DISC REVIEW
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新ヴォーカル、Hiromuが加入した新体制となって初のアルバムには、長い日本語のタイトルがつけられた。少しばかりエモーショナルなタイトルだが、アルバムの内容は新たなサウンドへの挑戦、今バンドとして打ち出したいモードをまっすぐに形にしている。
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ねごとというバンドを語るうえで欠かせない"ドリーミー"と"内に秘めた熱さ"という芯を崩さない、むしろこれまでで最もその核心に近づいたアルバムと言えるのではないだろうか。今作では昨年リリースされた『アシンメトリ e.p.』で彼女たちが提示した
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愛媛県松山発の3ピース・バンド bootleg verrollsが、ライヴ会場および自身のオフィシャル・サイトで販売していた2nd EPをこのたび全国流通。Track.1「誰が為の人生か」冒頭、1分に及ぶギター・ソロで聴き手を"ひとり"に還
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逆境をバネにして夢に向かうタイプがバンドに多いとしたら、現状をそのまま綴りながら笑いを作り出し、リスナーにとっての間口を多く作るという作業を自然とやっているのが、モチベーションは似ていてもCreepy Nutsのやっていることなのかもしれな
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"ルーレット回して進んでくゲームさ(中略)少ない出目じゃ あんま進めはしないけど/そこが重要なマスだったりするんだ"(「LIFE IS A MIRACLE」より)――約4年4ヶ月ぶりのオリジナル・フル・アルバム。この期間、彼らは少しずつ前進
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前作『YAMINABE』以上に曲の幅が広がった3rdミニ・アルバム。リリースはドラマーの交代を挟んで、前作から11ヶ月ぶりとなる。これまでもメタルの要素を取り入れていた、そこに鳴るが真正面からメタルに取り組んだ表題曲Track.3、Trac
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"教室の窓の外を眺め/何が正解か見失うけど"。一瞬にして学生時代にタイムスリップするような、ピアノとストリングスのイントロに続く歌い出し。イトヲカシがキットカットの受験生応援キャンペーンのために書き下ろしたミディアム・ソング「さいごまで」は
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2015年7月リリースの『THE BAY』以来1年6ヶ月ぶりにリリースされるフル・アルバムには、その間にリリースされたEP盤収録曲の他、新曲もパッケージ。シティ・ポップ隆盛の流れから台頭したバンドのひとつではあるが、このバンドはもうその遥か
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待望の2ndフル・アルバムのテーマは"救い"。聖書のエピソードになぞらえたストーリーが綴られ、"1枚の大きな絵を描くつもりで制作した"という言葉のとおりアルバムのトータル性の美しさはお見事だ。1stよりも音楽的な幅も広がり、カラフル且つさら
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"Awesome City Tracks"シリーズの最終作である本作では、メンバー全員が作詞もしくは作曲を担当。その結果、2010年代のデュエット・ソング決定版=Track.1「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」を始め、"新しい、でも
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2000年のデビュー以来全キャリアの中からシングル表題以外の曲(アルバム曲含む)で、ファン投票を参考にメンバーの思い入れとともに選曲。いや、これはむしろART-SCHOOLの本質を表したベスト盤と言えるのではないだろうか。今改めて2001年
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日食なつこの作品は聴くたびにピアノがどれだけ楽しい楽器なのかを思い出させてくれる。約1年ぶりのリリースとなる4thミニ・アルバム『逆鱗マニア』もその感じは同様だ。初のセルフ・プロデュースとなる今作は、ジャズ、ファンク、ソウル、ロックなどジャ
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彼らの音楽性は幕開けに置いた「Borderless Party」が総括している。ロック、ファンク、ヒップホップ、ジャズなどのミクスチャーを、そのバンド名並みに取っつきやすい楽曲に昇華。なおかつ、音楽に夢を抱き、愛知から上京したというバンドの
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絵本作家を夢見る神田美咲(Vo)による物語要素を含んだ歌詞は、美しさの中に毒を孕み、常に孤独と隣り合わせにある。自称"鬱POPバンド"の5人組が完成させた初の全国流通盤は、500円12曲入りという破格ながら、不安定さや曖昧さがやみつきになる
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J-JAZZシーンに新風を送り続けるfox capture planの5thフル・アルバム。昨年はKeishi Tanakaと『透明色のクルージング』でコラボしたり、1月17日からスタートする話題のドラマ"カルテット"の劇中音楽を担当したり
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ニュー・シングルの表題曲「青空のラプソディ」は、スピード感に溢れ、頭から終わりまで陽性のビートやサウンド、メロディで貫かれている。fhána節とも言える、ホロリと哀愁が滲む旋律をピカピカに磨き、笑顔を映し込んだ内容で、祝祭的な鐘の音が鳴り続
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Track.1「おはよう」、Track.4「ピザ取るから」など収録曲のタイトルを見ただけでも察せられるように、歌の内容はこれまでよりも生活に寄り添ったものに。さらにシンセ・サウンドを大胆に取り入れたTrack.5「天国なんて全部嘘さ」が象徴
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90'sオルタナの申し子と言えるサウンドの延長上で、既成概念や固定観念から解き放たれ、さらなる広がりを見せ始めた2011年結成の3人組による3rdアルバム。かなりの深度まで水中に潜ろうとしている姿を捉えたアートワークを考えると、音楽性を広げ
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