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DISC REVIEW

FLEHMEN

歌、演奏、そしてジャケット・デザインまでひとりで手がける謎のベーシストCurly Giraffe。5作目にして初のメジャー・リリースとなる。タイトルの“FLEHMEN”とは動物が本能的に行う仕草という意味だそう。その名の通り、本能的にのびの

生まれてみたい

驚くなかれ。今度のアーバンギャルドの世界には、血も、鋭くとがった刃も出てこない。誰も傷つかない。傷つけ合わない。この一切の棘のない、神々しく、母性に溢れた世界はなんなのだ。今作について、松永天馬(Vo)による楽曲解説では以下のように語られて

恋

back numberは、個人的に「重なり」(1stミニ・アルバム『逃した魚』収録)の存在が大きい。傍にいるはずの大切な人への溢れる想いと悔恨の念。哀しみ故の美しさに、心をえぐられるような衝撃があった。しかし、メジャーという新たなステージに

暁

2005年4月結成のHAYATO(Piano)、HIRO(Cajon)による超絶技巧インストゥルメンタル・ジャズ・ユニット →Pia-no-jaC←。彼らの待望の新作『暁』は、つい聴く者も叫びたくなるエモーショナルな「Paradiso」から

DESINTEGRATION

兼ねてより“ミュータント”、“カテゴライズ不能”と評されてきた彼らの音楽だが、“崩壊”と名付けられた今作では、更なる深化を見せている。インダストリアルで無機質なミニマル・人力ビートに掻き乱す様なギター・サウンド、それに甲高いハイトーン・ヴォ

MUSIC EXPRES$

ボンクラどもに捧げる魂の叫び――よっしゃっしゃっス!"HIP HOP all グッド何か"を標榜とする"顔面狂気"サイプレス上野と"全身凶器"ロベルト吉野が帰ってきた。昨年はfelicity移籍やオリジナル・ミニ・アルバム『Yokohama

Walkin'

約2年ぶり通算16枚目となるニュー・アルバム。ピアニストの上原ひろみ、サックス・プレイヤーの菊地成孔、Manu Chaoといった面々との豪華コラボ曲も収録し、中でも中納良恵(EGO-WRAPPIN')が参加した「縦書きの雨」はしっとりとした

The World

仙台発5人組メロディック・パンク・バンドEGNISHの1年8ヶ月ぶりとなる新作『The World』。ちょうど3.11東北大震災から1年後に発売される今作は、初の全編日本語歌詞で綴られた力強くも優しさに溢れた至極のメロディが詰まった力作であ

ESSENTIAL SOUNDS ON THE WILD SIDE.-ANALOGFISH:THE BEST&HIBIYA YAON LIVE.-

2011年、世界の混沌と怠慢を丸裸にしたアルバム『荒野 / On the Wild Side』。新たな年を迎えようとも、都合よく全てがリセットされるわけではない。だが、未来へと一歩進むことは出来る。本作は、『荒野~』に辿り着くまでの、"今ま

僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ

J-POP界の異端児がロックに真っ向勝負! 型破りなパフォーマンスやポップネスで多くの人々を魅了し続けるモーモールルギャバンの1年振りの新作は、ロック・アティテュードとポップネスがぶつかり合う快作だ。バラードの中で“パンティー!”と叫んだり

LEVEL 9

2週間で完売となった、限定シングル『宇宙少年』以来、約7カ月振りとなるTHE UNIQUE STAR待望の3rdミニ・アルバム。数々のライヴを経て鍛え上げられた鉄壁のバンド・アンサンブルによりスケール・アップし、ソリッドになったサウンド。彼

蒼き日々

10代の頃にこれをやっときゃよかった、あれをやっときゃよかった......なんて、後悔とはいかなくとも、大人になってからそんな風にぼんやり思うことは誰しもあるのではないだろうか。鴉2012年の幕開けとなるシングルは、非常に明快で鮮やかな衝動

アンドロメダ / Lost

夜空に輝くアンドロメダを探す。見頃は秋から冬だ。雪で覆われてシンとした世界で夜空を見上げ、カシオペヤとペガサスの間にその姿を探す。sleepy.abのバンド名の“ab”が示す通り、サウンドは確かにabstract=抽象的で曖昧という言葉がし

今を生きる

2012年DOESにとって初の作品となるシングルをリリース。メジャー・デビュー6年目となる今年、"3月11日の東日本大震災から1年、あの悲劇を忘れずに、これからの未来が輝かしい日々である為に今を精いっぱい生きよう"というメッセージが込められ

TEENAGE RIOT

“思い出してごらん。真夜中の子供部屋にはピーターパンがやってくると夢見ていた頃、妖精の埃を一振りすれば空を飛べると信じていた頃を”――この作品はそう語っているようだ。子供部屋を卒業したくないウェンディ、大人になりたくない少女は、永遠の子供ピ

2 PLATOONS

前作から約3年振りとなるニュー・アルバムが到着。「欲望」「極楽はどこだ」などのヒット曲を持つ2人も昨年で15周年。それぞれのソロ活動が活発になったとはいえ、2人が揃ったときの爆発力はまだまだ衰えてはいない。それはポップで瑞々しいこのアルバム

ポルカドットの言葉と心

banbi、1年半ぶりのミニ・アルバム。シングル『グローランプ』で見せた、スピード感やソフトな空気の中でキラリと光るメロディは、今作ではよりポップな方向にシフトしている。タイトルのポルカドットとは、オーソドックスな水玉模様のこと。その絵柄の

Kiddie

1 stシングル『Paranoia』に続き、ワン・コイン・シングルとしてリリースされた『Kiddie』。再生後1秒で緊張感に満ちたサウンドが展開される。「Stranger」で体を貫いた衝撃が蘇った。いや、「Stranger」で見せた圧倒的な

明日からがんばる

“女子3ピース・バンド”というと、(現在の体制は異なるが)チャットモンチー、日本マドンナなど、メジャー、インディーを問わず活躍しているバンドは数多い。かく言うはこモーフも3ピースなのだが、他にはない味がある。懐かしい情景が浮かぶサウンドに、

秘密ロッカー

高円寺発、日本語パンク・ロック・バンド 秘密ロッカーの1stミニ・アルバム。破天荒で変態的なライヴ・パフォーマンスや、横尾明子の過激なヴォーカルなどで注目を集める彼らだが、まずこのエネルギッシュでタイトな今作を聴いてみて欲しい。圧倒的な熱量