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DISC REVIEW

Overseas

Subiza

昨年リリースされた『Ayrton Senna』EPに収録されていた昨年屈指のダンス・アンセム「Deli」が収録されていないのは少し残念な気もするけれど、待ちに待ったDELOREANのニュー・アルバムが完成。EPにあったキラキラとしたエレクト

Trust トラスト~絆

2008年に1stアルバム『Good Morning』で日本デビューを果たし、シングル「ラララ‐みんなのうた」は洋楽ラジオ・オンエア・チャート1位を獲得。TVCMにも起用され大ヒットなった。あれから2年半の時を経てセカンド・アルバム『Tru

Buildings

情緒不安定な10代の特効薬となる青い衝動、そんな瑞々しくも疾走感溢れるアグレッシヴさがパねぇ!北アイルランド出身の3ピース、GENERAL FIASCO。THE TEMPER TRAP擁するイギリスの有力レーベルInfectiousが激プッ

Time Flies 1994-2009

OASISのシングル集って、何だよ。全曲知っているし、PVも腐るほど観たよ。屋上で鳴らされる「Super Sonic」。「Wonderwall」のレコードの針。「Champagne Supernova」でのLiamの髭眼鏡。下手くそなのに、

Yonder

1997年から13年に渡りドイツ、エモーショナル・ロック・シーンのトップに君臨し続けるベルリンの4人組 SOMETREE。ヨーロッパでのライヴではPOP UNKNOWN、AT THE DRIVE-IN、EDITORS、RADIO4、THE

Sea of Cowards

あまりにも唐突で、あまりにも衝撃的だったデビュー・アルバム『Horehound』から一年足らず。この4人の才能はどんどん加速していくようだ。凶暴なブルース・ブギは今回も留まることを知らない。図太くうねり、歪むリズムにViviとJack Wh

Shadows

TEENAGE FANCLUBから5年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『Shadows』がリリースされる。通算9作目となるこのアルバムは、どこか懐かしくて色褪せることのないメロディとポップで哀愁漂うギターのハーモニーが素晴らしい。5年ぶりだ

Stone Temple Pilots

お久しぶりですね。お元気ですか。9年なんてそんな言葉じゃ間に合わない時間のはずだけれど、9年ぶりのこのアルバムを聴くと、お変わりないですねと声を掛けたくなるような出来映えである。90年代、クラシカルなロックとオルタナをバランスよく配合した、

Total Life Forever

デビュー・アルバム『Antidotes』での強迫的なスピードと変拍子ビート、まくしたてるようなハイトーン・ヴォーカルも後ろへ下がり、グッとスマートに、シンプルになったFOALSの最新作。エモーショナルな美しさを湛える本作でのバンドのスケール

Pilgrim's Progress

再結成を果たし『Strangefolk』を2007年にリリースしたKULA SHAKER。3年ぶりとなる今作は、ベルギーに建てられたスタジオでレコーディングを行い、その土地の空気に多いに影響を受けたという。自身の中にある物語を高純度で濾過し

I Will Be

GIRLS、THE DRUMSと次々と面白いバンドが登場するUSインディのローファイ・ガレージ・バンド勢。続いて登場するのは、DUM DUM GIRLS。現地では既に話題沸騰中の彼女達だが、例えばVIVIAN GIRLSなどと比べると、随分

A Sufi & A Killer

ダウンビート、ドローン、ダブ、サイケにブルース・ロック、フォークを大鍋で煮込んで辿り着いた、ざらついたモノクロームの世界。WARPからの新たな刺客は、摩訶不思議な2010年、宇宙の旅を奏でるGONJASUFI。THE CORALがWARPか

Nonstoperotik

ロックは若さだ。彼らは歳をとったら、どうやって生きていくのだろう。90年代半ば、余計なお世話でしかないそんなことを僕は考えていた。そこで、このPIXESのフロントマン、Black Francis名義の第3作である。僕は歳を重ねていく偉大なア

We Are Standard

昨年からフロアを中心に急上昇中のDEROLIANと同じスペインから登場したディスコ・パンク・バンド。縦でも横でもないディスコ・パンク独特の四つ打ちと、マッドチェスターのヘロヘロ・グルーヴを掛け合わせたような、ありそうでなかったサウンド。気だ

The Drums

昨年末にリリースしたEP『Summertime』でリスナーもメディアも虜にし、そのただ1枚で注目を浴びたTHE DRUMS。デビュー前からNME誌の表紙に大抜擢されるなど、海外主要メディアが"今年最高の新人" とこぞって特集を組み、全米最大

2010

一見ゆるふわって感じだけど、手に取ってみたら意外とズッシリ、みたいな。クラムボンの音楽にはいつもそんな感覚を受ける。原田郁子の幼児性帯びた容姿と歌声の強烈なイメージに起因したものだけど、個性ある3者3様の歩みが内包した、音楽的語彙の多様な刺

If I Had a Hi-Fi

昨年のNANO MUGEN FES.で初来日を果たしたNADA SURF初のカヴァー・アルバム。彼らのメロディアスなパワー・ポップのルーツを辿りながら、SPOONやSOFT PACKなどもしっかりとセレクトしているところも心憎い。そうかと思

n° 3

音楽メディアPitchforkのBest New Musicに選ばれ、THE XXとのUKツアーも決定している、スウェーデンはヨーテポリのミステリアス・デュオJJ の2ndアルバム。本作は、空気のような音が詰まった作品だ。“空気感” ではな

High Violet

世界的にロング・ヒットを記録した前作『Boxer』から3年、THE NATIONAL通算5枚目のニュー・アルバム。前作の抑制されたシリアスとも言える統一された雰囲気から一転今作はバラエティに跳んでいて、とてもドラマティックでエネルギッシュな

Hup : 21st Anniversary Edition

かっこいいアラフォーの逆襲――昨年、デビュー20周年を記念して1st アルバムを再レコーディング盤としてリリースし、約18年ぶりに奇跡の復活来日も大成功に終わったWONDER STUFF から、今年は2ndアルバム『HUP』の現メンバーにて