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DISC REVIEW

Farm

これはもう、何も言うことないわ。どこを切っても、DINOSAUR Jr.だ。J Mascisの声とか余裕で裏返ったりするのに、何でこんなにかっこいいんだろう。USオルタナ・シーンの最重要バンドの一つ、DINOSAUR Jr.オリジナル・メン

Saturday = Youth

エレクトロにシューゲイザーを取り入れた独自のサウンドで人気を集めるAnthony Gonzalezのソロ・ユニットM83の新作。アルバム・タイトルが示すように、テーマは10代の青春そのものという本作。うねるシンセと甘美なメロディが浮遊するア

Talking On Cliffs

ロンドンのアンダーグラウンド・シーンで絶大な支持を集める3ピース・バンド、FACTORY FLOORのデビュー・ミニアルバム。無機質で実験的なミニマル・ビートの上で漂う、囁くようなヴォーカル。反復されるビートと輪郭を保持しないアブストラクト

あいのわ

ハナレグミの4枚目のフル・アルバムが届けられた。温かく力強い永積タカシの声は、まるですぐ側で彼が歌っているかのように響いてくる。「People Get Ready」「光と影」での柔らかで哀愁漂うソウルフルな歌唱は相変わらず素晴らしい。そして

Friendly

浅井健一ソロ名義としては、約2年ぶりのリリースとなるシングル。驚くほど穏やかな空気に満ちた4曲が収録されている。ヴァイオリンをフィーチャーした「Friendly」や「Spring Snow」では、ベンジーが見出す美しさと優しさを穏やかに語り

Back On My Feet

『Full Of Elevating Presures』『On』『Exposed』は、それぞれ違うアプローチではあるものの、どれも甲乙つけ難いほどの傑作だったことは言うまでもない。そして『Exposed』から約一年半、遂に彼らが始動した。こ

Dance Floor Monsters

2008年、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、トップ・シーンまで駆け上がったTHE TELEPHONESがついにメジャー1stフルアルバムを発表。インディ時代の代表曲「Urban Disco」「HABANERO」を加えたこのアルバムは今年の日本の

Decadence

DOPING PANDA、一年三ヶ月ぶりのニュー・アルバムをリリース!前作シングルの「Beat Addiction」では、メンバーではない女性をメイン・ヴォーカルに迎え、我々の度肝を抜いたのが記憶に新しいが今度は「Gaze At Me」が、

Young Oh! Oh!

POLYSICS通算13枚目のシングル。POLYSICS節全開のハイテンションで奇天烈なエレクトリック・ロックンロール。この人達のテンションは一体どこからくるんだろう?初めてPOLYSICSを耳にした時から、変わらぬこのテンション。音楽への

ATOM

今年2月に行われたツアーの初日にドラマーの石川が脱退を表明した。しかし公式HPに発表された石川の声明からは彼とメンバーとの間にある想像を超える信頼と深い絆を感じずにはいられない。今回、この通算6枚目となるアルバムは人間同士の繋がりに深くメッ

Love Transformation

都内のライブハウス、いや今やフェスでも引っ張りだこのTHE CHEF COOKS MEから新しいミニ・アルバムが届けられた。まず、人を食ったようなバンド名に惹かれてしまった。そして、良い具合に力の抜けたヴォーカルとポップなメロディ、踊るポイ

Kidz Rec.02

今や日本を代表するエレクトロ・ユニットである80Kidz。彼らが主宰するレーベルである「KIDZ REC」から早くも二枚目のコンピが届けられた。彼らの1stアルバムはもちろん、数々のリミックス・ワークに関しても、彼らが飛びぬけた存在であるこ

Animal

KITSUNEが送り出すUKのエレクトロ・ユニットAUTOCRATZ。既に、PRIMAL SCREAM「Swastica Eyes」のカヴァーやシングル群が話題を集めていたAUTOCRATZが、いよいよアルバム・デビューを果たした。秀逸なシ

Not Alone

FUJI ROCK FESTIVAL09の三日目のヘッドライナーに決定したWEEZERのフロントマンであるRivers Cuomo からとても素敵な作品が届けられた。ソロ名義でのリリース作品『Alone』、『AloneⅡ』の二枚のアルバムか

Swoon

USオルタナを担う可能性を示したデビュー・アルバム『Carnavas』から2年。SMASHING PUMPKINS直系のオルタナティヴとシューゲイザーを合わせたようなディストーション・サウンド、クセのないシンプルなメロディとBraian A

Hands

昨年はADELEが一位を獲得した、BBC SOUND of 2009に選ばれた超大型新人LITTLE BOOTSことVictria Hasketh。ブラックプール出身の彼女は、5歳の頃からピアノに親しみ、後々シンセオタクとなっていくほど、鍵

God Help The GIRL

BELLE&SEBASTIANのStuart Murdochのソロ・プロジェクト、GOD HELP THE GIRL。名前の通り、女性Voをフィーチャーしたこのアルバム。Stuart Murdochと女性Voとの相性は抜群にいい。BELLE

Let's Go EP

今年の「FUJI ROCK FESTIVAL '09」に出演が決定しているTHE SHOESの日本独占2nd EPが登場。JUSTICE、DIGITALISMに続くエレクトロ・シーンの担い手として期待される新人ユニット。80kidzが主催す

Everything Is New

先行シングルであるバレアレックなダンストラック「Tonight's Today」をあるクラブで聴いた時、これがまさかJACK PENATEの新曲だとは思いもよらなかった。本人曰く「前作と同じインディっぽいレコードを作ることも出来たけど、その

West Ryder Pauper Lunatic Asylum

前作『Empire』の時代錯誤的とも言える大仰なハード・ロックは、彼らが本来持つ不穏なグルーヴを半減させてしまっていた。しかし、Dan Nakamura(DJ SHADOW等)をプロディースに迎えた本作では、そのグルーヴがより強靭なものとな