Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Motoki~ゆめくじら

すでに「もし、これを愛と呼ぶのなら」が先行配信され、2021年アップカミングなシンガー・ソングライターとして注目されている彼。オーガニックなフォーク・ロック・サウンドに乗る歌声はまっすぐで透明だ。ラヴ・ソングなのかもしれないが、表現の仕方が

dimen

自分の内へと深く潜り込み瞑想的な時を重ね、様々な感情や、想像力を掘り起こしていくような、美しくイマジネーションに富んだアルバムだ。ライヴやツアーができない、時にスタジオに入ることさえもままならない状況もあった、2020年という特殊な時間と閉

Medicine At Midnight

結成25周年を迎えてなお、斬新なサウンドを開拓し続けるFOO FIGHTERSが、踊れるロック・サウンドを追求した今作。もちろん、これまで同様フーファイらしいメロディや、骨太なロックンロール・サウンドは健在だが、今作ではそこにさらに軽快なリ

KiLLiNG IDOLS

プライベート・レーベル"ULTRA STUPiD RECORDS"を設立しての初フィジカル作品。本作には、クールなラップ風パートからエモーショナルなサビメロへ急旋回する「COLD CAKE」のように新機軸で魅せる曲もあれば、90年代メロコア

Life is like a rolling stone

SSWとしての活動に加え、LiSAの「紅蓮華」の作曲を手掛けるなど、楽曲提供を行ってきた草野華余子名義による初のフル・アルバム。"純J-POP"をコンセプトにした本作では、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)、堀江晶太(PE

SAKKAC CRAFT

処女作にして、ニコニコ動画殿堂入りを果たした「トウキョウダイバアフェイクショウ」から3年、ボカロP ツミキがリリースする初のフル・アルバム。過剰に詰め込んだロック・サウンドにのせた言葉数の多い日本語詞のメロディが人間の存在意義を痛烈に問い掛

PIMPA

ベース&ギターのツイン・スラップを打ち出し活動中の3ピース・ミクスチャー・バンド、DOG MONSTERの約3年半ぶりとなるニュー・アルバム。現代社会に生きる若者が感じる日頃の想いを、都市や商業施設などの名前も織り交ぜリアルに歌うのだが、そ

The Good Times And The Bad Ones

2016年の結成以降、高い表現力と端正なルックスで人気を博し、新世代のボーイズ・グループとして確固たる地位を築いたWHY DON'T WE。約9ヶ月に及ぶ休止期間を経て、自ら演奏する"バンド"として表舞台に戻ってきた彼らが、待望の2ndアル

Home

中性的な声質が特徴のヴォーカルで、"男性版SADE"などとも表現されてきたMichael Miloshのプロジェクト RHYEの最新作。今作では、特にステイホームでもゆったり踊れるようなナンバーが揃い、しっとりしたグルーヴ感に身を委ね、身体

Grower

前作『Grow apart』そして今作『Grower』と、オーサムは軽やかに音と戯れ、曲が芽生え構築していく過程を慈しみ、自分たちの音楽の可能性や、自由度の高さを楽しんでいる。生まれた曲が求めるままに、そしてその曲が美しく、高らかな音で闊歩

replica

ジェンダーレスな佇まい、自分の意志をしなやかに突き通すデビュー時の印象はMaica_nの一面でしかなかったのか、とジャンルとテーマの多彩さに驚くメジャー1stフル。ドライヴするアメリカン・ロック、王道のピアノ・バラード、アコギ主体のフォーク

色+色

斬新な発想力と大胆不敵な行動力。そして、確固たるメッセージ性と縦横無人で自由な音楽性。LBOがそれらを武器にしながら駆け抜けてきたここまでの10年間は、決してなだらかなだけのものではなかった。だが、彼らはどんなときでも現在進行形であることを

REAMP

2019年4月にwowaka(Vo/Gt)が急逝し、シノダ(Vo/Gt)が新たにヴォーカルを務める3人体制で始動したヒトリエ、約2年ぶりの新アルバム。メンバーを失った悲しみが色濃い「うつつ」や「bouquet」、再び歩みを進める葛藤を吐露し

DREAMERS

現在20歳のシンガー・ソングライターによる1stアルバム。代表曲と言える「Try」を含む5曲を、それぞれバンド・アレンジとルーパーも使ったアコースティック・ギターの弾き語り(いちにんまえ ver.)で収録しつつ、バンド・アレンジの「SUNN

AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER

"超歌手"大森靖子が率いるアイドル・グループ ZOCが、いよいよメジャー・デビューを果たす。「AGE OF ZOC」は、疾走感のあるサウンドとキャッチーなメロディで、新たな門出を軽快に走り出すような1曲。時代を切り取る言葉を入れつつ、ZOC

REINCARNATION

GO TO THE BEDSの1st EPのタイトル"REINCARNATION"は、"輪廻転生"、つまりは、死んでまた生き返ることを意味する。人が生きる死ぬの話となると、必然的に重い作品にはなりがちで、そのうえメンバーがアイドルとしての死

創作

『エルマ』以降、日記帳や小説付きの大作が続いたヨルシカだが、2021年第1弾リリースとなる『創作』は初となる5曲入りEP。全体を通してアコースティックな手触りを大切にした温かなアプローチが印象的だ。季節の移ろいを風流に描いた「春泥棒」、鳥が

共鳴howRING

新メンバーを迎えたWOMCADOLEが完成させたのは、この時代を戦い抜くという闘争心に満ちたアルバムだ。"ノベル・コンセプト・アルバム"と銘打つ今作。物理的なコミュニケーションが断絶されたこの状況下に、君と僕をつなぐべく制作された作品だとい

廻廻奇譚/蒼のワルツ

リリースごとに名を広めてきたアーティストではあるが、本作はTVアニメ"呪術廻戦"のOP主題歌に、アニメ映画"ジョゼと虎と魚たち"の主題歌&挿入歌を収録......と、さらに遠くまで届きそうな予感。それでいて、「廻廻奇譚」から感じる筆の乗りの

THE BOOK

2020年最も聴かれた「夜に駆ける」をはじめ、配信サービスや、YouTubeで展開してきた楽曲すべてに、新曲「アンコール」や「Epilogue」と「Prologue」のインストを加え、初めてCDというパッケージに落とし込んだ本作。楽曲の解説