントロのギター・ソロもニヒル。(沖 さやこ)
7.「KMDT25」
昭和歌謡と盆踊りのハレのビートと、戦隊ものテーマ・ソングのヒロイックで熱いメロディで歌うはDT(童貞)少年(いや、青年か)の妄想と悲哀。果たして、この曲で締めくくっていいのかというやけっぱち具合だが、このDTならではのエネルギー過多で無尽蔵のパワーと、スカしたやつらへのやっかみと嘲りとの壮大な合唱こそが、キュウソネコカミというバンドの面白さ。でもって、ロック・ミュージックの根源なんだろうな。(吉羽 さおり)
キュウソネコカミ 『チェンジ ザ ワールド』
[Getting Better]
【初回限定盤】CD+DVD
VIZL-685 ¥2,400(税別)
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【通常盤】CD
VICL-64180 ¥1800(税別)
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2014.6.18 ON SALE
1. ビビった
2. カワイイだけ
3. What's your name?
4. スベテヨシゼンカナヤバジュモン
5. 御法度
6. 何も無い休日
7. KMDT25
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