DISC REVIEW
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2008年に宇都宮で結成されたポップ・パンク・バンドKINGONS初のフル・アルバム。今年一月にリリースされたミニ・アルバムのツアーで全国30箇所を回り、台湾ツアーさらに6月にはSANCE PANKS主催のイベントへ出演とライヴ・バンドとし
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前作のシングル『City』から約4カ月ぶりとなる2ndシングル『You're So Sweet & I Love You』は、メロディアスでありながら力強いギター音と、弾けるようなポップサウンドに懐かしさと新しさ覚えた。そして今回歌詞は、ほ
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照りつける太陽のような眩しさ、オレンジ、グレープフルーツ...果物のように、どこもかしこもカラフル。そんな鮮やかな色を持つ豊かな南の地へのラブレターが、北欧から届いた。いや、アプローチとでもいおうか。スウェーデン出身の女性アーティストSof
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1年前初めてAnyのライヴを見たとき、演奏力の高さからまさかこんなに若いバンドだとは思わず、後から年齢を聞いて大層びっくりした記憶がある。メンバーは全員21歳。メジャー・ファースト・アルバムである今作はプロデューサーとしてGREAT3の片寄
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2009年から2010年の怒涛のリリース・ラッシュの流れから、2年ぶりのオリジナル・アルバムの登場だ。まず何と言っても目立つのは全15曲というこの収録曲の多さ。中川曰くこれでも4曲ほど収録するのを止めたとのこと。シングル曲ををキッチリと収め
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グランジって、単に当時のバンドの服装や、ストリートの若者たち、ノイズのように乱暴なサウンドを形容するためだけに用いられたのではなく、“薄汚れた”中にある、シンプルで美しいメロディと、当時の若者が“本当に歌って欲しかった真実”をより輝かせるた
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オープニング「Submarine Volcano」から勝負あり!壮大でドラマチックな疾走感、キャッチーなギター・リフでいきなり心を鷲掴みにされる。OCEANLANEらしい、突き抜ける世界観で力強いカムバック!を宣言しているようだ。約2年ぶり
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鴉—なんとも人間臭さのにじみ出たバンドだ。一歩一歩足取りを確かめるように、時に息を飲む程の速度で成長し続けている。単なる激情型ロックと呼んでしまうには惜しい。哀愁漂う言葉。テンポよいリズム感。近野淳一(Vo&Gt)の描く世界は、日常的であり
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嘘か真か、インタビューで語ったように"心で歌う"姿勢がそうさせたのか。アルバムとして3枚目の今作は、これまでの圧倒的なハイテンションで突っ走るような勢いを緩め、メロディアスな世界観を強調した作風となった。9mm Parabellum Bul
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モダン。現代的という意味を持つ言葉だが、日本においては少々古風な響きでもある。現代的なのに古風、それはDOESの音楽に通ずるものがあるのではないだろうか。歌謡曲の味を含む和風メロディと美しい日本語、そして洋楽的でスリー・ピースの枠に囚われな
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JESUS AND MARY CHAINがTHE VELVET UNDERGROUNDを聴きながらハイになってやがる。そんなダーティーな臭いがプンプンする。カリフォルニア州サンディエゴ出身、Brandon WelchezとCharles R
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サイケデリックでいてヘヴィ・ロック。メタル要素もあってフォーキーなサウンド。気だるさと緊張感を合わせ持つStephenとAmberのツイン・ヴォーカル。発することを自由に楽しんでいるメンバーの心が音の隅々にまで染み渡っている。自国カナダを飛
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ドイツのアヴァンギャルドな実験性を受け継ぐパンキッシュなディスコ・パンク・バンド。時には3人同時にパーカッションを務めるなど、変則的なスタイルながら高い演奏力とグルーヴで多くの音楽ファンの心を掴む事必死のニューカマーの登場だ。このデビュー・
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メジャー第一弾となる今作で彼らの新章が幕明ける。よくよく考えてみると、この複雑で四方八方から放たれる様々なエフェクターを駆使した、サウンドを3 人で鳴らしていることがすごいのだ。機械的な音のなかにも確かに魂が宿っていて物語がある。リアルであ
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GRAPEVINE としては約1 年半振りのシングル・リリース。「風の歌」はその名の通り、秋空のように高く突き抜ける開放的なミディアム・テンポ・ナンバー。田中和将のヴォーカルと3人の奏でるストレートな音作りは肝が据わった落ち着きを感じさせる
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これこそまさにオールA のポップ・ソング集。3 年ぶりに届けられた13 枚目となる今作は、今までの彼らの作品の中でも特に色彩豊かなものとなった。青いメロディと卓越したバンド・アンサンブルが魅力な「ビギナー」、スピッツ的シューゲイザーで美しい
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斉藤和義14 枚目のオリジナル・アルバム。元BLANKEY JET CITY の中村達也、リリー・フランキー、妻夫木聡、ザ・クロマニヨンズの真島昌利などの豪華ゲストを招き、タイアップ曲も多数収録。全ての曲に美しい物語が凝縮され、過去最高にゴ
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そもそも、“ザ・クロマニヨンズ” ですから。現代人(ホモ・サピエンス)と同族ではあるが、あくまで原始人なわけで、“人間の極み” とも言えてしまう単語を掲げるこのバンドは、ロックにおける普遍性の極みも知っている。最小限の機材による演奏。エイト
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