Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Virtue

驚くべきことに、冒頭曲「Dinosaur Sex」は原子力発電所から漏れ出した放射能の影響で荒れ果てた未来を描いている。当然、時期的にこの楽曲が福島の原発事故をモチーフにしたものではないが、このリアリティはあまりにも重く響くだろう。UK新世

シュリスペイロフ LIVE+-

ある人は言っていた、彼らを“北の最終兵器”と。99年結成(初ライヴは04年)、北海道を拠点に活動を続けるシュリスペイロフのライヴ・ベスト・アルバム。公式サイトのプロフィール・ページでは、本文の頭に“今年はユルくも動くぞ、シュリスペイロフ!!

Celebrate This Place With Me

既存のカテゴリーに属さないものに対面した時、私たちは拒否反応を起こしがちだ。願わくば自分は安全な場所で傍観していたい。しかし、ISLETは拒否反応を起こす隙さえ与えてはくれない。一瞬にして“ISLET=隔離されたどこか”へ連れて行かれる。お

Cold Finger Girl

元BLANKEY JET CITYの浅井健一と照井利幸を中心に、昨年結成されたPONTIACS。1stアルバム『GALAXY HEAD MEETING』以来約半年振りのリリースとなる今作のタイトル曲は、滲むように響くミステリアスなギターと、

Demolished Thoughts

SONIC YOUTHのフロント・マンであるThurston Mooreの3枚目のスタジオ・ソロ・アルバムが到着。なんと今作は、あのBECKがプロデュース。BECKのプロデュースといえば09年のCharlotte Gainsbourgの『I

アステリズム

関西発、キャッチーでセンシティヴなメロディ、アンセミックでストレートなメッセージ、そして汗と涙の青春性を醸し出した、伝統的なメロコアの遺伝子を受け継ぐイケメン3人組EDDYの1stアルバム。衝動的なエモーショナルをそのまま打ち込んだかと思い

Rome

『Roma』なる架空のサウンド・トラックが届けられた。差出人はBROKEN BELLSとしての活動も記憶に新しいDANGER MOUSEから。おや? この壮大で荘厳なサウンド・スケープはなんだ!これまでの作品とは一線を画すものだ。まるで映画

RAFT

それでも桜は咲きました。あたりまえの日常が変化する2011年、穏やかな木漏れ日に包まれながら眺める春の景色に、これまでとは違う愛おしさを噛みしめたのでは?そんなやさしい時間を歌にコンパイルしたような、ハートフルなポップ・ソングがここに。カコ

Destroyed

ギーク? ナード? いやいや、エレクトロ界のメガネ・プリンスMOBYが帰ってきました!デビュー以降、プロデュースやリミックス作品含めコンスタントな活動が目立つが、オリジナル・アルバムとしては約2年振りである。ツアー先のホテルの部屋で書き綴っ

※この音源は完全にノンフィクションです。

“完全”という言葉は、そう容易く使えるものではない。それをバンド名に持ってくるのは並ならぬ覚悟なのではなかろうか。とはいえ、この策謀の中心人物である別所英和は格段に特別なことを歌っているわけではない。だが、彼が本来持っているセンスはいい意味

I Am Very Far

Norah Jones の傑作「The Fall」に楽曲を提供したことでも話題を集めたソング・ライターWill Sheff率いるOKKERVIL RIVERの新作が登場。共同制作したRoky Ericksonのカムバック作がグラミー賞の“B

WEEKENDER

“週末”という言葉は、個人的には好ましくもあり、同時に憂鬱でもある言葉だ。俗に言う“サザエさん症候群”の影響なのか、完全燃焼しきれず、月曜日からの自分にエネルギーを残してしまう。しかし、理想とする姿は、日常とは一線を画した週末旅行者なのだ。

The Game

“ポップ・ミュージックとは人生を変えるものさ!”と叫びベルギーから華麗に登場したのは、約2年前の出来事。その言葉通り、ありったけの幸福感を呼び起こすカラフルなポップ・ワールドを繰り広げ、新人とは思えぬポップ・マイスターっぷりには驚かされた。

超電磁砲

神戸発の3ピース・バンド、シリカの2ndアルバム。「SPSPSP」では、“現実が取り巻いて 現状が取り巻いて 離れない”と言いながら必死に現実を振り切ろうとし、「携帯を折るにあたって」では、“繋がり”そのものをぶっ壊してみせる。携帯電話、タ

Colour Of The Trap

一日が終わりを迎え、始まりに切り替わる瞬間はいつだろう。夜明けは終わりでもあり、始まりでもある。Miles Kaneは、そんな時間や空間の連続性の中に自分自身を見出している。血が湧き踊るビートとタイトで熟成されたサウンドは、密度が濃い。時間

Flowers

自分の意志で未来を開拓することと、現在をありのまま受け止めることは同等に困難だ。どちらも形は違えど痛みを伴い、それは決して軽いものではない。lego big morlは、公式サイトから無料ダウンロード・リリースされる4thシングル『Flow

Something A La Mode

DAFT PUNKやJUSTICEを生んだフランスから新たなエレクトロの刺客が登場。エレクトロといっても、彼らは元々チェリスト、バイオリニストとして活動していて、このユニットは自ら体験したクラブ・カルチャーとクラシックを融合しようと始まった

白穴

改めてメンバークレジットを見るとすごいメンツだ。GO!GO!7188のユウ、椎名林檎やスネオヘアーやYUIなど数多くのアーティストのサポートを務めるイワイエイキチ、そしてTHE COLLECTORSの阿部耕作。2006年 4月にシングル『新

Blood / Candy

90年代のUSギター・ポップ/パワー・ポップを牽引してきたTHE POSIESの5年振りのニュー・アルバム。88年にデビュー、しかし98年に活動休止、そして05年に再結成と長いキャリアを持つ彼らは、他アーティストの支持率も絶大であるとともに

PARTY LINE

DAISHI DANCEの海外輸出名義プロジェクト“Limited Express”に、クラブ系ウェブサイト「CYBERJAPAN」のプロデューサーを始め多岐に渡る活動で知られるMITOMI TOKOTOが加わっての初音源!日本のクラブシー