DISC REVIEW
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昨年11月にミニ・アルバム『HのつぎはI』でインディーズに回帰したさめざめがライヴ音源を含む4曲入りEPをリリース。表題曲のTrack.1は迫真のタイトルとは裏腹に、自身初となる夏が似合うキュートなポップ・チューン。甘い歌声の辿るちょっぴり
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最初に耳に飛び込んできたのは、今にも消えてしまいそうな光を灯すアルペジオと、それに溶けるようなウィスパー・ヴォイスだった。が、Track.1のタイトルどおり"静寂の空を裂いて"、抱えきれないほどの音のシャワーが降り注ぐ――ドイツ語で"始まり
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音楽以外のクリエイティヴ面でも洗練されたセンスを見せ、"アート・ロック・バンド"と称される雨のパレードによるメジャー1stシングル。その高い美意識で描く、静謐な夜のような情緒溢れるサウンドスケープはそのままに、今作ではかつてのポスト・ロック
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表題曲「EMERGENCY」はドラマ"僕のヤバイ妻"のオープニング・テーマ。19歳という若さで不倫ドラマの主題歌をどう歌うのかと思っていたが、ヴィンテージ・ロックのサウンド(※サウンド・プロデューサーは根岸孝旨、ギターはThe Birthd
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これまでもシンガー・ソングライターとして活動してきたJQがバンド・スタイルとして立ち上げた新プロジェクトによる1stシングル。アシッド・ジャズやファンクを経由したロックという点ではSuchmosと共鳴する部分があるが、こちらはよりUSビルボ
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Suchmos、Yogee New Wavesらと同世代であり、すでに注目を集めているLUCKY TAPES。エンジニアにはtoeの美濃隆章を迎えているほか、様々なアーティストが彼らをサポートして最強の布陣で完成。"煙草と酒"というテーマで
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ブラック・ミュージックへの敬愛を込めて心地よいシティ・ポップを鳴らす京都の5人組、SATORI。ここ数年ブームを牽引する存在として注目を集めている彼らが1stアルバム『よろこびのおんがく』をリリースする。ファンク、ソウル、ヒップホップからロ
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長崎発のバンド ORANGE POST REASONは、ギター・ロックのど真ん中というべきサウンドと生命力溢れる歌声が特徴的なバンドだ。しかし若さと勢いに甘んじているのではないことは本作を聴けばわかるはず。Track.1「未タイトル」やTr
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当たり前だが、いくら音楽が好きだろうと四六時中、耳にイヤホンを挿しているわけにはいかないし、終演後にはライヴハウスを出なければならない。そのため瞬発的な快楽や上辺だけの一体感にはかえって虚しさを感じてしまうし、互いの何もかもを曝し合い、"こ
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初の全国流通盤『たのしい、わくわく、する音楽。』以来、約1年ぶりのリリース。アルバム・タイトルだけではなく、収録されている4曲のタイトルにもすべて"ねこ"が入っているという徹底っぷりで、とにかく猫のことだけを歌ったEPだ。女性ヴォーカルの角
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"Struggle-Head,Emergence"という造語を略したS.H.Eの5枚目となるアルバムは、ピーターパン・シンドロームをこじらせた、様々な感情に振り回されもがく、まさに"Struggle"な内容だ。紅一点ヴォーカル YUCCI(
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誰もが生きる今この一瞬一瞬を輝かせるための音楽を鳴らし続けたい。それが京都発の4人組バンド MOLE HiLLが1stフル・アルバムを作るうえで見いだしたバンドの確固たるテーマだった。今作にはこれまでにMOLE HiLLがライヴで披露してき
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キャッチーなメロディや引き出しの数の多さだってもちろん彼らの長所だが、きっとそれだけではない。音楽だけではすべてを変えられないと自覚し、自身の弱さも他者の弱さも理解できる誠実さこそがこのバンドの本質なのでは――ということを自ら証明してみせる
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結成10周年を迎える札幌のギター・ロック・バンド Cell The Rough Butch。4年ぶりの流通作品となるミニ・アルバム『ロンバートストリート』がついに完成。10周年の集大成というより、"今この瞬間に見えている景色"をパッケージし
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リード曲の「リアルファンタジー」では"世界は素晴らしい"と歌われている。一方、「心のスープ」では"きっとこの世界は/残酷で無情で儚い"とも歌われている。ab initio(読み:アブイニシオ)がリリースする2ndミニ・アルバム『ユーラブユー
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躍動するパーカッション、選び抜かれたシンセやシーケンス。圧倒的な抜けの良さと同時にチェコらしい不敵感漂う「Dream Beach Sunset」、近いサウンド・プロダクションの「BB」、武井のトーキング風ヴォーカルが聴ける「Dreamer」
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最低限の音が鳴っていれば歌が引き立つのか? そんな根本的な揺さぶりをかけてくるほどRyo Hamamotoの音楽は、そもそも彼が持っている悲しさや虚しさ、可笑しみなどの"知覚"を解像度高く最大限に表現するため"だけ"にあるように思う。Tra
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情緒不安的気味に揺れ動く、ジェットコースター的な感情そのままに、くるくると展開するカラフルなロックを、引っ込み思案で、誇大妄想な、厄介な心の内をポップに響かせてしまうタイトル曲「僕喰賜君ノ全ヲ」。内省的な自分とそんな自分自身を客観視するシニ
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