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DISC REVIEW

ジャック・ナイフ

バンドの危機を乗り越え、再生した2009年。停止した遅れを取り戻すかの如く、精力的なリリースとライヴを重ねる2010年。この1年、止まる間も無くパワーを外へと発してきたDOESが、ライヴで育て上げた2曲を収めたシングルを叩き出す。足元から巻

minority lounge

カネモリタナカ(Vo&Gt)を中心に函館にて結成されたロック・バンド、カミヒカルス。今作『minority lounge』で全国デビューを果たす。“身を削って作り上げたアルバム” と語るように、カネモリタナカが今まで生きてきて経験したことが

The Shallow End

本作はこれまで発表した2枚のEPを組み合わせ、リミックスや未発表曲を加え編集した日本独自企画盤である。プロデューサーはSt.Vincentのデビュー作を手掛けたDaniel Farris。さらにレコーディング・メンバーにはMorgan Gr

WELCOME TO THE NEWWORLD

轟音ギターリフを中心に、ダンサブルなサウンドがグルーヴ! オープニングナンバーの「DON'T LOSE YOURSELF」からいきなり、高揚感がヤバいです。ロックテイストありパンキッシュあり、ポップなメロディーも聴かせるニクいワザも駆使しつ

NUDE

今年1月にリリースされたミニ・アルバム『FRESH』では様々なゲスト・ミュージシャンを迎え入れ、新しいアプローチをした彼女達。フル・アルバムの今作では、『NUDE』というタイトル通り"ありのままの3人の姿"をはちきれんばかりに詰め込んでいる

A-Z Vol. 2

今年のフジロックで久々にASHのパフォーマンスを見たが、良い意味で昔と変わっていなかった。変わっていない部分とは、ともすれば無邪気なほどの、音楽に対するピュアな姿勢だ。そのスタンスがブレないから、いつでも瑞々しく、あの胸のすく繊細な旋律を奏

Violence

今年2月にリリースしたファースト・ミニ・アルバムを引っ提げて全国各地のフェスやイベントを荒らし回った、大分は別府出身の10代4人組が、この秋早くもセカンド・ミニ・アルバムをリリースする。『Violence』というタイトル通り、殴るように掻き

Fox Trot Mannerisms

ルックリンに拠点を置く女性アーティスト Vanese SmithによるユニットPURSUIT GROOVESの音源が日本初上陸。海外でのリリースはあの超人気ダブステッパーPINCHが主宰するレーベルTECTONICからということで、この作品

SUPER SPEED E.P

各方面から話題を呼んだメジャー・デビュー作『Traveling』に続く、MASTERLINKの2ndシングル。最初聴いた時、一番に浮かんだのはやはりSUPERCAR。だが、メロディとサウンドと歌詞の3者が偶然出会い、互いに互いを尊重し高め合

Lucky Shiner

4月に過去の音源を集めた日本オリジナル編集のアルバムをリリースし、3月には来日を果たしSIMIAN MOBILE DISCOのオープニング・アクトを務め、本誌のパーティにも出演してくれた新世代のトラック・メイカーGOLD PANDAの1st

devil's hands

90年代後半は圧倒的に、個性的な女性ヴォーカリストの存在感が際立っていたように思う。UA・Cocco・椎名林檎・Sugar Soul・BONNIE PINKなど、女性アーティストの活躍が光っていた。そして彼女もその中の1人であることをここに

Swanlights

ANTONY AND THE JOHNSONSの世界は、あまりにも独自に突き抜けており、安易な気持ちでは触れられない気がする。そう感じたのは彼が敬愛する日本舞踏界の至宝、大野一雄をジャケットに配した前作『THE CRYING LIGHT』で

革命エントランス

今年の4月にリリースされたメジャー・デビュー・シングル『日進月歩』で“絶えず進み続ける”と高らかに歌い上げたJeeptaが、その言葉通り早くもファースト・アルバムをリリースする。セカンド・シングル「理想郷」に代表される、非常に立体的で、疾走

Halcyon Digest

08年リリースの前作『Microcastle』は各メディアで高い評価を集め、一躍USインディ・シーンの中心バンドの一つに上り詰めたDEERHUNTER。今思うと昨今のインディ・サイケポップ・ムーブメントの流れを作ったのはNO AGEとこのバ

INVISIBLE DUO

室内楽的グルーヴを追求するユニットPARAのメンバーである、スペースギターのYOSHITAKE EXPEとシンセサイザーの西 滝太のプロジェクト。美しいスペースギターと様々な音色を奏でるシンセサイザーがどんどん絡まり、溶け合い、ひとつになっ

How To Destroy Angels

この男の動向はまったく読めない。昨年、NINの活動休止を宣言したTrent Reznorが新バンド、HOW TO DESTROY ANGELSを結成した。メンバーは愛妻Mariqueen MaandigにNIN関連でお馴染みのプロデューサー

Wreckorder

英国の国民的ロック・バンドTRAVISのヴォーカリストFran Healyの初のソロ作品。TRAVISの4作目『12 Memories』にあったラフで生々しいサウンドを彷彿とさせる所もあれば、ストリングスを多用したシンプルで美しい曲もあり、

Road Eyes

若手シューゲイザーの旗手AMUSEMENT PARKS ON FIREの約4年ぶりとなる3rdアルバム『Road Eyes』が完成した。しかし究極のサウンドを目指すあまりミックスに時間がかかり14人ものミキサーを試してみたが、最終的にはバン

Penny Sparkle

日本人女性Kazuとイタリア出身の双子SimoneとAmedeoよるベースレス・バンドBLONDE REDHEADの、3年ぶりとなる8thアルバム。VAMPIRE WEEKEND、ANIMAL COLLECTIVE 、DIRTY PROJE

Melodies Memories

あの七尾旅人×やけのはらの「Rollin' Rollin'」のアレンジを手がけたという経歴を見るだけでも、この人が生み出す音楽の品質は保証済みというもの。そんな各方面との交流も活発なトラックメイカーのオリジナル作、めちゃくちゃ気持ちいいです